シーズン8のエピソードは全部で24話。
各話の簡単なあらすじを一覧にまとめてみました。
まずはシーズン8のメインキャストをご紹介しますね。
【エピソード8・メインキャスト】
○デーヴィッド・ロッシ(ジョー・マンテーニャ)
○アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン)
○デレク・モーガン(シェーマ・ムーア)
○Dr.スペンサー・リード(マシュー・グレイ・ギュブラー)
○ジェニファー・ジェラウ(A.J.クック)
○Dr.アレックス・ブレイク(ジーン・トリプルボーン)
○ペネロープ・ガルシア(クリスティン・ヴァンガスネス)
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カッコ内の数字は、通算エピソード数です。
1(163) |
「沈黙の逃亡者」"The Silencer" |
2(164) |
「処刑同盟」"The Pact" |
3(165) |
「家族ゲーム」"Through the Looking Glass" |
4(166) |
「神コンプレックス」"God Complex" |
5(167) |
「鮮血の大地」"The Good Earth" |
6(168) |
「殺しの教室」"The Apprenticeship" |
7(169) |
「英雄との再会」"The Fallen" |
8(170) |
「スクールバス・ジャック」 "The Wheels on the Bus" |
9(171) |
「悪を聞き、悪を見る」"Magnificent Light" |
10(172) |
「人形遣い」"The Lesson" |
11(173) |
「転生」"Perennials" |
12(174) |
「ツークツワンク」"Zugzwang" |
13(175) |
「血の肖像」"Magnum Opus" |
14(176) |
「姉妹」"All That Remains" |
15(177) |
「622」"Broken" |
16(178) |
「レプリケーター」"Carbon Copy" |
17(179) |
「死小説」"The Gathering" |
18(180) |
「光と影」"Restoration" |
19(181) |
「タイムカプセル」"Pay It Forward" |
20(182) |
「錬金術」"Alchemy" |
21(183) |
「子守キラー」"Nanny Dearest" |
22(184) |
「夫婦の誓い」"#6" |
23(185) |
「ホッチナー兄弟」"Brothers Hotchner" |
24(186) |
「レプリケーターの正体」"The Replicator" |
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シーズン8は、シーズン7でBAUを去ったエミリー・プレンティスに代わって、アレックス・ブレイクが参加するところから始まります(第1話「沈黙の逃亡者」)。
アレックスは法言語学の専門家で、犯人が残したメッセージから犯人像を鮮やかに描き出していました。
アレックスはストラウスと以前炭疽菌事件の捜査をともにしたことがあるのですが、ストラウスは誤認逮捕をアレックスのせいにした過去が。
ストラウスはアレックスがBAUに参加した時、謝罪の言葉を述べますが、アレックスは「もう終わったこと」と、あっさりと受け流します。
アレックスは吹っ切れていたようですが、そうでない人物がいました。
それが、「レプリケーター」ことジョン・カーティス。
カーティスは、アレックスと共に炭疽菌事件の捜査を担当していましたが、誤認逮捕の罪をストラウスになすりつけられ、アレックスと共に降格、FBIニューヨーク局からカンザスシティへ左遷という屈辱を受けました。
自分は特別捜査官から捜査官になったうえ、左遷させられてしまった。
ストラウスはFBIの重要なポジションでのうのうとしているし、アレックスはBAUに参加することが決まった。
ストラウスとアレックスに対して個人的な恨みを持っていたカーティスは、やがてレプリケーターと化して、シーズンを通してBAUメンバーに近づいていきます。
第23話「ホッチナー兄弟」で、カーティスはホテルで睡眠中のストラウスの部屋に侵入、第24話「レプリケーターの正体」で、その姿を現します。
カーティスに毒入りのワインを強制的に飲まされたストラウスは、ホッチに見守られながら息を引き取りました。
シーズン8は、各メンバーのプライベートにスポットがあたっている部分が多かったです。
ロッシは、事件の捜査で訪れたサンタモニカで、ベトナム戦争時代の上司だったスコット軍曹と偶然再会します(第8話「英雄との再会」)。
ホームレスとなっていたスコット軍曹の姿に戸惑いを見せたロッシでしたが、スコットとともに、ホームレスを狙う犯人逮捕に貢献。
その後命の恩人ヘルナンデス上等兵のメダル授与式に参加し、ロッシは、帰還兵をサポートする組織での働き口を、スコットに用意したことを告げます。
また、ロッシはストラウスと恋愛関係にあったようです。
ストラウスの検視結果の報告を受けたり、ストラウスの遺児たちをなぐさめたりしていました。
そして最終話で、ストラウスが肌身離さず持っていたという断酒メダルを使うことで、レプリケーターを密室に閉じ込めることに成功しました。
シーズン8で、スペンサーに意中の女性がいることが発覚。
捜査中に電話ボックスから電話をかけていたのは、この女性と話すためでした(第4話「神コンプレックス」)。
その女性の名前は、メイヴということが、第10話「人形遣い」で明らかになります。
スペンサーとメイヴは今まで一度もあったことがなかったのですが、ようやくデートの約束をし、会うことになりました。
ところが、待ち合わせをしたレストランで、スペンサーはこちらの様子をうかがっている男性の姿に気が付きます。
メイヴは粘着質のストーカーにつきまとわれていたため、その男性がストーカーでは、と直感したスペンサーはメイヴに、「レストランには入らないように」と忠告、2人の対面は実現しませんでした。
のち第12話「ツークツワンク」で、その男性はストーカーではなく、メイヴの元婚約者だったことがわかりました。
その頃メイヴはストーカーに拉致されて行方不明に。
そして、プロファイリングを続けていくうちに、ストーカーは女性で、しかもメイヴの元婚約者の彼女、ダイアン・ターナーということがわかりました。
スペンサーは、メイヴを救うべく、ターナーに人質交換の交渉に臨みますが、スペンサーがメイヴに心を奪われていることを感じ取ったターナーは、メイヴを巻き込んで自殺。
メイヴと初めて会ったのが、彼女との永遠の別れになってしまいました。
メイヴを失ったスペンサーは喪失感に苦しみますが、ロッシに、「錬金術がなんでもない金属を黄金に変えるように、悪い夢も良いことに変えてしまえ」と励まされ、睡眠障害から抜け出そうとします。
ロッシからのアドバイスを受けた第20話「錬金術」で、スペンサーはメイヴと夢の中で対面、生前交わしたかったコナン・ドイルのことで会話を楽しみました。
休暇を利用し、ニューヨークに住むベスのもとにジャックとともに滞在していたホッチ。
ところが、疎遠だった弟のショーンから「事件に巻き込まれた」と電話がかかってきて、そのまま捜査をすることになりました。
ショーンが働いていたナイトクラブで、合成麻薬による過剰摂取で客が相次いで死亡したのですが、それはそのナイトクラブのオーナーに恨みを持っていたラリー・フェレティッチが、ワインに毒を盛っていたのでした。
事件はフェレティッチ逮捕で解決、ショーンは、ワインを横流ししたことや、パークスを殴ったことなどの余罪で警察に連行されることになります。
しかしその前に、ホッチと握手をして別れました。
モーガンのふるさとシカゴで、事件が発生しますが、それはかつての恩師、カール・ビューフォードが関係していました(第18話「光と影」)。
ビューフォードは、「疑惑のプロファイラー」の犯人として服役中ですが、今回の犯人は、モーガンと同じように、ビューフォードから虐待を受けていた可能性のある人物の可能性が高まったのです。
犯人を見つけるためにビューフォードと面会するモーガン。
ビューフォードから聞き出した被害者リストをきっかけに犯人が特定されますが、その後ビューフォードは囚人たちによって殺害されたことを知ります。
ケビンとガルシアの恋愛関係はすっかり終わってしまっていたのですが、なぜかケビンはガルシアの男性の影に嫉妬(第17話「死小説」)。
サムという、ウクレレのインストラクターの登場に、気が気でない様子のケビンでしたが、結局2人は「友達で」というところにおさまりました。
アレックスの夫ジェームズは、国境なき医師団のメンバーとして、世界を飛び回っていますが、アレックスと一緒の時間を取りたいということで、ハーバード大で講師のオファーを受けたことをアレックスに告げます(第22話「夫婦の誓い」)。
そして、アレックスにも大学で教鞭をとるよう働きかけるのですが、BAUでの仕事が面白くなってきたアレックスは、どうしようか迷います。
結局今の仕事を続けることに納得したアレックスは、事件解決後ジェームズに、「BAUに残る」ことを告げますが、ジェームズはアレックスの決断に理解を示してくれました。
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感情移入が半端ない!
ということで、迷わず1位に選びました。
ストーカーの存在や、メイヴとスペンサーの対面はどうなるんだろうと、初めからハラハラせずには見られない、スリリングな展開がいいです。
といっても、スペンサーの純愛が、こんなふうに終わってしまったのは、悲しすぎる!
シーズン8において、いや、クリマイ全エピソードにおいても見逃せないエピソードだと思います。
ロッシとスコットの、男の友情が感じられるエピソード。
ベトナム戦争時代のエピソードもよかったし、ホームレスとなってしまったけれど、男気があって実直な、スコットのキャラにも惹かれました。
スコットを何かと気にかけたり、復帰の糸口を見つけたりと、ロッシの世話焼きぶりも健在。
ロッシらしさが出ているエピソードですね~。
最終話といい勝負でしたが、やっぱりショーンが出ているということで、こちらのエピソードを3位にチョイス。
もう理由はそれだけです(笑)。