クリミナルマインド・シーズン10のエピソードは全部で23話です。
【エピソード10・メインキャスト】
○デーヴィッド・ロッシ(ジョー・マンテーニャ)
○アーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン)
○デレク・モーガン(シェーマ・ムーア)
○Dr.スペンサー・リード(マシュー・グレイ・ギュブラー)
○ジェニファー・ジェラウ(A.J.クック)
○ペネロープ・ガルシア(クリスティン・ヴァンガスネス)
○ケイト・キャラハン(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)
このページでは、
を紹介しています。
下に目次がありますので、知りたい項目をクリックすれば、すぐにその情報にアクセスできますよ。
それではクリミナルマインド10をサクッとお楽しみください!!
スポンサードリンク
カッコ内の数字は通算のエピソード数です。
1(211) |
「容疑者X」"X" |
2(212) |
「地獄めぐり」"Burn" |
3(213) |
「千の太陽」"A Thousand Suns" |
4(214) |
「不平のかゆみ」 "The itch" |
5(215) |
「箱の中のハロウィーン」"Boxed In" |
6(216) |
「ガラスの靴」"If the Shoe Fits" |
7(217) |
「ハッシュタグ」"Hashtag" |
8(218) |
「サドワース・プレイスの少年たち」"The Boys of Sudworth Place" |
9(219) |
「宿命のナイフ」"Fate" |
10(220) |
「アメリア・ポーター」"Amelia Porter" |
11(221) |
「永遠の人々」"The Forever People" |
12(222) |
「英雄の死」"Anonymous" |
13(223) |
「ギデオンの遺言」"Nelson's Sparrow" |
14(224) |
「ヒーロー崇拝」"Hero Worship" |
15(225) |
「過去からの叫び声」"Scream" |
16(226) |
「ロックダウン」"Lockdown" |
17(227) |
「禁断のプレイ」"Breath Play" |
18(228) |
「議員夫人の誘拐」"Rock Creek Park" |
19(229) |
「国外捜査」"Beyond Borders" |
20(230) |
「惨劇の食卓」"A Place at the Table" |
21(231) |
「かぎ爪の悪魔」"Mr. Scratch" |
22(232) |
「正義の人」"Protection" |
23(233) |
「人身売買」"The Hunt" |
スポンサードリンク
シーズン9でアレックス・ブレイクが去った後、BAUは新たなメンバーを探していましたが、そこに応募したのがケイト・キャラハン。
ホッチは面接に来たケイトを気に入ったらしく、メンバーに即決。
ケイトはすぐに他のメンバーと共に事件の捜査に参加しました(第1話「容疑者X」)。
事件は解決したものの、被害者が拉致された現場と発見された現場があまりにも離れすぎているため、「犯人は一人ではないのではないか」という疑問を持つケイト。
そこで秘密裏に捜査を進めていましたが、それが事件の黒幕の知られるところとなります。
黒幕は人身売買組織を運営するアレックス・ゾーゲン。
アレックスが運営する人身売買組織の顧客にはシリアルキラーも複数いて、スティーブン・パーケットもその一人でした。
アレックスは息子のカイルにメグの姪メグとマーケイラに近づくよう命令。
カイルはSNS上に「ボビー」と名乗り、偽のプロフィール画像を使って2人と交流を重ねました。
そしてついに3人は会う約束をしますが、1度目はケイトの夫クリスが偶然に同じ場所にいたことによって断念(「過去からの叫び声」)。
でも、アレックスらはついにメグとマーケイラを拉致することに成功(「正義の人」)。
その後マーケイラは脱出に成功しますが、メグはオークションでメグを競り落としたシリアルキラーに引き渡されてしまいます。
メグは危機一髪のところでモーガンらによって救出され、無事にケイトのもとに。
今回の事件をきっかけに、産まれてくる子供(「禁断のプレイ」でケイトがメンバーに報告)とメグのためにBAUを去る決心をしたケイトは、ホッチに辞表を提出しました(「人身売買」)。
「人身売買組織が絡む事件」がシーズン10中で一番大きなイベントでしたが、その他にも特筆すべきイベントいくつかあったのでご紹介します。
ギデオンは、BAU初期にメンバーとして活躍していたプロファイラー。
シーズン3でBAUを去ったギデオンですが、ホッチたちは住み慣れた山小屋で死亡しているギデオンと、哀しみの対面を果たしました(「ギデオンの遺言」)。
ギデオンを殺害したのは約40年前にロッシとギデオンが捜査していた未解決事件の犯人。
37年ぶりに事件を起こした犯人にいち早く気づいたギデオンは、単独で犯人を探していたのでした。
それに気づかれたため、犯人に殺されてしまったのですが、ホッチたちの執念の捜査が実を結び、犯人を突き止めることに成功。
最後犯人はロッシに射殺され、ギデオンの弔い合戦は幕を閉じました。
事件は解決したものの、スペンサーのギデオンを失ったショックは消えることがありませんでした。
ギデオンを失った哀しみと、ギデオンを忘れたくないという気持ちに悩まされるスペンサー。
気がついたらチェスを延々と続けているようなスペンサーの状態を見かねたロッシは、スペンサーのチェスの相手をします(「ヒーロー崇拝」)。
スペンサーの前のギデオンのチェスの相手はロッシだったのです。
シーズン10では、ロッシに娘がいたことがわかります(「宿命のナイフ」)。
ロッシの娘ジョイは、ロッシの2番めの奥さんとの間に生まれました。
ロッシは奥さんが身ごもってることを知らず別れを告げたため、今まで知らなかったんですね。
しかもジョイはイタリア人の旦那さんがいて、さらに息子も誕生していました。
これまでず~っと独り身だと思っていたロッシが、たった一つのエピソードで一気におじいちゃんになっていました(笑)
流産、仲間の裏切り、拉致、拷問という過去の経験から(シーズン9「200」)、JJは深刻なPTSDを発症していたことがわかります(「永遠の人々」)。
JJの苦しい状態を知ったスペンサーは、JJを拉致したアスカリについての資料を手渡します。
その資料に目を通したJJは、アスカリの幻想と対決。
過去にきっぱりと別れを告げました。
ガルシアには一人、気になっている死刑囚がいました。
その人物はグレッグ・ベイラー。
グレッグは、入院中のスペンサーを殺そうとして(シーズン9「天使と悪魔・後編」)逮捕され、死刑判決を受けて服役していたんですね。
ついにグレッグとの面会がかなったガルシアですが、死刑撤回を求めているガルシアと反対に、グレッグは「(死刑)執行を見届けて欲しい」と、最後のお願いをします。
初めは断ったガルシアですが、孤独なグレッグの気持ちを理解し、約束を果たします(「地獄めぐり」)。
クリミナルマインドのスピンオフ「国際捜査班」のメンバーが登場(「国外捜査」)。
バルバドスでアメリカ人一家が誘拐されますが、犯人はアメリカ国内でも事件を起こした人物と考えられたため、合同捜査をすることになったBAUと、ギャレット率いる国外捜査チーム。
バルバドスとアメリカ国内でそれぞれプロファイリングが行われますが、ホッチとギャレットたちによって犯人はアメリカ人を憎むオランダ人と判明します。
しかも移動手段に船を使ってるところまで突き止め、最後は無事に誘拐された家族を救出しました。
今後複数シーズンに渡ってBAUを苦しめるミスター・スクラッチことピーター・ルイスが登場します(「かぎ爪の悪魔」)。
ピーターを追い詰めたホッチは、危うくピーターに操られそうになりますが、強靭な精神力を持ってそれを防ぎました。
ピーターはあっさりと逮捕、ホッチに対して「俺の勝ち」と、捨てぜりふを残して…
スポンサードリンク
シーズン10はけっこう好きなエピソードが揃っていて、絞り切ることができませんでした。
ということで、今回はベスト5!
BAUのレジェンド、ギデオンが死亡するという衝撃的なエピソード!
あのギデオンを殺すなんて…
と、ショックはショックなのですが、エピソードの始めから終わりまで、ギデオンの魅力が散りばめられていて、見終わった後は感動だけが残るような仕上がりです!
ギデオンのキャラを思い出すことができたり、ロッシとコンビを組んでいた時代や息子につけた名前の秘話など、「ギデオン死ぬなら見たくない」と思っても見なきゃ損!
ギデオンファン、クリマイファンなら必見ですよ~。
ホッチたちの活躍というよりも、友人のスコットが亡くなり、葬儀をあげるロッシの話に惹かれました。
個人的にスコットのキャラが好きというのもありますが。
友人のスコットを海兵隊式の葬儀で送り出すシーンは、本当に感動モノ!
このシーンが本当に大好き大好き大好き、ということで第2位に選びました。
ちなみにこのエピソードはロッシ役のジョー・マンテーニャが監督を務めましたが、スコットと、演じたメシャック・テイラーに対するロッシ/マンテーニャの想いが伝わってきます。
ホッチと国外捜査チームの合同捜査が観れる、貴重なエピソード!
ホッチたちはもちろんですが、ギャレット率いる国外捜査チームのチームワークとプロファイリングが光ってました。
国外捜査チームのメンバーも、素敵な個性が集まってまとまりがあって、スピンオフを観るのが楽しみになるほど。
息を呑むほど美しいバルバドスの海も最高で、見どころ満載です♪
スペンサー役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督しましたが、彼らしい、奇妙な仕上がりになってるところが好きですね。
狡猾なピーター・ルイスは嫌いですけどね^^;
おばけが犯人?!
って、思わず信じてしまいそうになりますが、いつもと違うクリマイが楽しめます。
最後ホッチとピーターの対決は、エピソードの中でも一番好きかな。
ホッチやっぱりいいです!
「英雄の死」と同じく、このエピソードもサイドエピソードが好きということで選びました。
アルツハイマーを患っているヘイリーの父ロイと、ホッチのやりとりが最高に好き。
娘を失い、それが義理の息子(ホッチ)の仕事の延長線だったことから、ホッチを許せずにいるロイと、悪態にじっと耐えるホッチ。
それでも何か通じ合うものがあるのは、ヘイリーという最愛の人を失った哀しみを共有しているからかもしれません。
今はホッチのことを許せずにいるけど、アルツハイマーが進行したら…
というロイのセリフにはぐっと来てしまいました。
ホッチ役のトーマス・ギブソンと、ロイ役のエドワード・アズナーの演技力の高さを思う存分味わえる、感動的なエピソードです!