クリミナルマインド10第1話のあらすじと感想!

クリミナルマインド10_容疑者x

 

 

新メンバー・キャラハン捜査官を迎えた初エピソード!

 

被害者の身元がなかなかわからない
遺体を切り落とす犯人の意図がわからない
次は誰がターゲットにされるかわからない

 

 

わからないことだらけのこの事件、ホッチたちの挑戦に大注目よ!

 

 

 

クリミナル・マインドシーズン10第1話「容疑者X(X)」のあらすじと感想です。


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「容疑者X」のあらすじ

アレックス・ブレイクの去就を受けて人材を探しているBAU。

 

数ある志願者の中から、ホッチナーはケイト・キャラハン捜査官に注目、面接してすぐに採用を決定する。

 

 

 

キャラハンが加わったBAUの初仕事は、カリフォルニア州ベイカーフィールドで起きている連続殺人事件。

 

1ヶ月で3人の遺体が発見されたが、どれも胸部だけを残してあとは切断された状態だった。

 

アンサブは、「ベイカーフィールドの屠殺人」と呼ばれ自らのDNAを被害者に残しているにもかかわらず、特定までには至っていない。
また、遺体は胸部のみ発見されているだけで、被害者の誰ひとりとして身元の特定ができていなかった。

 

 

検死官の報告によると、被害者たちは切断されてから48時間は生存していたという。

 

ホッチナーたちはこれをアンサブの「拷問の儀式」と推測する。

 

 

3番めの女性被害者について、検死結果を聞くモーガンとリード。

 

女性の胃からは、他の被害者と同じく革の微粒子が見つかったことから、被害者たちは犯人に監禁されていた可能性が高まった。
そして、被害者の筋肉の発達やスポーツブラの痕が確認できたことから、被害者は日頃から体を鍛えていた人物像が浮かび上がる。

 

 

犯人に関しては

  • 犯人は手足を切断するときに止血して行っている
  • のこぎりではなくロングアングルブレードを使って切断している
  • 何の躊躇もなしに2番めと3番めの椎骨をきれいに切断している

 

という要素から、拷問するために被害者を生かし、屈強でメディカルトレーニングを受けた医学生、精肉業者、ハンターといった人物像が浮かび上がった。

 

 

リードは被害者には豊胸手術を受けた跡があり、アンサブはシリアルナンバーから身元が判明することを考え、インプラントを取り除いた痕跡を発見する。

 

 

 

3番めの被害者の遺体が発見された現場を訪れたロッシとケイト。

 

遺体が遺棄された状態から、犯人が後悔している可能性があり、本当にサディストかどうか疑問の余地があった。
また、単に遺棄しているのではなく、遺体をディスプレイし、さらに何度も現場に戻ってきてることを発見。

 

他の被害者たちが見つかった現場にも何か見落としている証拠がある可能性があり、CSIによる再検証の必要性を主張する。

 

 

 

ガルシアは胸部の重さやボディタイプから地元で行方不明になっている女性が、3番めの被害者であることを発見した。

 

 

女性の名前はKim Eakle(キム・イークル)。
最近カリフォルニアにきた独身女性だった。

 

未だ発見されない胸部以外の部位を犯人はトロフィー代わりに保管しているのではないか、と考えたホッチナーたちは、現場周辺でガレージを持ち、保存料を大量に買い込んでいる人物を探し始める。

 

 

 

ロッシとケイトが容疑者とみられる人物宅を訪問する。
そして、不審な動きを見せたFrank Cowles(フランク・コールズ)を逮捕、被害者のものとみられる足を押収した。

 

取り調べでコールズは、足はインターネットのチャットルームで知り合った人物から現金で購入、指定された場所に時間差で取りに行ったため、誰だか全くわからないという。

 

ホッチナーたちは、フランクやフランクの妻の話から、フランクは身体欠損性愛者で、犯人ではないと結論する。

 

そして、犯人のプロファイルを発表した。

 

  • 犯人は30~40代、独身の白人男性で人から孤立した場所に住んでいる。
  • 孤独を好むのは虐待の家庭で育った経験からと考えられる。
  • 被害者の体の一部を売るのは仕事を失い収入が途絶えたため。
  • 社交性に欠けた性格がハンターやブッチャーなど単調な仕事に向かわせ、これが解剖学に造詣することになったと考えられる
  • しかし、犯行の手際の良さから犯人は予想以上に知能が高いと考えられる。
  • 「ミルウォーキーの食人鬼」ことジェフリー・ダーマーのように狂気じみているが、死臭で遺体を長くキープできないことを他の殺人事件から学び、2,3日以内に胸部を遺棄するなど冷静さも持ち合わせている。
  • 犯行のきっかけとなったストレッサーはおそらく"愛する者からの強い拒絶"であろう。
  • 女性に声をかけても、そのぎこちなく攻撃的な様子から相手にされず、それが親密さを象徴する手足を切断するところに現れている。
  • 被害者は初めが男性で女性、女性と続いている。
  • 1番目と2番めの被害者の身元が判明しないので確定はできないが、2人は何かしら顔見知りだった可能性が考えられる。

 

 

犯人を特定するため、必死の捜査が続けられる中、ガルシアは遺体を取り扱うある施設を発見する。

 

さらに調べを進めると、容疑者とみられるある人物が浮かび上がってきた…

 

 

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「容疑者X」の感想

シーズン10の第1話を飾るにはどうだったでしょうか。

 

タイトルは「容疑者X」ですが、誰が犯人かわかりにくかったうえ、「X」はギリシア数字で「10」を意味するので、シーズン10の始まりのエピソードとして気合十分ですよね♪

 

しかも、ケイトは10人目志願者。

 

これでもか、とばかりに「10」をぶっこんできましたよね(笑)。

 

 

エピソードのはじめはキャラハン捜査官の活躍ばかりが気になってましたが、話が進むにつれて、古参メンバーたちのプロファイリングの展開にすっかりハマってしまいました^^

 

 

被害者の身元がわからない、あ、フランクが犯人かな?と思ったら違ってたオチ。
そして意外なところから判明する被害者や犯人の身元。

 

こういうギリギリまでわからない、という状態を上手に使ったエピソードでしたよね♪

 

 

犯人は、「冷酷で人の体を切断するのに躊躇しない孤独な人間」というキャラがよく出ていましたし、キャラハンのキャラが分かるような場面や、懐かしい名前も登場したりして、新しいシーズンの第1話としてはかなり楽しめました♪

 

 

メンバーにすぐ溶け込むケイト

今回のエピソードからBAUメンバーになったケイトですが、馴染むの早かったですよね!

 

インタビュー前にスペンサーとカラオケの話で盛り上がってましたし、ほんの数分のインタビューでBAUに即採用となりました。

 

捜査ではロッシとの息の合ったコンビぶりがよかったですし、ガルシアとは「可愛い動物の動画」話で盛り上がってましたし、事件解決後の機内の中ではJJと傷の見せあいっこ。

 

そこにモーガンが割り込んできて、雑談に加わりました。

 

 

ガルシアもスペンサーも、以前からケイトのことを知っていたということもあるけど、とても「今日から初めて」という感じじゃなかったですよね。

 

 

ケイトのキュートで親しみやすい外見もあったかもしれないです。

 

 

とにかく今後の展開が楽しみになってきました♪

 

 

ちなみに、ガルシアとケイトが盛り上がっていた動物の動画なんですが、実際にあるようですね。
かなさんのブログ「画面を見るなら脇からに」で紹介されていたので、その動画をご紹介します。

 

ケイトがガルシアにおすすめした動画(英語)

 

人になついているカバって珍しいですね(笑)。

 

 

ガルシアが好きな子象とダチョウの赤ちゃんの動画

 

心優しいガルシアが好きな動画って言うのがよくわかりますね。

 

 

犯人はキモいストーカー男だった

犯人は、フランクでもなく、マイヤーズ教授でもなく、クリスティン・ロックにつきまとっていたストーカーでした。

 

クリミナルマインド10第1話「容疑者X」あらすじと感想
出典

 

 

生まれた時に母を亡くし、統合失調症でアル中の父親に暴力を振るわれながら育てられたという過去を持ち、非社交的で孤独な成人となりました。

 

登場しても、しばらくしゃべりませんでしたよね。

 

初めは、嫉妬心からマイヤーズ教授とクリスティンを殺害しましたが、その後マイヤーズ教授のせいにして殺人を続行。
しかも、切り取った体の一部を販売するという暴挙に。

 

なんかひとつひとつ繋がりにくいな、話飛びすぎじゃね?
ってツッコミ入りますよね。

 

 

まあそれは置いといて。

 

冷酷な殺人犯ではありましたが、ひとつだけ欠点が!

 

それは、「孤独で誰からも優しくされていなかった」ところ。
それをうまく利用したアンジーは、策士でしたね~。

 

腕を切り取られて、腸が煮えくり返ったことでしょう。

 

アンジーの逃走がアジトの発見につながったわけですが、犯人にとってはそれが命取りとなりましたね。

 

 

懐かしい名前ばっかり!

今回のシーズンでは懐かしい名前がたくさんでてきました。

 

エミリー

エミリーは、シーズン7までBAUのメンバーとして活躍し、その後インターポールにその活躍の場を移しました。

 

エピソードはじめの方で、ブレイクの後誰になるのかメンバーたちで話している時、ガルシアが「エミリーは戻ってこない」と言いました。

 

みんながっかり。

 

はい、私もがっかり。

 

 

アンディ・スワン

キャラハンが属していたのは「終わりなき闘い」に登場した、アンディ・スワン率いる人身売買特捜班(別部署に所属していたとばっかり思ってたけどそうじゃなかったんですね)。

 

時々出てくるんですよね、この部署の名前。
アンディのキャラがとても好きなので、また登場してくれないかな、と密かに期待しています。

 

シーヴァ-

モーガンがケイトに、「アンディとシーヴァ-はどうしてる?」と声かけましたね。

 

始め「シーヴァ-って誰?」と思ったけど、そうでした、シーズン6でJJの代わりにBAUに所属していたあのシーバでしたね^^;

 

 

すっかり忘れてたけど懐かしい名前です。

 

 

ブレイク

まあそんなに懐かしいというわけではありませんが^^;

 

ホッチがケイトと面接を行ってる時に、ブレイクはボストンで教鞭をとっているとホッチが言いました。

 

 

The Benjamin(ザ・ベンジャミン)

エレベーターの中で、スペンサーがベンジャミンでカラオケを歌っていたケイトを覚えているというシーンがありましたよね。

 

このバーは今は閉店したけどロッシが懇意にしていたバーでした。

 

あのときのエピソードではBAUメンバーたち(ホッチとアレックスを除く)が、楽しそうに「ピアノマン」を歌っていたのが印象的でしたよね。

 

私はカラオケを歌っていた、あの真面目そうな紳士がまだ気になってますが(笑)。

 

 

ヘイリー

それから、ホッチがケイトと面接をしているシーンがありましたが、ホッチのオフィスに、ホッチ、ヘイリー、ジャックのスリーショットが飾られていました。

 

ヘイリーも懐かしいですよね。
ホッチはやっぱり忘れることができないんだなあ…

 

 

アメリカでの放送は2014年10月1日だった

第1話の放送は、初めは9月だったそうです。
それが10月にずれ込んで、放送されたのが10月1日。

 

狙ったわけでもなく、単に偶然だったそうですが、シーズン10第1話放送日としてはぴったりですよね(笑)

 

 

犯人のキャラモデル

何の躊躇もなく遺体を切断するという身の毛もよだつ用な犯人でしたが、これは実際にあった事件の犯人がモデルになっているようです。

 

その事件とは「キングズベリー・ランの屠殺者」。

 

1935年から38年にかけて、グリーンランド周辺で12人が惨殺されました。

 

 

遺体はすべて切断された状態で発見され、切断面はきれいだったことから精肉業者など肉を切る技術や知識に深い人物と考えられました。

 

 

残念ながら犯人の特定には至らず、今も未解決事件となってるんですね。

 

 

被害者の身元がほとんどわからない(2名しか判明していない)ことや、死体の切断が素人ではないことなど、共通点がありますよね、今回の犯人と。

 

 

でも今は科学技術も捜査技術も進歩していますし、エピソードでの事件は、未解決とはいかなかったようです。

 

 

 

今回の事件は序章?

事件解決後、ケイトはホッチに「アンジーが拉致された場所と、監禁された場所は、犯人が行動するには離れすぎてはいないか」という疑問を投げかけました。

 

アンジーはジョギング中に襲われて意識を失い、気がついたら監禁場所にいたということですが、パーケットが犯人ということは間違いないし、共犯者がいるとは考えられなかったので、それ以上の捜査は必要ないとホッチは判断しました。

 

 

ところが…

 

エピソードの最後で、アンジーと同じようにジョギングしていた女性が車で連れ去られ、ネット上に売りだされたというところで終わりましたよね!

 

まだ何かある?!

 

 

ということで、このシーンは忘れないようにしながら、次のエピソードにいってみたいですね。

 

 

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「容疑者X」キャスト

  • ダリル・クリッテンデン(Daryl Crittenden) マーク
  • エミリー・ダイクス(Emily Dykes) サンディ・コウルズ
  • エリック・フレンツル(Eric Frentzel) スティーヴン・パーケット
  • ケイティ・ヒルヤード(Katie Hilliard) アンジー・スタントン
  • リリー・マリエ(Lily Mariye) リー検視官
  • カー・スミス(Kerr Smith) フランク・コウルズ
  • ハイレイ・ソール(Hailey Sole) メグ・キャラハン
  • アル・ヴィチェンテ(Al Vicente) テッド・バンクス警部補
  • ヤコブ・ウェデル(Jakob Wedel) コリィ・コウルズ

「容疑者X」で引用された格言

ロッシ: "I remained too much inside my head, and ended up losing my mind." — Edgar Allan Poe
(「頭の中にたまり続けて、私は正気を失ってしまった」エドガー・アラン・ポー)

 

JJ: "Just because everything is different doesn't mean anything has changed." — Irene Peter
(「すべてが違うからといって、何かが変わったというわけではない」アイリーン・ピーター)

「容疑者X」で使用された曲

クリマイ挿入曲 ザ・スクリプト「イッツ・ノット・ライト・フォー・ユー」(It's Not Right for You by The Script)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ザ・スクリプト「ノー・グッド・イン・グッバイ」(No Good in Goodbye by The Script)

 

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