箱の中にいたのは、誘拐された少年!

クリミナルマインド10第5話箱の中のハロウィーン

 

 

クリマイ世莉が解説!
クリミナルマインド10第5話「箱の中のハロウィーン」。

 

クリマイお得意のハロウィーンエピソードをトーマス・ギブソンが監督!

 

 

誘拐された子供は、翌年のハロウィーン前日に発見されるという、不気味な事件!
子供を364日間監禁する、犯人の意図は?

 

 

ガルシアの友人マダムやトーマスの子どもたちが登場するなどサブキャラにも注目だよ♪

 

 

 

クリミナル・マインドシーズン10第5話「箱の中のハロウィーン(Boxed In)」のあらすじと感想です。


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「箱の中のハロウィーン」あらすじ

ハロウィンの前日。

 

サンディエゴの買い物客で賑わうパンプキン・パッチで、1年前のハロウィンに失踪した11歳のジョシュア・パーカー(Joshua Parker)が倒れているところを発見される。

 

ジョシュアは、ハロウィンの衣装を身につけており、ひどく衰弱していたが、声をかけた目撃者に向かって「No, let me out!(やめて、外に出して!)」と興奮した状態で叫んでいた。

 

話を聞いていたケイトは、ロサンゼルスでも似たような事件が発生したのを思い出す。

 

1年前のハロウィンの前日、トミー・ウィルコックス(Tommy Wilcox)という10歳の少年が、かなり衰弱した様子で発見されたのだった。

 

トミーも発見される1年前のハロウィンに行方不明になっており、発見された当日、搬送先の病院で死亡した。

 

しかし、トミーの事件では、ロドニー・タナー(Rodney Tanner)というペドフィリアが逮捕され、刑務所に服役中である。

 

 

ロドニーにはパートナーがいるか、またはコピーキャットの可能性が高まった。

 

 

 

移動中の機内の中で被害者の分析を進めるホッチナーたち。

 

トミーもジョシュアも白人の少年で、年齢が近い。
性的暴行は受けておらず、誘拐されてから解放されるまで364日という共通点があった。

 

リードは、トミーの死因が栄養失調であることと、筋肉が著しく衰退していることから、ずっと拘束されたまま監禁され続けていたのではと推測する。

 

 

ジョシュアが入院している病院を訪れたJJとリード。

 

担当医師によると、ジョシュアは運び込まれた当初、「外に出して!」と叫ぶなど、かなり取り乱していて、無理やり拘束するとさらに悪化したという。

 

更に医師は、「今は軽い脱水症状を起こしているものの容体は安定している。栄養状態は悪くなく、ビタミン剤を与えられていた可能性がある」と指摘。

 

そして、ジョシュアには、筋肉の衰弱、体中についた木くず、刺し傷、アザなど、トミーとほぼ同じ状態だったことがわかる。

 

 

このことからリードは、犯人は少年を自家製の大きめの木の箱に入れて監禁しているのでは、との見方を強めるのだった。

 

 

 

ロドニーと面会するモーガンとケイト。

 

ロドニーは自分がトミーを誘拐して解放したことを認めているが、ロドニーの態度や供述の曖昧さから、モーガンはロドニーは虚偽の自白をしていることを見破り
、パートナーはいないことを確信する。

 

 

 

ハロウィン前日で犯人が出没することを警戒していたホッチナーたちだったが、12歳のハンター・オルソンが姿を消してしまう。

 

ハンターは友人たちと一緒に生卵を投げていた時に何者かに連れ去られた。

 

トミーはハロウィンの日にトイレットペーパーを持ちだした。
ジョシュアは懲罰に値するような問題児。

 

 

犯人は「悪い子」をターゲットにして連れ去っていたのだった。

 

 

ホッチナーたちは犯人のプロファイリングを発表する。

 

  • アンサブは20代半ばから30代前半の白人男性。
  • ハロウィンにこだわっているのは、子供の頃に体験したトラウマ的なイベントからだろう。
  • 犯人は宗教に熱狂的な「原理主義的な自警団」タイプ。
  • 被害者を決まった期間拘束するという任務志向がある。
  • 被害者を解放するのは監禁してお仕置きをし、態度を改めさせるのが目的。
  • 犯人は崩壊した家庭で育ち、暴力や虐待を伴う、厳格なしつけを受けていたと考えられる。
  • 人間関係で問題を抱えがちで、誰かに拒否されたことが犯行の引き金になってる可能性がある。
  • 被害者を監禁するだけの場所を確保するほか働いたり食べたりする必要があり、おそらくトラックドライバーや警備員、配管工、配線業などブルカラーの仕事についているだろう。

 

 

引き続き捜査を進めているホッチナーたちのもとに、自分の身内が犯人ではないか、と女性が現れた…

 

 

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「箱の中のハロウィーン」感想

ハロウィンネタだけあって、不気味なエピソードでしたね!

 

毎回というわけではないけど、ハロウィーンをネタにしたエピソードはクリマイに定着しつつあるようです。

 

 

パンプキンパッチから始まるエピソード。
ここからすっとハロウィーンに引き込まれていきますよね~。

 

被害者を364日間監禁することが目的という今回の犯人。
なんなのそれ?と、理解に苦しむのですが、犯人のバックグラウンドを知ったら気の毒にもなりました。

 

毒親の影響は大きいですよね。

 

 

ハロウィーン自体次何が起こるかわからず、ドキドキする場面がけっこうたくさんありました。

 

ミーティング中に突然の停電!

 

BAUメンバーもブルッとしましたが、ハロウィーンだからなおさら不気味でした。

 

そして、3番めの被害者、ヘンリーが誘拐されるシーン。
ヘンリーが卵を投げつけた家主に見つからないように隠れた、あのしんと静まり返った瞬間が、一番ドキドキしました(;・∀・)

 

 

ところでヘンリーの母親がホッチたちに、「こんなところにいないで早くヘンリーを探しなさいよ!」と怒鳴りつけるシーンがありましたが、この母親のリアクションはすごくリアルに感じました。

 

「おいおい、その日は外出するな、ってホッチテレビで呼びかけてたでしょ?!」と、突っ込みたくなったのですが、事件に巻き込まれた時の被害者家族のリアクションも、プロファイリングされたキャラに合わせて設定しているのかな、と、妙に感心してしまいました。

 

 

このエピソードで特に印象に残ったのは、あの冒頭に出てきたマダムを除くと、家族の形はいろいろあるんだな、という場面ですね~。

 

  • ジャックのために激務の中、ハロウィーンの衣装を調達するホッチ
  • 息子の回復を祈るジョシュアの両親
  • 誘拐されるなど夢にも思わず、ごく普通の生活をしていたヘンリー一家
  • 一方で父親の厳格なしつけに耐え続けた犯人

 

犯人が育った家庭はなぜこんなに違うんだろう、と悲しくもなったのですが、このエピソードでは、対象的な親子関係が印象的でした。

 

でも、母親が救いでしたよね。
最後犯人と母親が抱き合うシーンは、不覚にも泣いてしまいました。

 

「愛」って大事だなあ、偉大だなあ。

 

 

あ、そうそうこのエピソードの監督はホッチことトーマス・ギブソンですが、トーマスはこの対象的な父と子の関係を意識して盛り込んだそうです。

 

狙いは当たったようですね!
少なくとも視聴者の一人、私には(笑)

 

 

暴力的だった父親の跡を受け継いだ犯人

「兄が犯人では…」と、ホッチたちの元を訪れたサンドラの証言がきっかけで判明した今回の犯人。

 

ジョン・デヴィッド・ビドウェル
クリミナルマインド10第5話の犯人
出典

 

 

ジョンについてサンドラは

  • 子供の頃兄によくクローゼットに閉じ込められた
  • 自分が10歳の時(ジョンは15歳)、犬や猫を殺したと笑いながら答えた
  • 妻や子どもたちに暴力を奮っている反面、毎週日曜日に教会に行く父親から厳しく育てられた

 

と、説明していました。

 

子供の頃から凶暴性はあったんだ。

 

ですが、ジョンの父親が悪の元凶でしたよね、やっぱり。

 

ハロウィンでジョンは他の家に卵を投げて警察沙汰になりましたが、そのことで激怒した父はなんとジョンをトランクに閉じ込めてしまいました。
それだけでなく、「来年のハロウィンまで出てくるな!」と、恫喝し続ける。

 

あ~、ジョン犯人確定、って思えるほどの過去。

 

もともと凶悪な気質を持っていたジョンですが、結婚寸前まで行った女性と破局したことが引き金となり、父親のように暴力で支配的になろうと決心。
犯罪者になりました。

 

悪いことをする少年を誘拐して地下に閉じ込め、父親と同じように暴力を奮っていたジョン。

 

 

犯行の方法が、自分がされたことを再現している点で、どれほど過去がジョンの心に突き刺さっているかがわかりますよね。

 

 

少年を誘拐して狭い地下に閉じ込め、暴力を振るうのは、父に対する激しい怒りを発散させたかったのかもしれませんね。

 

 

鬼畜な犯人ですが、母に対する愛が心の片隅にあったことが救いでした。
母親の説得で、ヘンリーの居場所を白状したジョン。

 

ジョンがやったことは許せませんが、完全に嫌いになれないのは、ここにあると思います。

 

 

マダム・ブーヴィエ最高!

マダム・ブーヴィエ

 

 

ガルシアの友人で、ホッチが探していたハロウィン衣装を見つけたマダム・ブーヴィエ、いいキャラしてましたよね?

 

久しぶりに強烈なサブキャラが登場して、かなり興奮しています(笑)

 

 

登場はほんのちょっとだったけど、その外見も中身も、インパクト強かったですね。

 

 

ガルシアの友人と聞いただけでくすっとなってしまうのですが、ホッチのことを集金の人と思ったり、ホッチの手を握って「今度手相見てあげる」と、誘って(?)みたり。

 

ホッチのタジタジさがおかしかったです(笑)

 

 

サスペンスドラマでこんなに笑ってしまうのってなかなか無いわ(笑)。

 

 

ホッチ監督作品にホッチ子供たちも参加!

ホッチの子供、というと誤解がありますね^^;
トーマスの子どもたちが参加しているんです。

 

トーマスには3人の子供がいますが、一番上のジェームズは、トーマスのそばで撮影の過程を観察。
長女のアガサはカメオ出演、そして次男のトラヴィスは、セリフ付きの役で出演してます!

 

こちらがトーマスの次男、トラヴィス君。

 

トーマス、お父さんの顔してますね!

 

隣りにいる男性は、子どもたちに卵と投げつけられた家の男性役の俳優さんかな?

 

 

ちなみにトラヴィス君、13歳だそうですよ。

 

かわいいですね♪

 

 

 

トラヴィス君が演じるのは、ヘンリーの友達、ジェイク役でヘンリーと待ち合わせをして生卵を投げる男の子のひとり、ジェイク。

 

トラヴィス・ギブソン1

 

 

トラヴィス・ギブソン2

 

 

 

その後、ヘンリーが誘拐された後、JJの質問に答えるシーンにも登場しています。

 

トラヴィス・ギブソン3

 

 

 

将来はお父さんと同じ道を進むのでしょうか。

 

 

楽しみです♪

 

 

アリエル・カストロ(Ariel Castro)

クリミナルマインド10第5話「箱の中のハロウィーン」あらすじと感想
出典

 

リードがプロファイリング中に事例を挙げたアリエル・カストロは、クリーブランド監禁事件の犯人。

 

カストロは2002年から2004年にかけて14~21歳の女性3人を誘拐、監禁し、継続的に暴行を加えていました。
また、女性が妊娠するたびにお腹を蹴って流産させてもいたのです。

 

 

監禁されていた一人の女性の叫び声をきっかけに3人共無事に救出されましたが、それが2013年のこと。
被害者たちはおよそ10年にわたって監禁生活を強いられていたわけなんですね。

 

ですが、現場となった自宅は被害者たちの自宅からわずか5キロほどしか離れていない住宅街だったこと、救出されるまでに何人かの住人によって被害者たちが目撃されていたこと、さらに、カストロ自身被害者を捜索するボランティアに加わっていたことなどから、この事件は社会に大きな衝撃を与えました。

 

 

カストロは977件の罪のうち937件で有罪となり、終身刑に加え禁固1000年を言い渡されました(どちらも仮釈放なし)。

 

判決を言い渡された約1ヶ月後、カストロは首をつって自らの命を絶ちました。

 

女性には長年苦痛を与えていたくせに、自分は1ヶ月も耐えられなかったようですね。
最低な人間です。

 

 

エピソードの最後にかかった曲は?

エピソードの最後にかかった曲、最高に良かったです!

 

ちょうどのタイミングでこの曲、クリマイうますぎる(笑)

 

ところでこの曲はTapsの"What Have I Done"。

 

静かに流れる優しい曲が特徴的ですが、歌詞を読むと、一人悩みを抱える孤独な叫びが切々と伝わってきて、今回の犯人にリンクします。

 

 

 

面白みがあり、心がほんわかする場面があり、切なさがこみ上げる場面ありと、いろいろ楽しむことができたので、私の好きなエピソードの一つになりました^^

 

 

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「箱の中のハロウィーン」キャスト

  • アンソン・バグリー(Anson Bagley) ジョシュア・パーカー
  • モリー・ベイカー(Molly Baker) ジェシカ・ブルックス
  • アンジャリ・バヒマニ(Anjali Bhimani) ラスゴトラ検視官
  • エフライム・バーンズ(Ephraim Burns) タイラー
  • ジョン・ヘンリー・カブラ(John Henry Cabula) ノーラン・アルバラード
  • クリント・カーマイケル(Clint Carmichael) サム・ビドウェル
  • ブリテン・ダルトン(Britain Dalton) ビリー・ホーキンス
  • ビリー・デック(Billy Dec) ポール・ロサド刑事
  • ブラッデン・フィッツジェラルド(Braden Fitzgerald) ハンター・オルソン
  • ディロン・フィッツジェラルド(Dillon Fitzgerald) パンプキンパッチにいた子供
  • ケリー・フィツジェラルド(Kelly Fitzgerald) ライラ・オルソン
  • トラヴィス・ギブソン(Travis Gibson) ジェイク・マッコーリー
  • ジョシュ・ハープ(Josh Harp) クリーピーガイ
  • テレンス・バーニー・ハインズ(Terence Bernie Hines) スタンレー・ホームズ
  • マイケル・ハイランド(Michael Hyland) フィル・オルソン
  • コーネリアス・ジョーンズ,ジュニア(Cornelius Jones, Jr.) マダム・ブーヴィエ
  • オースティン・ケーン(Austin Kane) 子供時代のジョン・デヴィッド・ビドウェル
  • ブレンダ・ケイト(Brenda Kate) パーカー夫人
  • ナターシャ・ケイ(Natasha Key) 警察官
  • アビゲイル・ゾーイ・ルイス(Abigail Zoe Lewis) 子供時代のサンドラ・ビドウェル
  • シャノン・ロランス(Shannon Lorance) サンドラ・ビドウェル
  • クリストファー・メイ(Christopher May) ロドニー・ターナー
  • ケイド・オーウェンス(Cade Owens) ジャック・ホッチナー
  • パメラ・リード(Pamela Reed) メアリー・ビドウェル
  • グレッグ・ローガン(Gregg Rogen) パーカー
  • タチアナ・スザレイ(Tatiana Szalay) アン・オルソン
  • J. ・マイケル・トラウトマン(J. Michael Trautmann) ジョン・デヴィッド・ビドウェル
  • フィリシア・ウィッサ(Phylicia Wissa) マージョリー

「箱の中のハロウィーン」で引用された格言

ホッチナー: "There is nothing funny about Halloween. This sarcastic festival reflects, rather, an infernal demand for revenge by children on the adult world." — Jean Baudrillard
(「ハロウィンはこっけいなところなどまったくない。この皮肉なお祭りは。大人の世界に復習したい子どもたちの非道な要求が反映されている」ジャン・ボードリヤール)

 

JJ: "Always kiss your children good night, even if they're already asleep." — H. Jackson Brown, Jr.
(「子どもたちにおやすみのキスは忘れずに。たとえ眠っていたとしても」H・ジャクソン・ブラウン・ジュニア)

 

2番めの格言は、仕事を終えて家に帰ったホッチが、カウチで寝てしまったジャックにキスをしたシーンで登場しました。
タップスの曲同様、どんぴしゃりのタイミングでしたよね!

「箱の中のハロウィーン」で使用された曲

クリマイ挿入曲 アル・ラーナー「ア・ウーマンズ・ラブ・イズ・ネバー・ダン」(A Woman's Love Is Never Done (feat. Connie Russell) by Al Lerner)

 

 

 

クリマイ挿入曲 イッチー「スプーキー・キッズ」(Spooky Kids by Itch)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ベアトゥース「キープ・ユア・アメリカン・ドリーム」(Keep Your American Dream by Beartooth)

 

 

 

クリマイ挿入曲 マイケル・グリム「アイ・ドント・ワント・トゥ・ビー・アローン」(I Don't Want to Be Alone by Michael Grimm)

 

 

 

クリマイ挿入曲 タップス「ワット・ハヴ・アイ・ダン」(What Have I Done by Taps)

 

 

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