女シリアルキラーの狙いは何?

クリミナルマインド10第9話宿命のナイフ

 

 

クリマイ世莉が解説!
クリミナルマインド10第9話「宿命のナイフ」。

 

スプリーに発展しそうな事件がヴァージニアで発生!

 

被害者はランダムか、それとも?

 

 

事件現場に残った不可解な犯人の行動が、ホッチたちの手によって「宿命のナイフ」の持ち主を暴く!

 

 

そして、ロッシを尾行する謎の女性の正体も明らかに!!

 

 

クリミナル・マインドシーズン10第9話「宿命のナイフ(Fate)」のあらすじと感想です。


スポンサードリンク

「宿命のナイフ」あらすじ

ヴァージニア州レストンで、3件の連続殺人事件が発生した。

 

1番目と2番めの被害者は男性で、3番めは女性だった。

 

何れの被害者も室内で発見されており、3番めの被害者ジェシカ・ランドール(Jessica Randall)は経営する美容院で殺害されたが、押し入った形跡はなかった。

 

被害者はみな刃物で刺されたとみられる無数の傷が残っており、過剰殺傷は明らかだった。

 

 

 

ジェシカの美容院を訪れたロッシとカラハン。

 

ロッシは、犯人が殺害された場所からジェシカを引きずるようにして移動させたことに注目。

 

力のある人間なら遺体を抱えるはずだが、犯人は力がなかったり、ケガをしている、または女性ではないかと指摘する。

 

 

カラハンは、被害者の服にナイフで刺した穿孔が見つからないことを発見。
犯人は被害者の服を着替えさせ、さらに洗濯機で洗っていたことがわかる。

 

男性が犯人なら服は洗わず処理するはず。
カラハンは犯人が女性だと確証するのであった。

 

 

 

生前のジェシカと最後に電話で話していたという友人から話を聞くホッチナー。

 

 

友人によると、ジェシカは誰にでもズケズケものを言う性格であることがわかった。
そして、スペンサーからの情報で、2番めの被害者もストレートにモノを言う性格だったことがわかる。

 

被害者は工具店、オートショップ、美容院と職業は別々だったが、サービス業で被害者の性格を考慮すると、犯人と何らかのトラブルが合った可能性がある。

 

 

 

検死結果の報告を聞くモーガンとJJは、犯人が遺体をきれいに洗っていることや、現場に犯人のものと見られる髪の毛が残されていたことから、「犯人は科学捜査撹乱ということは頭に無く、過去に精神病院などに入院したことがある人物ではないか」と予測する。

 

 

 

犯人の特徴が少しずつ明らかになってきているが犯人像にはまだまだ遠い。

 

そんな中、新たな殺人事件が発生する。

 

今回の被害者は男女のカップルで、女性の遺体だけが他の被害者同様、服を着せ直され、ベッドに寝かせられていた。

 

そして、現場には犯人のものとみられる髪の毛が今度は束になって残されていたのだった…

 

 

ホッチナーたちは犯人のプロファイリングを発表する。

 

  • アンサブは白人女性で年齢は40~50代で、間欠性爆発性障害に悩まされている。
  • 間欠性爆発性障害は、突然の衝動で強い怒りが出て、それを制御出来ない衝動制御障害のひとつで、通常トラウマ的なイベントがきっかけで起こり、怒りによる反動を伴う。
  • 理不尽な環境に置かれた時にかなり攻撃的で、怒りを爆発させた暴力的な行動に出る。
  • 今回の事件では、犯人はまず怒りを爆発させる。そして、怒りを一定期間募らせた後被害者に襲いかかっている。
  • このことから、おそらく殺害前に被害者と対立していた可能性がある。
  • 犯人は被害者を殺害後または殺害を考えた時、自分の髪の毛をむしる癖がある。これは抜毛症の症状で、ストレスから開放されるための行為。
  • 犯人は一見理性的だが外部との軋轢がきっかけで怒りを爆発させやすい。
  • 怒りと罪悪感という相対する感情に対し、自分の中に2人の異なる人格がいると感じているだろう。
  • おそらく犯人は精神病院などに入院歴があり、薬物治療をしていただろう。
  • しかし退院し、薬をやめ、怒りをントロール出来る環境から出たことが、殺人の動機となっている。
  • 殺人の衝動を分散させる理由はどこにもなく、ストレッサーに遭遇する度に殺人を重ねていくだろう。

 

 

犯人が入院していたと考えられるリハビリ施設について調べていたガルシアは、治療を終え、最近退院したある患者に注目する。

 

 

スポンサードリンク

「宿命のナイフ」感想

このエピソードを観る前に、ちょうどテレビで再放送してたシーズン4第20話「2人の殺人鬼」を観たばかりだったので、2人の犯人が被ってしまいました。

 

まあアダム(20話の犯人)の方は完全に虐待からくる多重人格者でしたが、今回の犯人の場合は事故が原因で、多重人格かどうかというのははっきりしませんが。

 

 

自分がもし何かの原因で怒りをコントロール出来ない人間になってしまったら…
そう考えたら運転するときは本当に気をつけよう、と身が引き締まりました(;・∀・)

 

 

今回のエピソードは、犯人が早い段階でわかってしまうんですよね。

 

ホッチたちのプロファイリングが答え合わせを見ていくような展開ですが、女性が犯人だ、という証拠がポロポロ出ながらの進展が面白かったです。

 

 

犯人が普通にしているというシーンはあまり出てこなかったのですが、怒りを爆発させ、手に負えないシーンはかなりムッと来るほど。
2面性を持つ犯人という難しい役どころをよく演じていた犯人役のティナ・ホームズの演技が光ってました。

 

 

それと今回のエピソードでもうひとつ大事な話はロッシでしたよね。

 

自分を尾行している人物にコーヒーを差し入れするほど余裕のロッシでしたが、素性を知ってびっくりぽんぽん!

 

私もびっくりしました(汗)

 

 

怒りの衝動が抑えられない犯人

事故で頭に怪我を負ってから、間欠性爆発性障害を抱えてしまった犯人。

 

エレン・コーネル
クリミナルマインド10第9話「宿命のナイフ」あらすじと感想
出典

 

怒りを抑えきれずに殺人を犯し、その後後悔の念に襲われる。

 

 

普通なら怒りは自分自身で抑えることができますが、事故が原因で頭を損傷したエレンはそれができない。
そして、犯行後は後悔の念が押し寄せてくる。

 

エレンの中に良心が残ってる分、これは辛いですよね。

 

 

でも、夫を手にかけた頃からエレンの怒りが完全制御不能に!
夫を殺した後、後悔の念も全く見られませんでしたし、夫の遺体よりも、カーペットについた血の方を気にしてたし、迷いもせずに娘を人質にしてアビーの家に向かうし。

 

もしかしたら事故以前の前に、凶暴性という爆弾を抱えていたとか?!
いや、怒りはみんな持ってるし、真の怒りというのは、こうなのかもしれないですね(汗)

 

 

アビーの家に向かったエレンは、車椅子のアビーに向かって、「お前に人生を滅茶苦茶にされた」と、自分の非を認めず。

 

 

事故の再現では、エレンが座席にある書類に目をやった瞬間に車がスリップしたので、エレンにも非があると思いますが。
それに、アビーの車に同乗していたハンナは命を落としています。

 

 

エレンは、良心がかき消されてしまうほど怒りに支配されてしまったのでしょうか。

 

 

そう思ったけど、エレンは最後で正気を取りましたね。

 

娘に突きつけていたナイフを落とし、涙を流すエレン。
そして、母に脅されたにもかかわらず、ナイフを落としたエレンに抱きついた娘の姿にジンと来てしまいました。

 

 

「自分は治療が必要だ」ということを認めて、周囲の理解を得て、治療に専念していたらどうだったんだろう。

 

負傷した頭の治療は難しいですね。

 

 

ロッシがおじいちゃんだったとは…(感涙)

今回のエピソードで、ロッシを尾行していた謎の若い女性。

 

ガルシアの情報によると、ジョイ・ストラザース(Joy Struthers)という
サンフランシスコの事件記者とのこと。

 

さらに彼女はゾディアック事件についての本を出版したものの、売れたのは385冊
って、ガルシアそこまで調べるし、そして本買うし、それも2冊!(だから387冊 笑)。

 

ロッシは「また俺のサイコ・ファンだ」なんて、うんざりした顔してましたが、娘さんだよ、あなたの! ワォ!!(゚∀゚屮)屮

 

 

ジョイの母親は、ロッシの2番めの奥さんのヘイデン・モンゴメリー。
当時ヘイデンは外交官としてパリに在中、ロッシはFBI入官前で、世界を知りたいと野望を持っていた時。

 

アメリカに戻るというロッシと、パリに仕事があったヘイデンは別れを決めますが、その時すでにヘイデンはジョイを身籠っていたんですね。

 

 

そうとは知らず30年来てしまったロッシ。

 

当時のロッシの判断に納得の行かなそうなジョイでしたが、ロッシ一生懸命自分の気持を伝えていましたよね。

 

さらに、ジョイにはイタリア人の旦那さんがいて、2歳になるカイという男の子がいるということを知ったロッシの嬉しそうな顔。

 

 

一人で暮らすのが一番気楽でいい、なんて言ってたロッシだけど、やっぱり家族がいるっていいですよね!
ロッシ、私も嬉しい!

 

 

最後ジョイとロッシが仲良くサンフランシスコに戻るシーン。

 

本当に良かったですよね!

 

 

ロッシ、お父さんかと思ったらそれ通り越しておじいちゃんにもなってた(笑)

 

 

衝動制御障害

「脳科学辞典」によると、「衝動制御障害」とは、

衝動制御障害とは、自分または他人に危害を与えるような行為をおこなう衝動に抵抗できない、自己制御の障害である。
引用

 

ということです。

 

エレンは、事故によって前頭葉にダメージを受けましたが、前頭葉の側面にある「前頭眼窩野」が、衝動を制御する領域なんですね。

 

 

犯人が抱えていた間欠性爆発性障害と抜毛症は、どちらも衝動制御障害に含まれます。

 

前者は爆発した怒りを抑えることができず他人や物を傷つけてしまいますし、後者は、毛を抜くことで精神的満足を得ようとするもの。

 

その他にも、盗みたい気持ちに負けて盗みをしてしまう「窃盗癖」放火したいという気持ちを抑えることができない「放火癖」という風に、衝動制御障害には危険な行動を伴うことが多いようです。

 

この障害は、犯罪にも繋がりそうですね。
快楽のために犯罪を犯すというのはまた違った動機ですが、制御できないという点では共通点があるかも。

 

この衝動制御障害は、精神的なものなので、心のケアが一番ですが、重度の場合は精神科で薬物治療が行われることもあります。
治療の前提は、本人が「自分は衝動性障害を持ってるんだ、治さなくては」と気づくことから。

 

今回の犯人もこの障害に苦しんでいましたよね。
でも、誰にも言わず、自分は大丈夫と問題から目をそらしていた。

 

治療は大事だなと思います。

 

 

スポンサードリンク

「宿命のナイフ」キャスト

  • クリスティアーノ・アルトゥナディアン(Christiano Altounian) マックス・コンネル
  • ナタリア・ベア(Natalia Bair) 空港の旅客
  • アリッサ・バルリック(Alyssa Baric) アビー・ベンソン
  • シャノン・マリエ・ブルック(Shannon Marie Bullock) ベンソン夫人
  • アンドリュー・バーリントン(Andrew Burlinson) マイケル・コンネル
  • アンジェリーク・キャブラル(Angelique Cabral) サラ・ライアン
  • ハンク・チェン(Hank Chen) チャンク・ロス
  • マルコ・ダッパー(Marco Dapper) グレッグ
  • エミリー・ダーム(Emily Dahm) ヘイデンの友人
  • ※シーズン9「66号線」では、サマンサの友人役で出演。
  • ジェフ・デントン(Jeff Denton) ノーウッド特別捜査官
  • マリッサ・グテーマン(Marisa Guterman) ジェシカ・ランドール
  • ティナ・ホームズ(Tina Holmes) エレン・コンネル
  • テレサ・ホワン(Teresa Huang) ワイス検視官
  • ※シーズン8「レプリケーターの正体」でも同役で出演。

  • パウレット・アイボリー(Paulette Ivory) 若い頃のヘイデン・モントゴメリー
  • アリ-・キンゼル(Alli Kinzel) エイミー・ダンウェル捜査官
  • シンシア・ミュレル(Cynthia Murell) リサ・マックマリー
  • アレクシス・ライチ(Alexis Raich) スカイ・コンネル
  • シャーン・シャルマ(Shaan Sharma) ブライアン・ジョーンズ(エレンの商談相手)
  • アンバー・スティーヴンス(Amber Stevens) ジョイ・ストラザース

「宿命のナイフ」で引用された格言

ロッシ: "Change is the law of life, and those who look only to the past or the present are certain to miss the future." — John F. Kennedy
(「変化は人生の法則。過去や現在だけを見ている者は確実に未来を失う」ジョン・F.・ケネディ)

 

ロッシ: "When it comes to life, we spin our own yarn, and where we end up is really, in fact, where we always intended to be." — Julia Glass
(「人生の糸とは自分の手で紡ぐもの。その糸が実際どこに行き着くか、それを決めるのは自分自身に他ならない」ジュリア・グラス)

「宿命のナイフ」で使用された曲

クリマイ挿入曲 レニー・マック・バンド「アント・ノーボディ・ホーム」(Ain't Nobody Home by Lenny Mack Band)

 

 

ロッシが車に乗っている時に聴いていた曲。
ノリがよくて、ドライブが楽しくなりそうですよね^^

 

ロッシと私、音楽の趣味が合うかもしれない♪

 

 

クリマイ挿入曲 カジャ・シーク「フォロー・ユー・ダウン」(Follow You Down by Cajsa Siik)

 

 

ロッシがジョイを探しているシーン。
飛行機飛ばないで、ロッシ見つけてくれ~><
という緊張感と切なさが加速しました。

 

 

クリマイ挿入曲 ジア「アイ・ワナ・ビー・ウェア・ユー・アー」(I Wanna Be Where You Are by Gia)

 

 

ロッシとジョイが一緒にサンフランシスコに行く時にかかっていた曲です。

 

 

どれも初めて聞く曲ばかりでしたが
シーンにぴったり合って、すごく感動しました(*´ェ`*)

 

  このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事も読まれています。