クリミナルマインド9第7話のあらすじと感想

クリミナルマインド 地獄の門番

 

クリマイ世莉が解説!「地獄の門番」

 

 

男性ばかりを狙う連続殺人事件がボストンで発生!

 

犯人の目的は何?
なんか奇妙さが漂う~。

 

そして捜査が進む度に明らかになる、犯人の異常性!

 

 

こ、これは…
マシュー・グレイ・ギュブラー監督作品だから?!

 

 

永久保存版ともいえるメンバーの貴重シーンも見逃せないよ~(笑)

 

 

クリミナル・マインドシーズン9 第7話「地獄の門番(Gatekeeper)」のあらすじと感想です。


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「地獄の門番」のあらすじ

ボストンで男性が殺害される事件が3件発生した。

 

3人共ワイヤーや釣り糸などで首を絞められて殺害された上、財布を奪われていた。

 

犯行は夜で、被害者はいない。

 

 

被害者はいずれも男性だが、年齢や人種はバラバラ。
しかも犯人とは面識がないと見られたが、絞殺という、面識のある相手によく使う殺害方法を使っていることに矛盾が残る。

 

 

財布は奪われているがその後カードが使われた形跡が無いため、犯人は物盗り目的ではないとの見方が強まった。

 

また、3人目の被害者、Scott Delfino(スコット・デルフィノ)は、友人と携帯で話している時に襲われていた。
犯人は待ち伏せしていたにも関わらず、電話を切るまで被害者を待てなかった行動から、犯人は使命感にかられて殺人を犯しているのではないか、とホッチナーたちは推測する。

 

 

 

ボストンに現地入りしたBAUメンバーたち。

 

リードとJJは、スコットが最後に会話したルームメイトから話を聞く。

 

スコットは、アシュレイという女性とバーで出会い、彼女のアパートに泊まったことを知るが、名前と「うさぎがすき」な事以外、彼女のことは知らなかった。

 

ボストンにあるFBIフィールドオフィスで捜査を進めていたアレックスは、スコットは周りから好かれるが女好きな面があり、他の被害者たちも、人気者である面と
性格的な欠点を持っていることで共通点があることを発見した。

 

 

 

新たな事件が発生する。

 

今回は他の事件と違い室内で発生、しかも被害者はJake Preston(ジェイク・プレストン)という高校生で、友人のColin Kirkland(コリン・カークランド)とビデオチャット中だった。

 

 

コリンから事情を聞くJJ。

 

コリンは、犯人の顔は見ていないものの、ジェイクは犯人を知っているようだということ、そして、フラッシュを見たということを覚えていた。

 

犯人は被害者を殺害して写真を撮っていたのだった。

 

 

 

ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。

 

  • 犯人は、相手は見られてることを知らないということにスリルを覚える、覗き見嗜好ののある凶悪な男性。
  • 通常窃視者は暴力的ではないが、犯人は使命感に駆られ、行動に出るタイプ。
  • この使命感を脅かすものは誰でもターゲットになる。十代の少年を躊躇せずに殺害しているのがその証拠。
  • 被害者の写真や身の回り品(財布や髪の毛など)を使って、ドキュメントを作成しているが、これは自分がしたことを記録するため。
  • 個人的なパラメーターを持っていて、相手がそれから外れるような欠点を持っていることを発見した場合、たとえそれが些細な事でも犯人にとっては許しがたいことになり、犯行を実行するきっかけになる。
  • 計画的で洗練された犯行の手口から、犯人は30代後半から40代と見られる。
  • 地理的プロファイリングから、遺体遺棄エリアは犯人のハンティングエリアでもある。
  • 犯人にとって相手に気付かれずに観察できることが必須であり、犯人の仕事は他人との接触が最小限なもので、相手に気づかれなく観察できるようなサービス業、管理人、整備員と考えられる。
  • 犯行の間隔が短くなっているのは何かデッドラインが迫っていると考えられ、犯人はますます凶暴化する可能性がある。

 

 

後日女性の遺体が発見されるが、残された携帯電話から、それはホッチナーたちが探していたアシュレイだったことがわかる…

 

 

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「地獄の門番」の感想

プロファイリングは、犯行現場や遺体の状況から、科学的に犯人の行動を分析していきますが、今回のエピソードは特にそれを感じることができて嬉しかったです。

 

 

たとえば財布を取る行為があって、そこからいろんな犯人の可能性を話し合っていくのは面白かったですね~。

 

 

犯人には同情する部分もありますが、やっぱり常軌を逸してますし、クリマイに登場する歴代のシリアルキラーの特徴を多く含んでいてキモかったです。

 

被害者の写真を撮ってアルバムに貼り付け、自分の血で写真の首をなぞるシーンが、エピソードのはじめに出てきましたが、異様さがとても出ていましたよね。
犯人の目の動きにもゾクッとさせられるものがありましたし。

 

 

今回のエピソードは、スペンサーことマシュー・グレイ・ギュブラーが監督したそうですが、レトロで気味の悪い雰囲気が今回はあまり出ていませんでしたね。

 

強いて言えば犯人がかけていた丸メガネが、ジョンレノンがかけていたのと似ているなあと思ったところでしょうか。
ロッシの元奥さんがリンゴ・スターの追っかけしてたっていう設定だったけど、犯人のメガネはそれつながりかななんて考えてしまいました。

 

 

欲を言うなら犯人はギリギリまで誰だかわからないほうが面白かった気もします。
でも、この犯人不気味で何考えてるかわからない部分があったので、「あ~あ」というがっかり感は少なかったですが。

 

 

 

そうそう今回はスペンサーが出産を助けたり、BAUメンバーがカラオケで歌ったりというお宝場面がでてきましたよね!

 

 

もしかしてマシューが「産婆やりたい!」って言ったのかな。
犯人に拷問されたり、脚撃たれたり、マジック見せたり、監禁されたり…

 

そして今回は産婆さん。

 

スペンサーは本当に、いろんなことに巻き込まれますね(苦笑)

 

 

いろんな意味で、とても貴重なエピソードとなりました♪

 

 

スペンサーが産婆さんに?!

産気づいてしまった臨月の被害者女性。

 

病院へ運ぶ時間もなくスペンサーが出産を手助けすることに。

 

 

え、スペンサー、大丈夫なの?場当たり的じゃないの?

 

 

JJが妊娠した時に万が一のことを考えて出産の流れを頭に入れていたんですね~、スペンサー。

 

すごいな、というか、意外、というか、なんかこれもスペンサーの魅力の一つになりそうですよね?!

 

 

ちなみにスペンサーによって取り上げられた子は「スペンサー」と名付けられたんですね。

 

 

将来BAUに入管してってストーリーがでたら嬉しいな(*´∀`*)

 

 

マンテーニャとリンゴ・スターは友達

キャロラインがリンゴ・スターの追っかけをしていた過去が紹介されましたが、実はジョー・マンテーニャとリンゴ・スターは、友達なんです。

 

シーズン8の最終話、「レプリケーターの正体」で、リンゴとのツーショットがロッシのデスクに飾られていました。

 

クリミナルマインド9 第7話「地獄の門番」のあらすじと感想
出典zimbio:

 

 

みんなのカラオケ、楽しそう~

ロッシが贔屓にしていたバーが閉店することに。

 

そこはロッシの元奥さんキャロライン(過去のエピソードに登場)と、初めてであった場所でもあり、特に思い入れのあるようです。

 

 

その閉店をBAUメンバーとともに惜しむロッシ。

 

 

最後はカラオケで締めますが、ロッシだけじゃなくてステージにはJJ、ガルシア、スペンサー、モーガンも上がり

 

「酔ってで歌ってるの??」と思うくらい、みんなノリノリでした。

 

 

さすが役者さんですよね~^^

 

 

ちなみにみんなが歌っていたのはビリー・ジョエルの「ピアノマン」。

 

イントロのピアノと、ハーモニカ、サビの部分が印象的ですね。

 

 

ロッシことジョー・マンテーニャは、昔バンドを組んでいたので、もう少しロッシの歌声がよく聞こえたらなと思ってしまったのですが、みんな楽しそうだったのでよしとしましょう~。

 

 

アレックスやホッチも歌えばよかったのにね^^

 

 

ところで、エピソードの冒頭、殺人現場からバーのシーンに切り替わった時、白髪の紳士が真面目にカラオケ歌っていました。
それまでの場面とまるっきり変わってしまったギャップに、ついくすっとなってしまいました(このおじさん、最後にもさり気なく登場してましたよね、歌ってなかったけど。バーの常連さんっていう設定かな 笑)。

 

これはマシューのアイデアなんだろうか。
だとしたら、すごくいいセンスしていますよね。

 

マシューが監督、というと、こんなふうにいろいろと予想を張り巡らしてしまうのは仕方ないですね~^^;

 

 

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「地獄の門番」キャスト

  • ブレント・ベイリー(Brent Bailey) スコット・デルフィノ
  • タラ・バック(Tara Buck) ハンナ・ジョンソン
  • アンジェラ・ブーロック(Angela Bullock) ヘレン
  • ノシール・ダラル(Noshir Dalal) ベン・ハリソン
  • ドミニク・デイヴィス(Dominique Davis) カラ
  • トロイ・ドハティ(Troy Doherty) コリン・カークランド
  • フランクリン・ファング(Franklin Fung) カラオケを歌っていたおじさん
  • ジュリアナ・ギル(Julianna Guill) アシュレイ・フラウディー
  • ジョーイ・ルーズマン(Joey Luthman) ジェイク・プレストン
  • ジャック・プロットニック(Jack Plotnick) タナー・ジョンソン-
  • レイ・ストーニー(Ray Stoney) ニック・ウイルソン
  • ジェニー・ストルービン(Jenny Strubin) ジャニス・カリコフ検視官

「地獄の門番」で引用された格言

ロッシ: "If passion drives you, let reason hold the reins." — Benjamin Franklin
(「情熱に突き動かされるのなら、理性に手綱を持たせなさい」ベンジャミン・フランクリン)

 

リード: "The most important thing that parents can teach their children is how to get along without them." — Frank Clark
(「親が子供に教えられる一番大切なことは、親なしでどう生きるかだ」フランク・クラーク)

「地獄の門番」で使用された曲

クリマイ挿入曲 フランク・シナトラ「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」(As Time Goes By by Frank Sinatra) (ドラマ内では、白髪紳士がカラオケで歌っていました)

 

 

 

クリマイ挿入曲 子守唄「ちっちゃなくも」(Itsy Bitsy Spider, a popular lullaby)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ビリー・ジョエル「ピアノマン」(Piano Man by Billy Joel(エピソードでは、BAUメンバーたちが歌っていました)

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