不可解で不気味な事件が発生!
被害者はロボトミー手術で生かされたまま見つかり、さらに目にカメラが内蔵されていた!!
犯人の目的は?
それからBAUに新セクションチーフが着任!
でもなんか、JJと親密…?
ひょっとして( ̄□ ̄;)?!
いろんな妄想が止まらない~。
クリミナル・マインドシーズン9 第4話「声なき目撃者(To Bear Witness)」のあらすじと感想です。
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メリーランド州バルティモア。
ある倉庫近くの路上で、意識不明の若い男性が発見された。
身元を証明するようなものを所持しておらず、手首には縛られた跡があり、目頭には刺されたような傷が残っていた。
さらにこの男性は、ロボトミー手術を受けていて、脳の損傷と右目の裏に異物が確認された。
ホッチナーたちは新たに就任したセクションチーフ、Mateo Cruz(マテオ・クルーズ)とともに現地に飛ぶ。
被害者の男性が搬送された病院を訪れたモーガン。
そこで男性から事情を聞こうとするが、脳の損傷で会話ができないうえ、男性は文字を書くことができず、情報収集は難航する。
一報男性が発見された現場を検証していたJJとロッシは、監禁されていた倉庫を発見。
現場に残されていた服などから、犯人は女性を拉致している可能性が高まった。
今回の事件と類似事件が無いかどうか調査していたガルシアは、インターポールのエミリー・プレンティスから、ドイツのベルリンで、似たような事件を発見したとの情報を得る。
事件の被害者男性は学生で、ロボトミー手術が施された跡があり、ハンドガンで頭を撃ち抜かれていたということだった。
瞬きで被害者男性から事情を聴いていたモーガンだったが、瞬きする被害者の目を詳しく観察した担当医が、小型カメラの存在を発見し、衝撃を受ける。
犯人は、被害者男性の目に内蔵した小型カメラから、こちらの動きを把握していたのだった。
「犯人がロボトミー手術という古い手法を使いつつ、小型カメラを埋め込んでいるのはなぜか」という疑問は残る中、ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
瞬きでの対話から、文字盤を使っての対話に切り替えたモーガンは、被害者男性の名前がサムであることを知る。
さらに、拉致されている女性の身元の割り出しを急ぐBAUメンバーを挑発するかのように、犯人は、サムの目に埋め込んだカメラの画像や、拉致している女性の目に埋め込んだカメラの画像をネットに投稿する。
さらに、自分自身の姿をカメラに登場させるなど、その行動はエスカレートしていくのであった…
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なんだか不気味なエピソードでしたね。
ロボトミー手術をしたり
目にカメラ?!
なんかもう意味分かんないですよね。
なんだ、この犯人は(;´Д`)
クリマイには、意味不明な犯人がたくさん出てきて、毎回のように驚かされますが、今回も意味不明でやっぱりびっくり!
犯人は途中から自分でカメラに登場しますが、ふてぶてしいというかもう早く捕まえて!!
っていうくらいイラッとするヤツでしたね。
本当に早く捕まえて欲しかったです。
ガルシアが犯人のネット接続を遮断しようとして、なかなかできないのにもけっこうじらされましたよね。
こんなふうに、始めは犯人の意図も動機も被害者と犯人のつながりもまったくわからず霧の中で、それが徐々にわかってくる、というようなストリー展開は意外性が多くて、予想外の展開になっていったので気持ちが結構振り回されました(;´・ω・)
でも、インターポールのエミリーの名前も出てきてかなり嬉しかったりして。
名前だけだけど。
インターポールを舞台にスピンオフになればいいのにな~、なんてまた妄想をしてしまいました^^;
エピソードの始まりはJJとクルーズが登場。
朝から2人で会ってるし、「こんなふうに会うべきじゃない」とか
なになになになに?
ひょっとして!?
と、ついつい疑いたくセリフが(;・∀・)
しかも、他のメンバーに2人が前から知り合いだってことも秘密にしてましたよね。
まさかクリマイに秘密にしなきゃいけないほどのロマンスが?!
と、つい妄想してしまいました(今回は妄想が多いかも^^;)
でも、最後の「あの事件から…」という会話で、ようやく「あ、ひょっとしたら仕事上の関係?」となりましたけど。
いや~、それまで「JJ、どうしちゃったの?!」て、ずっと気になって仕方なかったです^^;
言葉が話せないサムと、コミュニケーションを取り続けたモーガン。
モーガンの活躍がたくさん見ることができて、幸せでした♪
サムは話すことができなかったけど、その思いはナレーションで聞こえてきたので、こちらには伝わっていました。
そして、その思いに、モーガンが的確に対応したので、これは観ていてよかった。
そしてそして!
最後、サムとダナが病院で対面するシーンがありましたが、そのときもサムの心をちゃんと受け止めていましたよね。
このシーンにはジーンと来てしまったのですが、モーガンの目にもうっすらと涙らしきものが。
犯人には全くイラついたけど、そんな気持ちが、このシーンで玉砕されました!
エピソードの最初のほうで、アレックスとスペンサーがクロスワードパズルで盛り上がっていましたよね。
「眼球運動を追求することによって、どれだけ早く解けるか」って、スペンサーが調子よく解説しているところにやってきたロッシ。
「通」な話で盛り上がってる2人に向かって
「Happy Wednesday my nurds.(ハッピー水曜日、我がオタクたちよ)」
といったのには笑えました。
ロボトミー手術の方法について意見交換をしている時に、JJが名前を出したジェフリー・ダーマー。
ジェフリー・ダーマーは、実在したアメリカのシリアルキラーで、1978年から1991年にかけて17人の青少年を殺害。
ダーマーは、被害者を殺害した後行為におよんだだけでなく、さらに遺体を異常な方法で傷つけていました。
その一部は、ロバート・レスラー氏と、ダーマーの会話で、描写されているのでちょっとご紹介。
逮捕されたときに証拠はすでにあったため、ジェフリーは犯行を自白していた。レスラーは、彼の犯行を認めさせるのではなく、彼の行為の理由、犯行時の彼の精神状態についてを窺い知るヒントを探すことを考えた。ジェフリーは、レスラーからの質問で、被害者の肉体を、性行為の対象としての人間ではなく、性的な物体のように扱おうとすることも語っていた。レスラーは他にも、ジェフリーが被害者たちをどのように殺したかについても質問した。被害者の頭にドリルを使って生きたまま穴をあけ、その中に希塩酸を注入した行為について、ジェフリーは、被害者の知性を消し去り、体は生かしたままで自分の言うことを聞かせるゾンビにしようとしたと説明した。被害者の1人がジェフリーの元から逃げ出し、そこに警察官と遭遇したことで自分の部屋を見た際に、深く調べもせずに帰ったため、ジェフリーは殺すことに成功したことも語った。(引用)
聞いただけでオエッとなりますね。
今回の犯人がなんか霞んで見えてきました。
逮捕されたダーマーは1992年、終身刑を言い渡されました。
そして、服役中の1994年に、収容先の刑務所で黒人収容者によって撲殺されました。
ダーマーは、被害者をゾンビ化させてコントロールしようとして被害者の頭にドリルで穴を開け、希硝酸を注入したことがありましたが、エピソードの中ではそのことに触れているんですね。
また、スペンサーが言ったウォルター・フリーマン博士(1895年 - 1972年)とは、アメリカではじめてロボトミー手術を行った人物。
1936年に、うつ病の患者にロボトミー手術を施しましたが、エピソードの犯人のように、アイスピックと小槌を使ったということです。
そんな手術が公然と行われていたなんて聞くだけで恐ろしいですよね(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル
気になっていたBAUのセクションチーフも決まり、クルーズは現場慣れしていないながらも、一生懸命事件捜査に参加していましたよね。
最後は、犯人の父親がコネで犯人の引き渡しを求めてもそれに応じないなど、真面目な性格が出ていますが、どうなることやら。
どうしてもJJとの関係が気になって仕方ないです><
早く次のエピソード!
ですね(笑)
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モーガン: "Someone I loved once gave me a box full of darkness. It took me years to understand that this too was a gift." — Mary Oliver
(「愛する人がくれた、闇のつまった箱。それもまた、贈り物」メアリー・オリヴァー)
ホッチナー: "Death is not the greatest loss in life. The greatest loss is what dies inside of us while we live." — Norman Cousins
(「人生最大の損失は死ぬことではなく、生きているうちに心の中で何かが死ぬことだ」ノーマン・カズンズ)