シーズン9は2部構成のエピソードで幕開け!
舞台は猟奇的連続殺人事件が発生したアリゾナ!
遺体の放置方法が奇妙、さらに犯行動機がもっとキモい!
ホッチの身の振り方も気になるし、これは絶対に見逃せませんよ~。
え、本当にクリフハンガーで始まるの!?
本当です、観れば納得、意外な展開が「続く」になりますよ~♪
クリミナル・マインドシーズン9 第1話「インスピレーション-前編-(The Inspiration)」のあらすじと感想です。
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アリゾナ州グレンデールで3日間で2人の女性が殺害された。
被害者はどちらも20代前半、ブロンドの独身女性で、性的暴行を受けた跡があった。
さらに、銃で心臓を撃ち抜かれ、遺体は祈るような格好をして放置されていた。
ホッチナーたちが捜査のため現地入りしてすぐに、新たな遺体が発見された。
被害者の名前はEmma Coleman(エマ・コールマン)。
2人の被害者と違って、エマは既婚で髪の毛は茶色。
さらに犯人は、最初の2人の被害者のアクセサリーなどには手を触れることがなかったのに、エマの結婚指輪は指から外されて、遺体のそばに落ちていた。
検死官の検死結果を聞くホッチナーとアレックスは、エマの胃の中から人間の前歯とみられる歯が発見されたことを知る。
そして、他の2人の被害者の胃からは人間の頭蓋骨のかけらが出てきたのだった。
また新たな事件が発生する。
遺体はやはり祈るような格好で遺棄されていたが、被害者はダークカラーの髪の毛を持つ独身の女性だった。
リードは被害者の口の中から、他人の舌を発見する。
ホッチナーたちは遺体遺棄の状態やカニバリズムの特徴から、
といった犯人のプロファイリングを発表した。
しかしリードは、犯人は被害者に肉ではなく骨や歯も食べさせているため、今回の事件の犯人はカニバリズムとは違うのでは、という疑問を持つ。
そして後日検死の結果を見たリードは、犯人はカニバリズムではなくて、雌のカマキリが後尾の後、雄の頭を食べる習性を再現しているのではと推測する。
ホッチナーたちは犯人が被害者に食べさせた頭部が誰のものか、特定を急ぐのだった。
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エピソードの冒頭は、JJとモーガンが犯人を追っているのかな?
激しいカーチェイスをしているところから始まりましたよね。
「一体何が起きるの?!」
「どうなってるの?」
って、ドキドキシながら観ていた矢先に、大きなトラックがJJめがけて!
これは、エピソードの2日後に起こるという設定なのですが、あ~、びっくり。
意表を突かれたスリリングな展開に、クリマイ制作陣の、シーズン9に対する意気込みが伝わってくるようでした~。
エピソードの内容ですが、シーズン9、初めからハンガークリフ並みのオチで終わらせるなよ!
って、激しく突っ込みたくなるほどのエピソードでしたね。
シリアルキラーも心臓がドキドキするほどエグいキャラでしたし。
犯人は初めからわかるのですが、つまらない感まったくなし!
「一体こいつはなにをするんだろう」って、先が見えないからだったかもしれませんね。
雌のカマキリの習性とかって発想がもう、すごいを超えていますよね(;・∀・)
こんなふうに初めから心臓を鷲掴みにされてしまいましたが、BAUメンバーのおなじみの顔で、クリマイは今シーズンも健在!
おなじみのメンバーが、クウォンティコで顔を合わせたときは、ホッとしました。
シーズン9は安心して24話まで楽しめそうです~。
エピソードの最後の方で、ようやくカーチェイスの真相が出てきました。
逃走したウォレスを追いかける、モーガンとJJ。
ウォレスを見かけたと通報を受けた2人は、ウォレスが運転する車を追いかけます。
車ごと体当りしてウォレスの走行をストップしたモーガン。
そして、迫り来るトラックには、車をバックさせることで間一髪乗り切りました。
ふぅ~。
他のメンバーが私服で集まってきた中で、一人スーツ姿で仕事をしているホッチ。
ストラウスが亡くなったため、彼女の仕事も引き受けているようですね。
事件の捜査の一方でBAUメンバーが気になっているのが、ストラウスの後任にホッチがなるかどうかということ。
ホッチがセクションチーフになるということは…BAUをやめるということです!
え~( ̄□ ̄;)!!
BAUメンバーじゃないけど、私も嫌!!
ホッチの決断が気になりますよね。
ホッチはまだ結論を出していないということで、あ~、こっちも次のエピソードまでおあずけです…
ヘン、というわけじゃないけど、スペンサーの髪型がすごく気になりました。
刈り上げっぽくて。
いや、刈り上げですよね、後頭部は^^;
なんか、シーズンが新しくなって、「やるぞ!」って、意気込みが見えそうです。
スペンサーのプロファイリングカッコイイな~、と聞き惚れはするのですが、髪型についつい目が行ってしまって…
そのうち見慣れるでしょう~。
犯人が特定されて犯人が住んでいるアパートに急行したモーガン。
「FBI!ドアを開けろ!」と言いながらドアをバーン!
お決まりなんですが、やっぱりいいですね~(*´∀`*)
あ、そういえば、ホッチのドア蹴りもありましたよね。
他のエピソードでもホッチドア蹴るかな~、なんて楽しみになってきました^^
事件が解決(本当はしてないけど)し、クウォンティコに戻る機内でなにか腑に落ちない表情のモーガンとJJ。
なぜなら犯人を逮捕した2人は、逮捕前と後の犯人の行動が別人のように違っていたから(本当は別人だけど)でした。
その時にロッシとアレックスが、「態度が全く変わるシリアルキラーはいる」ということで例を挙げたのが、Richard Farley(リチャード・ファーレイ)とEdward Allaway(エドワード・アラウェイ)でした。
リチャード・ファーレイはアメリカのスプリーキラー。
1984年にESL社に入社したファーレイは、すぐに同僚のローラ・ブラックに好意を抱き、熱烈アプローチ開始。
しかしその恋は一方的で、ローラは断り続けます。
ファーレイの行動はストーカー行為に発展。
1986年、ローラはセクハラ行為を会社に訴え、ファーレイは会社を解雇され、1988年には裁判所から禁止令が下されます。
それでもブラックへの恋心は捨てきれず、1988年2月、解雇されたESL社に武装して乗り込み、手当たり次第に発泡していきました。
この事件で7人が命を落とし、ブラックもファーレイに撃たれますが、一命はとりとめました。
逮捕されたファーレイは、1992年死刑宣告を受けました。
一方のエドワード・アラウェイも、カリフォルニアで事件を起こしたスプリーキラー。
1976年7月12日、かつて守衛として働いていたカリフォルニア州立大学図書館に、22口径のセミオートマチックライフルを持って乗り込み、館内で発泡、7人を射殺し、2人が重傷を負いました。
日頃から職場の人間はポルノ映画を作成していて、自分の妻を主演させるのでは、という妄想を抱いていて、妻の離婚が引き金となって犯行に及んだようです。
妄想性人格障害と診断されたアラウェイは、アタスカデロ州立病院に収容されました。
このエピソードがクリフハンガーなのは、逮捕したのはウォレスじゃなかった、というオチ。
もう、「え~っ?!」ですよね。
こんなどんでん返しがあったとは。
真犯人と言い、ホッチの身の振り方と言い、次のエピソードがとても気になりますね。
次回もお楽しみに!
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※シーズン3「野心の果て」では、ドウェイン役で出演
ロッシ: "Who knows where inspiration comes from. Perhaps it arises from desperation. Perhaps it comes from the flukes of the universe, the kindness of the muses." — Amy Tan
(「ひらめきは何から生まれるかわからない。絶望から生まれるときもあれば、ミューズの慈悲によって、偶然生まれることもあるのかもしれない」エイミ・タン)
ホッチナー: Josh Billings once wrote, "There are two things in life for which we are never truly prepared: twins."
(ジョシュ・ビリングス「人生において、幾度となく驚かされるものが2つある。それは双子だ」)
ダーズ・ボッシュ「アズ・ロング・アズ・アイ・キャン・セイ」(As Long As I Can Say (RBN Edition) by Daas Bosh)
ギリアン・ウェルチ 「アロット」 (Alot by Gillian Welch)