シーズン9の最終話!
クリフハンガーじゃなくて良かったと最高にホッとするような終わり方だった前編。
真犯人にはめられたミルズ、そして凶弾に倒れたBAUメンバーの運命は?
その真犯人てどんな奴?!
気になることはたくさん!
驚きやドキドキはまだまだ続くよ、最後までお見逃しなく!
クリミナル・マインドシーズン9第24話「天使と悪魔(Demons)後編」のあらすじと感想です。
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ミルズとの激しい銃撃戦で撃たれたコールマン保安官は、死亡してしまう。
また、首に銃弾を受けたリードは、ブレイクの必死の呼びかけにもかかわらず意識を失っていった。
同じく銃弾を受けたモーガンだったが、弾は防弾ベストで止まり事なきを得た。
そして、逃げるミルズをJJと共に猛追し、再び激しい銃撃戦を繰り返すが、ミルズが射殺されて幕を閉じる。
集中治療を受けているリードを待合室で待つブレイクは、「(スペンサーじゃなくて)自分だったはず」と複雑な心境をJJに吐露する。
ホッチナーは銃撃戦が行われたダイナーには、3体の遺体があったが周りに血痕はなく、どこかで殺害されて運び込まれたことを指摘する。
しかし、ミルズの車には血痕が残っていなかったことから、何者かが運んだ可能性が高くなった。
リードと同じ病院で怪我の治療を受けていたモーガンは、JJらに初めの銃弾を発泡したのはミルズではないという見解を示す。
事実、モーガンが防弾ベストに受けた銃弾と、コールマンを撃った銃弾は違っていた。
さらにJJは、被害者たちがPool Hallに関係する人々であることを指摘する。
Pool Hallの関係者で生存すのはダイナ(Dinah)ひとり。
メンバーたちはダイナの身柄を拘束しようとするが、ダイナを見つけることはできなかった。
ダイナの自宅には、荷造りされた旅行かばんが残されたままだった。
JJは、その中からダイナと、息子らしき少年が一緒に写った写真を見つける。
ロッシたちが保安官事務所に戻ると、ダイナが拘束されたという報告が入る。
ダイナを連行したのはオーエン・マクレガー(Owen McGregor)保安官補。
マクレガーは、ルート13号線でダイナを発見したということだが、どうやってダイナがそこにいたのか、という点は濁されてしまった。
写真の少年がダイナの息子と確認しそこからディナの協力を得ようと取り調べていたJJだが、ベネット(Bennett)保安官補の姿を見たディナは態度を硬化。
それに気づいたホッチナーたちは、次第に保安官補たちと距離を置くようになる…
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シーズン9の最終話は、シーズン8のようなドラマちっくなエピソードでなく、プロファイリングを楽しめた話の展開で、本来の「クリミナルマインド」を楽しむことができすごく良かったです!
聖職者たちが犯罪にかかわっているエピソードですが、最後の最後までそうでしたね。
真犯人はなるほど、という人物でした。
う~ん、なんていうか、自分の立場を利用した、相当ヤなヤツでしたヽ(`Д´)ノプンプン
今シーズンの最終話はアクションシーンが多かったせいか、かなりスリルがありましたね。
ミルズ牧師との銃撃戦、けっこう長く続きましたよね。
いつ終わるんだろうってかなりドキドキ。
シリアルキラーは、最後を飾るにはちょっとキャラ不足?
な気もしたけど、人を操って陥れる巧妙さはなかなかでしたし、あまり不満には感じなかったです。
クリマイのシリアルキラーでインパクトあるといえば、個人的にはリーパー。
あれ以上、というとちょっときついですよね^^;
スペンサーも回復してよかったε-(´∀`*)ホッ
としたのもつかの間、回復してからも生命を脅かされる場面がありましたね!
最後の最後まで予想できない展開にすっかり魅了されてしまいました。
私の好きなエピソードに入ります♪
今回の黒幕は、保安官補のマクレガーでした。
前編から登場していましたが、制服着ていなかったので、素性がわかりませんでしたが、まさか、でしたね~。
入院しているスペンサーに近づいたときはもうドキドキドキドキで、本当に怖かった。
1ミリ1ミリスペンサーに近づくマクレガー。
「絶対にスペンサーを狙うシーンが出てくる!」
って、思ってたけど、その予想は全く裏切られてしまいました。
もし、マクレガーだったら100%しくじらなさそうなので、良かったですが。
保安官補たちがなんとなく非協力的で威圧的だな~、と思ってましたが、彼らもマクレガーとグルだったというのは、「悪魔」の面ををより一層印象づけますよね。
その仲間すら平気で消してしまうマクレガー。
自分の立場を利用し、悪行をカバー、さらに利益を守るために人を平気で殺していく。
まさに「冷酷非道」という言葉がぴったりなキャラでした。
今シーズンでBAUを去ったアレックス。
地味なキャラで、最後もそっと去って行きましたね。
エミリー・プレンティスの後ということでなおさら物足りなさを感じてしまったんですよね。
でも、アレックスが登場したシーズンをあとで観ると、1度観たときには感じなかった、良さを感じました。
きっと、古参のBAUメンバーが揃ってますし、エミリーの余韻が薄くなったというのもあるし、アレックスの安定したキャラに、安心感を抱くからかなと思います。
スペンサーが重傷を負って励ます時、アレックスは「イーサン」と呼びかけていてました。
「誰?」と思ったのですが、アレックスは息子を病気で亡くしてしまうという辛い過去があったんですね。
アレックス登場最後に、アレックスの過去かあ、と思いました。
前も言ったけど、もうちょっと優等生キャラを崩したら親しみあったんですけどなんかもったいない気がしますね。
アレックスを演じているジーン・トリプルホーンも役にはまっててカッコ良かっただけに、なんか残念です(;´Д`)
激しい銃撃戦で負傷し病院で手当を受けていたモーガン。
入院服着てたけど似合わなかったですね(;´・ω・)
やっぱりモーガンはいつものFBIエージェントルックが似合ってますよね。
本人も嫌そうでしたしね^^;
モーガン自身似合ってない、って思ってたかも。
スペンサーにずっと寄り添っていたガルシア。
意識が回復して真っ先に眼に入るようにと、ドクター・フーのフィギュアを用意したり、意識が戻った時にもジュースや好物のジェロージェリーを持ってきてくれたり。
相変わらず仲間思いの優しい人!
でも何よりもすごかったのは、ガルシアがスペンサーの命を守ったことですよね!
スペンサーじゃないけど、ガルシアがいなかったら…
本当に今回の話も違ったものになっていたでしょうね。
放心状態のガルシアに、スペンサーがお礼を言うこの場面、かなりジンと来てしまいました。
あ、ちなみにドクター・フー関連の話になりますが、この二人、シーズン7でSCI-FI-GATEにでかけた時ドクター・フーに登場するキャラのコスプレしてました。
今回のエピソードでは、縁の下の力持ち的な活躍が目立ったJJ。
ダイナの事情聴取で子供の存在を聞いたり、無事に保護したことをダイナに伝え、それがダイナの口を開くことになりました。
さらに、最後の銃撃戦では、トラックに思いっきり弾をぶち込み、阻止。
モーガンを狙ってる敵を仕留めるなど、アクティブでしたね~。
悪に対して、毅然と立ち向かうJJが素敵♪
ここぞ!
という時に力を発揮したのがホッチ。
ダイナを連れ出そうとした時、保安官補の一人がそれを阻止しようとしました。
JJの腕をぐいと掴んだ様子を見たホッチがすかさず、「連邦捜査妨害で逮捕するぞ」。
ピシッと決まりましたね♪
そして、最後はマクレガーと一騎打ちになり、仕留めました。
さすがリーダー!
締めはホッチがぴったりです♪
最後のシーンで、スペンサーの所持品の中から、コナン・ドイルの「ジョン・スミスの物語」ちらっと出てきましたね。
大事に持ってるって、スペンサーメイヴのことまだ忘れられないのかな、となんか切なくなってきました(/_;)
待合室でアレックスとJJの会話の中で、スペンサーが父親願望があることがわかりましたが、仲間入りすると「スペンサーのお父さんぶり、見てみたいね(笑)」
いろんなことがあったけど、スペンサーには幸せになってもらいたいです。
アレックスはスペンサーに別れを告げて去りましたが、ちょっとギデオンを彷彿とさせるものがありました。
ギデオンもスペンサーに手紙を残して去りましたからね。
アレックスはスペンサーのよい理解者になりそうな感じでしたが、寂しくなりますね。
シーズン9も終わり。
今回のシーズンはいかがでしたか?
それではまた、シーズン10でお会いしましょう~(^_^)/~
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リード: "When truth is buried, it grows. It chokes. It gathers such an explosive force that on the day it bursts out, it blows up everything with it." — Émile Zola
(「うずめられた真実は徐々に大きくなる。それは外に向かう力をどんどん貯め込み、ある日爆発するのだ。何もかもひっくるめて」エミール・ゾラ)
リード: "We must be willing to get rid of the life we planned so as to have the life that is waiting for us." — Joseph Campbell
(「計画どおりの人生をあきらめる覚悟を持て。この先に待つ人生を生きるために」ジョーゼフ・キャンベル)
アリシアキーズ「ウェア・ドゥー・ウィ・ゴー・フロム・ヒア」(Where Do We Go from Here by Alicia Keys)
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