タイムカプセルから出てきたのは、なんとミイラ化した首だった!
どうやってタイムカプセルに入れたの?
そして、最近発見された首無し遺体。
殺人事件は同一犯?!
ホッチナーたちの捜査でどんどん明らかになる事件の真相とは?
クリミナル・マインドシーズン8 第19話「タイムカプセル(Pay It Forward)」のあらすじと感想です。
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コロラド州ブロンソンスプリングスは、1988年「未来の町」を受賞し、その記念として裁判所前にタイムカプセルを埋めた。
そして2013年。
市民が見守る中、タイムカプセルが開られたが、中から切断された人間の首が転がり落ち、祝福ムードは一転する。
BAUはこの事件の捜査要請を受ける。
発見された首は、当時23歳のWade Burke(ウェード・バーク)と判明する。
そして、最近発見された首のない遺体との関連が指摘された。
2つの事件は25年間のブランクが空いており、同一犯による可能性と、コピーキャットによる可能性を抱えながら、ホッチナーたちは現地に向かった。
ロッシとリードは、1988年当時の市長に会いに行く。
そこで2人は、地方紙の編集者、Wanda Sullivan(ワンダ・サリバン)に出会う。
市長によると、ワンダは市民の品行方正のため、新聞に記録簿的な犯罪コラムを掲載していたという。
25年前に殺害されたウェードは学生で、最近遺体で発見されたCharlie Figg(チャーリー・フィグ)は、引退した元保安官代理だった。
どちらも何も問題のない人物と見られたが、ガルシアの調べで、ウェードは、在学中にひき逃げを含む6件の「公共の場での泥酔」という、略式起訴犯罪を犯していた。
しかし犯罪履歴は残されておらず、ウェードの父親がすべてもみ消していたことがわかる。
モーガンは、ウェードとチャーリーの首を切断した刃物は同一のものという検死結果をホッチナーに報告する。
3番目の殺人事件が発生するが、被害者はワンダだった。
ワンダは、ドラッグ反対推進者として活躍していたが、彼女の庭ではマリファナが栽培されていた。
さらに、チャーリーは、違法に「第2の家族」を持っていたことが判明する。
ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
4人目の被害者が遺体で発見された。
この被害者は他の被害者と違い、公私ともに問題はなかった。
しかし、より深く調べていくうちに、すべての被害者に関連性があることがわかり、捜査は急展開を見せる…
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タイムカプセルから首が…というのはかなりアイデアだと思いますが、話の展開はオーソドックスなクリマイの流れだったと思います。
面白くない、という意味じゃなくて、「クリマイだから」と、安定してしてみることが出来ました。
犯人登場がもう少し遅かったらいいのにな~、というところがちょっと残念だったかも。
でも、被害者たちは実は行儀が悪くという意外性、そして、被害者たちには意外な接点があった、というのは面白かったですね~。
犯人がなんで首を集めているのか、その目的は最後のほうでわかりますが
う、悪趣味(-_-;)
でしたね~…
そして最後ではもうひとつ、もしかしたらこの事件は起きなかったかも、ということがわかって「あ~あ…」という気持ちも出てきました。
とまあ残念なところもいくつかあったのですが、意外性のほうがそれを上回っていたので、最後まで楽しく、そしてドキドキしながら観ることが出来ました♪
今回の犯人は、次の殺人をするまで25年という冷却期間がありました。
普通シリアルキラーは、ここまで冷却期間は空きませんし、犯行を重ねるたびにどんどん短くなっていく傾向がありますよね。
でも、中には長期間冷却期間を空けたシリアルキラーもいます。
その例として
と、例が挙げられましたが
この中に一人、架空のシリアルキラーがいます。
誰でしょうか~?
クリマイをずっと見ていたらお分かりかと思いますが、架空の人物はシーズン1「蘇ったシリアルキラー」に登場したキーストーンキラーです^^
キーストーンキラーは、1986~1988に犯行を重ね、それから2006年までぷっつりと活動が途絶えました。
捜査に当初から関わっていたマックス・ライアン元FBI捜査官が登場して、キーストーンキラーを追っていたんですよね~。
う~、なつかしい~。
ギデオンも登場するしかなり好きなこのエピソード。
もう一回観たくなりました^^;
最後に、実在したシリアルキラーの冷却期間についてまとめてみました。
BTKにしろ、切り裂きジャックにしろ、ゾディアックキラーにしろ、みんな目立ちたがり屋のようですね。
あれだけ犯行を続けていたのに、ある日ぷっつりとやめるのは、どんな理由があるのでしょうか。
知りたいです。
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ロッシ: "A memory is what is left when something happens and does not completely unhappen." — Edward de Bono
(「記憶とは、何かが少なからず起きた時に残るもの」エドワード・デ・ボノ)
ホッチナー: "There is no present or future, only the past, happening over and over again, now." — Eugene O'Neill
(「現在も未来もない。あるのはただ過去だけ。それが今、何度も繰り返されているのだ」ユージン・オニール)
ドリュー・ホルコム・アンド・ザ・ネイバーズ「トゥモロー」(Tomorrow by Drew Holcomb & The Neighbors)