こんな指導やめて!

クリミナルマインド8 6話

出典

 

 

マイアミで発生した、連続殺人事件!

 

初めは犬、そして次は人間と、犯行の手口がエスカレート!!

 

そして、その裏には、「殺しを教えている」という、プロとアマチュアの2人組の可能性が。

 

 

BAUの正確なプロファイリングが事件解決に導く!

 

 

クリミナル・マインドシーズン8 第6話「殺しの教室(The Apprenticeship)」のあらすじと感想です。

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「殺しの教室」のあらすじ

マイアミ州フロリダで、23歳の娼婦Amanda Lopez(アマンダ・ロペス)の他殺体が路地で発見された。

 

ロペスは激しく殴られたあとがあり、頭にビニール袋をかぶされ、窒息死させられていた。

 

また、性的暴行の跡もあり、DNAが検出されたが、CODISデータベースにはないものだった。

 

 

1ヶ月前に同じくフロリダで、子犬の連続殺人事件が発生したが、DNAが一致したため、同一犯人の犯行と断定される。

 

 

 

地元の警察本部に到着したホッチナーとJJ。

 

ロペスの殺害現場と子犬の殺害現場を地図で確認していたホッチナーは、殺害現場近くに1本のバスルートが通っていることに気がつく。
自分の自宅から歩いていける距離でまず子犬たちを殺害し、その後バスを使ってロペスを襲った可能性が高くなった。

 

 

 

ロペスの検死の結果、犯人は小柄な人物であることがわかる。

 

さらに、子犬の殺害現場を訪れたモーガンとスペンサーは、そのロケーションから犯人は思春期を迎えた少年であると推測する。

 

 

 

新たな娼婦の他殺体が発見される。
今回は殺害現場と死体遺棄現場が違っている上、遺体には噛み跡が残されていて、追跡されないように注意を払っている点が、前回の犯行と異なっていた。

 

 

短い期間にここまで犯行の手口が進歩するとはとても考えられず、犯人は熟練の犯罪者と、若者のチームではないかと推測されたが、それが確信に変わったのは3番目の被害者の遺体が発見された時だった。

 

 

 

ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。

 

  • 犯人は2人組の白人で、一人はもう一人より年上。
  • 年上の方は30代後半から40代前半で、犯行に熟練さが見えることから、犯罪履歴があると考えられる。
  • 他の前科者と同じように、アウトサイダー的存在。  
  • 年上の犯人は、学校や教会、コミュニティセンターといった若者たちがうろつく場所で、若者たちと接する可能性がある。
  • 犯人たちの関係は師弟関係タイプで、年上は年下が一人前の殺人犯になるように犯行の手ほどきをしている。
  • こうした関係はまれだが、犯罪にスリルを味わいたいという欲望が、2人の共通点であり、関係を強化している。
  • もしかしたら親戚同士かもしれないし、血の繋がった父親と息子、兄弟、叔父と甥という可能性もある。
  • 例え血が繋がっていなかったとしても、2人の関係は、同じくらいの結びつきを持っている。
  • 若い方の犯人は、虚しさを埋めてくれるような父親のような存在が現れるのを期待している面があるだろう。
  • 2人の犯行ペースは途切れることがなく、犯行への欲求、プレーヤーとコーチとしての行動から、この2人はかなり危険であると言えるだろう。

 

 

事件が起きた周辺で、犯罪履歴のある少年を調べていたモーガンは、ある少年に目を留める。

 

そして、その少年の子犬事件当時の記憶から、事件は一気に急展開を見せる...

 

 

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「殺しの教室」の感想

ホッチたちの活躍は良かったけど、あんまり見たくないエピソードですね~。

 

女性を狙う快楽犯人という設定に嫌悪感がでてるのと、犯人役の2人が快楽犯を好演していたからかな、と思います。

 

 

事件の結末は意外でしたが、これで良かったかな、という思いで終わりました。

 

 

犯人ははじめから分かってしまうのですが、まさか2人組とは、というびっくりはありました。

 

犯行の描写も出てきますし、2人が師弟関係で結ばれているというのも見ていればわかるのですが、それと平行して、ホッチたちが的を得たプロファイリングをしていくのでそれはスカッとしましたね~。

 

 

まあ、ドラマですからこういう流れはあたりまえだと思うけど、やっぱりこのプロファイリングの過程って、このドラマの見どころですね^^

 

 

そういえば、犯人の一人、マシュー・リラードが演じていますが、この俳優さん、スクービー・ドゥーのシャギーの声を担当していたんですね!

 

マシュー・リラード
出典

 

 

それから実写版のシャギーも!

 

声がぜんぜん違うので全く気が付きませんでした^^;

 

さすが役者ですよね~。

 

まあでもドラマ観てる時にシャギーって気が付かなくてよかったかも(笑)

 

 

リラードの演技、これはちょっと見ものかもしれません~。

 

 

スペンサーが「思考」を捨てて「五感」で勝負!

FBIのソフトボールチームに所属しているモーガン。

 

エピソードの冒頭で、スペンサーにバッティングを教えているのですが、スペンサーは相変わらず理屈ばっかりこねて空振りばっかり。

 

見兼ねたモーガンが、「考えるな、感じるんだ!」と言うんですが、いつも考えているスペンサーには苦手だったみたいですね^^;

 

 

頭脳明晰だけどスポーツは...という、スペンサーのダメっぷりがチャーミングでした。

 

 

そして、事件が解決したあとソフトボールの試合があるのですが、スペンサーは急遽ピンチヒッターに!

 

 

空振りを連発しているスペンサーにモーガンが、「考えるな、感じるんだ!」と再びアドバイス。

 

 

そのアドバイスでスペンサーは再びヒットを狙いますが...

 

まあ、予想通りの結果でしたが、すごい嬉しかったですね~☆(人´Д`)

 

 

それから、ヒットをバンバン決めるモーガンがとってもかっこよかった!
これ見れただけでも幸せです、ってくらい(笑)

 

モーガンファンは必見の場面ですよ~♪

 

 

今回の犯人が師弟関係だったので、モーガンとスペンサーの間にも何か師弟関係を感じてしまったエピソードでしたが、こちらはめでたしめでたしでよかったです♪

 

 

「サイレンサー」のコピーキャット?

お祝いムードのスペンサーたちを盗み撮りしているシーンが最後の最後に登場して、テンションが一気に下がりましたね~_| ̄|○

 

 

サイレンサーのコピーキャット?
事件が解決してクウォンティコに戻る機内で、ホッチナーはある事件発生の報告を受けますが、被害者は殺害されて口を縫われていました。

 

まるで「サイレンサー」が再来したような手口。
でもサイレンサーはすでに死亡しています。

 

コピーキャットが?

 

何かある余韻が残ってちょっと不気味さが漂いました。

 

 

ジョン・アレン・モハメドとリー・ボイド・マルボ

犯人のプロファイルを発表している時に、師弟関係で結束した犯人たちの例として上げられたのが、ジョン・アレン・モハメドとリー・ボイド・マルボ(ジョン・リー・マルボ)。

 

【ジョン・アレン・モハメド】
ジョン・アレン・モハメド
出典

 

 

【リー・ボイド・マルボ】
リー・ボイド・マルボ
出典

 

 

この2人は2002年にメリーランド、ヴァージニア、ワシントンD.C.で起こった、連続狙撃事件の犯人です。

 

射撃が得意だったモハメドは、友人の息子で生活を共にしていたマルボに射撃を教えて、「アメリカを恐怖に陥れる」目的で無差別殺人を計画。

 

車のトランクに穴を開けてそこからライフルで被害者を狙撃、2月から10月にかけてわかっているだけでも25人を襲撃、16人が死亡、9人が負傷しました。

 

逮捕されたモハメドは死刑(2009年に死刑執行)、マルボは終身刑で現在も服役中です。

 

被害者は、スーパーの買い物客や、自宅で芝刈りをしているなど、ありふれた日常の延長線上で狙われました。

 

事件当時モハメドは41歳で、マルボは17歳。

 

車を改造してトランクに穴を開けて小柄なマルボがトランクから被害者を狙撃していたと聞いた時は、本当にぞっとしました。

 

誰もがターゲットになっていたし、まさかトランクの小さな穴から狙われてるなんて誰も想像しないですよね...

 

 

この2人の逮捕もちょっとした偶然からようやく、だったので、本当に捕まった時はほっとしました。

 

2度と起きてほしくないような事件です。

 

 

 

事件は解決しましたが、ホッチたちにつきまとう謎の影の存在があり、それが登場するこのエピソードは見逃せないですね~。

 

シーズン8はエピソード1から順に観ないとこんがらがりそうですね...

 

 

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「殺しの教室」キャスト

  • メカイ・アンダーソン(Mekhai Andersen) ヘンリー・ラモンテーン
  • シーラ・スコット・アストロフ(Shira Scott Astroff) ホリー・リジオ
  • マイケル・ブロデリック(Michael Broderick) シークレット・サービスの選手
  • ベロニカ・ディアス=カランザ(Veronica Diaz-Carranza) アマンダ・ロペス
  • ヘクター・ヒューゴ(Hector Hugo) サム・オグルヴィエ刑事
  • シャーリー・ジョーダン(Shirley Jordan) ローサ・エスコベド医師
  • エイトラ・ケネディ(Eitra Kennedy) ホセ・アグイダ
  • ナンシー・ラ・スカラ(Nancy La Scala) クレア・ホワイトウッド
  • マシュー・リラード(Matthew Lillard) デヴィッド・ロイ・ターナー
  • マリナ・リオン(Marina Lyon) ショーナ・ラドフォード
  • ケイド・オーウェンス(Cade Owens) ジャック・ホッチナー
  • チャック・ピアース(Chuck Pierce) アンパイア
  • ハリソン・トーマス(Harrison Thomas) トビー・ホワイトウッド

「殺しの教室」で引用された格言

モーガン: "Better than a thousand days of diligent study, is one day with a great teacher." — Japanese proverb
(「独学で千日学ぶより、一日よき指導者につけ」日本のことわざ)

 

リード: "The greatest good you can do for another, is not just to share your own riches, but to reveal to him, his own." — Benjamin Disraeli
(「他人のためにできる最高のことは、自分の財産を分け与えることではなく、相手の持つ財産に気づかせること」ベンジャミン・ディズレール)

「殺しの教室」で使用された曲

クリマイ挿入曲 パーペチュアル・オッド・アンド・ゴーストマンMC「トゥルーシャ」(Trucha by Perpetual Odd & Ghostman MC)

 

 

 

クリマイ挿入曲  スワン/オールマイティ・ラブ・ノイズ「ブラック・イズ・ザ・カラー・オブ・マイ・ガン」(Black Is The Color Of My Gun  by Swan/Almighty Love Noise)

 

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