「ツークツワンク」はまだ終わっていなかった!
今回の捜査はBAUメンバーににじりよる、不気味な存在のレプリケーターの正体を突き止めること!
すでに3件の模倣事件を起こしてるレプリケーター。
え、またもう1件発生!?
レプリケーターのプロファイリングは終わった、そしてとうとう容疑者逮捕!
レプリケーター本人かどうか、それはエピソードを観て確認してちょうだい!!
クリミナル・マインドシーズン8 第16話「レプリケーター(Carbon Copy)」のあらすじと感想です。
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BAUオフィスで談笑していたJJのもとに花束が届く。
メッセージカードの「ZUGZWANG(ツークツワンク)」の文字を見たリードは、メイヴに電話をかけた時に受話器から聞こえてきたのはメイヴを殺害した犯人ではなく、、BAUメンバーのストーカー、レプリケーターということに気づく。
花束は盗まれたクレジットカードで支払われており、誰が花束を買ったところまで突き止めることができなかった。
レプリケーターの犯行とみられる殺人事件が発生したフィラデルフィアへ向かうホッチナーたち。
被害者は、サンフランシスコで発生したブライアン・ヒューによる連続殺人事件のように、血が抜かれまぶたが切り取られていた。
移動中に2番めの被害者の遺体が見つかったという報告を受ける。
さらに、地元警察と共同で、犯人の捜査にあたっていたホッチナーたちは、新たな被害者の遺体を発見する。
今回の被害者も、他の被害者と同じように血を抜かれまぶたを切り取られていたが、遺体の上にはホッチナーの写真が置かれていた。
明らかにBAUメンバーをターゲットにした犯行に、ストラウスはホッチナーたちに捜査から手を引くよう提案するが、ロッシをはじめ他のメンバーは捜査の続行を主張する。
ガルシアの調べで、3人の被害者は、皆看護師の経験があるという共通点を見つける。
さらにロッシは、15年前にピッツバーグで発生した看護師連続殺人事件のケースを思い出し、その犯人、Jack Lee Kemper(ジャック・リー・ケンパー)が処刑された5ヶ月前と、「サイレンサーコピーキャット事件」が発生した時期が同じであることに気がつく。
ホッチナーたちはレプリケーターのプロファイルを発表する。
ロッシは、15年前の看護師連続殺人事件で、ケンパーの他に、容疑者とみられる男が一時拘束されていたことを思い出す。
ホッチナーたちは容疑者だった拘束するが、取り調べを進めていくうちに、プロファイリングで描いたレプリケーターとのズレを感じていく...
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レプリケーターの手強さをアピールするためのエピソードかなッて思わせられるほど、なんか手の込んだ内容でした。
「とうとうレプリケーターが正体を表すのかな?!」というドキドキは見事に裏切られましたし、「拘束された容疑者と、レプリケーターって関係あるの?!どこで繋がってるの?!」なんて、思わずツッコミを入れてしまいたくなるストーリーの展開は面白かったです。
フィラデルフィアで起きた連続殺人事件と、15年前の事件の関連性も話を複雑にしていて、ますます「レプリケーターって誰??」ってなりました。
ストラウスもレプリケーターの捜査に口を出すのですが、相変わらずチクチクしてて「はっ、やっぱりストラウス┐(´д`)┌ヤレヤレ」でしたね~。
まあその相変わらずさがよかったりして(笑)
エピソードの最後、レプリケーターを捕まえようとホッチたちが潜入した部屋の壁には、BAUメンバーたちの写真が壁紙が見えないくらいに貼られていましたが、「エピソードの撮影終わったら1枚欲しいな~」なんて怖さを忘れて思ってしまいました(笑)
今回でレプリケーターのコピーは4件目。
どの事件をコピーしたのか、まとめてみました。
あ~、なんかサイレンサーとか言われると、かなり昔のことのように感じますが、時間がたつのは早いですね^^;
ここまで忠実に犯罪を再現するにはかなり情報を集めないとできなそうですが、それができるレプリケーターはやっぱり強力なストーカーですよね(;´Д`)
これからもまたレプリケーターの正体を追う日が続きそうです...
ところで、このエピソードの題名にもなっている「レプリケーター」ですが、どんな意味があるのでしょうか。
英辞郎 on the webには、「replicator(レプリケーター)」とは、「自己複製子」「遺伝において自らの複製をつくる分子」とあります。
ホッチたちのストーカー、レプリケーターは、ホッチたちが捕まえた犯人の犯行を忠実に再現してますが、「レプリケーター」の意味を知ると、DNAレベルで再現しようとしてるのかな、というニュアンスが漂ってゾッとしますね。
ちなみに、「スタートレック」には、「レプリケーター」という架空の装置が登場しています。
この装置は、分子レベルで全く同じものを複製するということですが、クリマイのレプリケーターもホント、そんな装置のような存在ですよね…
容疑者として拘束されたドニー。
ドニーは、15年前に発生した、連続看護師殺人事件の容疑者だった人物ですが、後に誤認逮捕だったことがわかり釈放されました。
当時事件を指揮していたのがギデオンだったことが、ロッシの口から明らかになりましたね。
ギデオン。
ああ、なつかしい。
今回ドニーとレプリケーターそれぞれが事件を起こしていたのかなと思っていましたが、ドニーは今回の看護師殺人事件を引き起こしていたものの、レプリケーターに操られていただけだったんですよね。
というふうに、ドニーには、レプリケーターと共通する点が多く、それがレプリケーターにとっては都合が良かったのかもしれません。
にしても、ドニーはなにか弱みを握られていたのでしょうか。
お金を受け取っていたのか、それとも娘の身の危険を脅されていたのか。
そうじゃなきゃ自殺なんて選ばないし、今回の事件も引き起こしたのかどうかもわかりませんよね。
もう少しここを描写してほしかったかな。
検視官から被害者の検死結果の報告を受けるアレックス、ロッシ、そして…
ホッチ!?
これ珍しくないですか?
ホッチが検視結果の報告に立ち会ってるのって、記憶にある限りでは初めてだと思います!
しかも、通常は、検視結果の報告を聞くのはBAUメンバー2人だけど、今回は3人。
ということで、このシーンは、とても貴重なスリーショットになりました♪
フィラデルフィアへ向かう途中で、ロッシが引き合いに出したRandall Garner(ランドール・ガーナー)懐かしい名前ですね~。
ガーナーは、シーズン1と2「地獄からの挑戦状」の犯人ですね。
ガーナーもレプリケーターと同じく、BAUメンバーをターゲットに犯行を重ねていました。
そういえばガーナーも、BAUメンバーの行動をよく把握してましたよね。
レプリケーターの正体はまだまだ謎に包まれていますが、来週はどんなエピソードが待っているのでしょうか。
楽しみですね~♪
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ロッシ: "Imitation is the sincerest form of flattery." — Charles Caleb Colton
(「模倣とは、最も偽りのないへつらいである」チャールズ・ケイレブ・コルトン)
トニー・ベネット「ジャスト・イン・タイム」(Just in Time by Tony Bennett)