シーズン4「ソウルメイト」での名セリフ
今回ご紹介するのは、ロッシの名言!
と言ってもいいくらいの、強烈なジョーク。
クリミナルマインド シーズン4第12話、「ソウルメイト」で、飛び出しました。
ロッシのセンスが凝縮されたようなこのセリフは、1度聞いてすっかり気に入ってしまいまったんですよね~。
ロッシは本当に会話のセンスがずば抜けてますね~。
それではどんなふうに名セリフが飛び出したのか見てみましょう~。
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名セリフがでた背景
事件の容疑者として逮捕されたウィリアムは、事件についてなかなか口を割ろうとせず、しかもしっぽをなかなか出さない。
ですがその後、ウィリアムは暗号化されたリンクを使わなければたどり着けないシークレットブログにアクセスしていたことが判明しました。
そのブログの書き込みを読んだスペンサーは、文章をプロファイリングし始めるんですね。
書き込みの言葉遣いから
- 書き込んでいる人物は2人
- 一人はオハイオ州出身
- もう一人は地元フロリダの人間
とまでプロファイリングしました。
それが事件解決に大きく動き出すきっかけとなったのですが、さすがスペンサー、すごいわ!!
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ロッシがすかさず飛ばしたジョーク
その説明をあのいつもの口調でするスペンサー。
こちらも、「ああ、いつものこと。すごいな~」って聞いていたんですが、リンデン刑事は違っていました。
スペンサーの説明を聞いていた、リンデン刑事は「な、なんだこいつは…」と、びっくりしたような面食らったような表情で
"Where'd you find this kid?"
(このガキ、どこで見つけたんだい?)
と、ロッシに聞くんです。
確かに。
初めて聞いたら「ホントに同じ人間?!」ってなりますよね(笑)。
ここでロッシがリンデン刑事の目を見つめながら、真顔で一言。
"He was left in a basket on the steps of the FBI."
(この子はバスケットに入れられて、FBIの階段に置き去りにされていたんですよ)
おお、なんと茶目っ気のあるジョークでしょうか!
これでリンデン刑事も納得したことでしょう~、ってそんなわけないか(笑)
でも、スペンサーの活躍をみれば、「あながち嘘じゃないかも」って気持ちになってきます。
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なんでバスケットに?
ロッシのジョークはとってもいいなと感じたものの、なんでバスケットに?なにかの比喩?
という疑問が出てきました。
いろいろ調べたのですが、意味を解釈している説明には出会えず…
でもひょっとしたら、っていう表現を見つけました。
"Moses in the basket"
直訳すると"かごの中のモーセ"になりますが、モーセとは、あの旧約聖書に出てくるモーセですね。
モーセはイスラエル人の両親のもと、エジプトで生まれますが、当時のファラオ(王)は、ヘブライ人の男の子は殺害するようにと命じていました。
モーセの両親は、パピルスで編んだかごにモーセを入れてナイル川に置き去りにしますが、水浴びをしていたファラオの王女が流れてきたパピルスのかごに入ったモーセを見つける、という話をロッシはひっかけて言ったんじゃないかな、と思います。
モーセはイスラエルの民をエジプトから導いた指導者ですし、スペンサーも人並み外れた頭脳を使って事件解決へ導く指導者、ということをロッシはかけたのでしょうか~?
まあ、何れにしてもそんじょそこらでは見つけることのできない天才児、といいたかったんでしょう~。
あんまり笑えないエピソードの内容ですが、このシーンだけは別でした。
ロッシのジョークは絶品ですね♪