このセリフはシーズン6「傷を負った女」で
クリミナル・マインドシーズン6第20話「傷を負った女」で飛び出した、ロッシのセリフ。
名セリフ(というか、私が個人的に気に入ってるものですが)はロッシが一番多いような気がします。
ウイットに飛んでるし、クスッとなるし、扇子があるんですよね~、ロッシ。
今回の名セリフは、ホッチとの会話で出てきます。
それではまず、名セリフが出てきた背景を見てみましょう~。
名セリフが出た背景
「傷を負った女」は、エミリーを失った後のエピソードですね。
「自分を裏切った」として、復習に燃えるイアン・ドイルとの死闘で力尽きたエミリー。
このエピソードでは、エミリーを失ったという事実がBAUメンバーたちにどのように影響を及ぼしているか、ホッチがメンバーひとりひとりと面談して、悲しみの度合いをアセスメントするという場面が度々登場します。
モーガン、ガルシア、リード、それぞれ抜け切れない喪失感に苦悩しているようでした。
あれだけ身近にいて仲がよく、一緒に仕事をしてきた仲間ですから、大きな喪失感を皆持っていると思います。
私もそうです、エミリーは私の憧れでしたから…
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ロッシの本音がポロリ
そしてアセスメントはロッシの番になりました。
ロッシもホッチもウイスキーを片手に話してるので、面談というより、普通に会話しているといったほうがよさそうですね^^;
「メンバーのみんなはあまり話したがらないんだ」とぼやくホッチに、ロッシが「話を聞くにはまだ早すぎるさ」と言ったり、エミリーを失った悲しみはどうなんだ、と、ホッチを気遣ったりするところは、アセスメント、というよりは、やっぱり普通の会話にしか聞こえません(笑)
というか、ロッシがホッチの悲しみの度合いを調べてるみたいですね!
"It's not my assessment.
I'm supposed to be asking how you're doing."
(これは僕のアセスメントじゃないんだ。僕が君に「どうなんだ?」ってたずねないとね)
あら。やっぱり(笑)
ほらロッシ、ちゃんと答えて!
ロッシはちょっと困ったような、言いたくないけど言わなきゃな、っていうような表情で、少し考えたあと、「自分はあまり人に心を開くようなタイプじゃないんだが…」と話し始めます。
エミリーの件でロッシは「今回は違う」と、何か気がついたようです。
ここで私が気に入った、ロッシの名セリフが!
"I've more married to this team than I ever was to three ex-wives."
(僕は別れた3人の女房よりも、このチームとつながってる気がするよ)
ロッシが真面目な顔でこういうのでますますクスッとなってしまったんですが、ロッシがどれだけBAUに思いを寄せているかよく分かるセリフですよね~。
元奥さんたちには失礼なセリフのような気もしますが^^;
ロッシはエミリーを失った悲しみを直接言ってませんが、ここから、家族の一員を失ったような気持ちを抱いているんですね。
ロッシは物静かでダンディーなプロファイラーというイメージで、情熱的で表現豊かなギデオンよりもちょっとインパクトに欠けるかな、と思っていましたがこういう粋な表現をする人物でもあるんですね~。
これからのロッシのセリフは要チェックです(爆)!