リーパーに追い詰められるホッチにロッシの一言!
このセリフは、シーズン4第18話「リーパー」に出てきました。
リーパーに、精神的に追い詰められ、冷静な判断を失うホッチ。
それを見かねたロッシがホッチにむけてかけた言葉です。
その中には力強さがあり、ホッチをいつものホッチに戻すきっかけとなりました。
ロッシ、ホッチのそばにいてくれてありがとう~。
と、思わずにはいられない場面でしたね~。
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名セリフが出た背景
リーパーは、ホッチが10年前にプロファイリングを担当した連続殺人事件の犯人。
当時は犯行がピタリと止んだことから捜査が打ち切られ、未解決のまま終わってしまったんですね。
ですが、これには裏があって、実は当時の事件担当刑事ショーネシーが、リーパーの「捜査をやめたら殺人をやめる」という取引に応じたため。
ですがショーネシーが亡くなると、リーパーは再び殺人を犯しはじめました。
リーパーの再犯が描かれているのが、「リーパー」です。
ショーネシーにしたように、リーパーは自分を捜索するホッチに、「捜査をやめたら殺人を辞める」と電話で取引を持ちかけます。
しかし、ホッチはこれを拒否。
その直後にリーパーはバスを襲い、運転手と乗客全員を殺害しました。
現場に赴くホッチ。
凄惨な現場を目の当たりにして、「自分さえリーパーの要求に応じていれば…」という後悔の念がこみ上げ、襲撃のあったバスから降り、近くの路地裏へと歩いていきます。
ホッチの異変に気づいたロッシが、「おい、どうしたんだ?」と声をかけ、後を追います。
「リーパーが今晩自分のホテルに電話をかけてきて取引を持ちかけてきたんだ」と、ロッシに告白するホッチ。
ここからがすっごく好きな場面なので、セリフのやり取りで紹介しますね~。
ロッシ「And what did you say?(で、なんて言ったんだ?)」
ホッチ「I hung up on him. And then he does this(断った。そして奴はやったんだ).」
ロッシ「So, you think this is your fault?(つまり、これは自分に非があるって思ってるんだな?)」
ホッチ「It is(ああ).」
すでに涙目になってるホッチ。
しかしロッシはなぐさめるどころか、「よし、じゃあこれ使って俺を納得させてくれよ」と、ホッチに差し出したのは
拳銃でした!
(((( ;゚д゚))))アワワワワ
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ロッシ、名セリフ連発!
そんなに責任感じてるのならこれで自分の命を、ということですね。
さらにホッチに詰め寄るロッシ。
ロッシ「You practically killed them yourself.Go ahead, get it over with.
Don't worry about us, we'll get this guy without you.
((取引を断ったからこの事件が起きたというなら)お前はバス被害者たちを殺したのも当然だ。さあ、早くこれで終わりにしろよ。
俺達のことは心配するな、お前抜きでも犯人を捕まえるから)」
そこまでの覚悟ができてないのか、ロッシの銃を受け取ることができないホッチ。
そして、力を込めながらホッチはロッシに反論します。
ホッチ「Dave, I had 10 years to do something about it
(デイヴ、俺はこの事件の捜査で10年を要したんだ)」
10年間、表向きは捜査協力を要請された事件をについて仕事をして来ましたが、誰の目にも触れず、10年間一人でコツコツとこの事件を追っていたホッチ。
リーパーは自分の手で捕まえたい、という執念があるんですね。
その思いをロッシにぶつけるホッチ。
ロッシの視点は、ホッチが未だに事件が起きたのは自分の責任だと責め続けていること。
ロッシ「Hey, I was retired. Should I blame myself for every victim who got killed while I was on my book tour?
(おい、俺は一度退職してるんだぞ。俺が本の出版記念ツアーの最中に殺害された被害者たちのことで自分を非難すべきとでもいいたいのか?)」
(下を向くホッチ)
ロッシ「Look, if you want to end up like Shaunessy, like Gideon, blaming yourself for everything, you go ahead
(いいか、もしお前がショーネシーやギデオンのように自分を責め続けて終わりにしたい、というのなら好きなようにするがいい).」
ロッシ「But that voice in your head, it's not your conscience, it's your ego.
(だがな、そんな頭の声は良心なんかじゃない、自分のエゴなんだよ)」
(ぎゅっと唇を噛み締めるホッチ)
ロッシ:「This isn't about us, Aaron. It's about the bad guys.That's why we profile them.
It's their fault. We're just guys doing a job.
(俺達じゃないんだよ、アーロン。奴らなんだ。だから俺達は奴らをプロファイルするんだ。奴らの非なんだよ。俺達はただ仕事をするだけなんだよ)」
(ロッシをじっと見つめて話を聞くホッチ)
ロッシ:「And when we stop doing it, someone else will. Trust me. I know.
(俺達がプロファイリングをやめたとき、誰かがするだろう。信じていい。俺にはわかる。)」
ロッシ~
という気持ちしか出てこないですね。
なんていいこと言うんでしょう~(TOT)
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この場面の終わりも最高~♪
ロッシの気持ちは、ホッチに伝わったようです。
ホッチは、「銃をしまってくれ」とロッシに言います。
そして再び事件現場に戻ろうとしますが、その途中の会話もなかなかよかったです。
ということで、また会話形式で(笑)
ロッシ:「(銃をしまって)本当にいいのか?」
ホッチ:「ああ、ちょっと芝居じみているって自分でそう思わない?」
ロッシ:「俺の女房は俺はそういう傾向があるっていつも言ってたよ。」
ホッチ:「どの奥さん?」
(注:ロッシの奥さん合計3人!)
ロッシ:「全員だ」
ホッチ:「(ちょっと笑みを浮かべて)ありがとう」
ロッシ:「いつでも♪」
いやあ~、力強い場面でした~。
ロッシのセリフにも感動しましたが、いつになく動揺して感情的になるホッチも印象的でした。
ロッシは落ち込んだりしているメンバーを叱咤激励する役回りが多いですね。
みんなのお父さん、だな、やっぱり~。
ホッチはリーパーの行動で自分を責め続け自分を見失いかけてしまいましたが、殺人犯はこのように、被害者や被害者の遺族だけじゃなく、事件に関わる人までにも暗い影響をおよぼすんですね。
本当に罪な人間だと思います。
リーパーは1日も早く捕まって欲しいですが、リーパーとホッチの決着はシーズン5までおあずけです~。