スパイサー刑事を撃ち、エリーを連れ去って姿を消した暗闇王子!
スパイサー刑事の妹に重症を負わせ、スパイサー刑事を目の前で失ったモーガンに不甲斐なさを植え付け、やることなすことエグいヤツ!
でもこれはまだ序の口、暗闇王子が引き起こす、「第2の恐怖」は始まったばかり…
どうやったら暗闇王子を捕まえることができる?
暗闇王子の悪行に、ピリオドを打てるのは、BAUメンバーだけ!!
クリミナル・マインドシーズン6 第1話「明けない夜(The Longest Night)」のあらすじと感想です。
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シーズン5最終話、「暗闇の殺人鬼」からの続き。
エリーとクリスティンの安否を確認するため、二人の元へ向かったモーガンとスパイサー刑事だったが、「暗闇王子」の奇襲にあい、モーガンは負傷、スパイサー刑事は射殺されてしまう。
そして、暗闇王子は、モーガンと、負傷しているスパイサー刑事の妹、クリスティンを残し、エリーを連れて逃亡してしまった。
BAUが必死で2人の行方を追っている一方で、暗闇王子はエリーを使って殺人事件を起こしていく。
エミリー救出のために暗闇王子とコンタクトを取る方法を模索するBAUのメンバーたち。
クリスティンの「犯人はいつもラジオを聞いている」という証言から、ラジオを利用することを思いつき、JJが交渉人を務める。
果たして無事にエリーを救出することができるか?!
そして、事件の結末は?!
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このエピソードは、その醜さから一度は見たけど、このレビューを書くまでずーっと避けてました。
前回のエピソードで、「スパイサー刑事、いいなあ」と思ってましたし、まさかこの人の命を奪うとは、考えてもいなかったからですね。
な、なのに!
何のためらいもなくスパイサー刑事を射殺、そしてエリーを連れ去り、エリーをダシに使って殺人を犯す。
なんてヤな奴!( ̄ ̄ ̄ ̄д ̄ ̄ ̄ ̄)
というか、暗闇王子の形相からもう一度観たい、と思わないのかもしれません。
暗闇から浮かんでる王子の顔はかなりエグいです...
これもこのエピソードの見どころといえばそうなるのかな^^;
暗闇王子は拉致したエリーには、特別な感情を持っていたようですね。
殺人チームの一員とみなしたり、エリーが、近所に知らせるために襲撃した家の子供一人を逃がしたときも、逆上して殺すどころか殴りもしなかったですし…
「おじいちゃんのような感情」を暗闇王子はエリーに対して持っていると解釈されましたが、う~ん、なんかピンときませんねぇ(^^ゞ
JJの交渉は交渉人らしからぬ話し方だったので(いかにも慣れてないような)
「ひょっとして、しっぱいするかも><」と、終始ヒヤヒヤしっぱなしでした。
でも、彼女の母親としての立場から、正直な気持ちをぶつけたからこそ、暗闇王子の気持ちを揺さぶったのかもしれませんね。
ホッチもそれを見通していたからこそ、JJに交渉人という大事な役を任命したのかもしれません。
ホッチもJJも、グッドジョブ!
暗闇王子の過去も明らかになってきて、その過程環境から性格がねじれるのもわからないではないですけど、やっぱり彼がしでかしたことには同情は全く出来ません。
実在したシリアルキラーを意識して、暗闇王子のキャラを設定したのかどうかは定かではありませんが、Criminal Minds Wikiによれば、リチャード・ラミレスがそれに近いそうです。
このシリアルキラーも、その犯行について2度と読みたくないというほどエグいシリアルキラーなので、モデルと言われれば、そうかもしれませんね。
ただし両者の身体的特徴はまったく似てませんが…
暗闇王子とラミレスを重ねて観ると、また違った印象を受けそうですが、かえってより犯人が醜く見えて気分が悪くなりそうなのでしないほうがいいかもしれません…
私はこのエピソードは好きではありませんが、つまらないから嫌い、というわけではないので、シリアルキラーのお話、と納得してみれば楽しめると思います。
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JJ: "A family is a place where minds come in contact with one another. If these minds love one another the home will be as beautiful as a flower garden. But if these minds get out of harmony with one another it is like a storm that plays havoc with the garden." The Buddha.
(「家庭は互いの心を通わせる場である。互いに愛し合えば美しい花園となる。だが互いの調和が崩れれば花園を荒らす嵐が吹く。」ブッダ)
レナード・コーエン「ナイト・カムズ・オン」 (Night Comes On)
レナード・コーヘン「哀しみのダンス」Dance Me to the End of Love)
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