トウモロコシ畑から発見されたのは、無残な女性の遺体だった!
ストリッパーという、特定の仕事に就いている女性を狙う男たち。
その動機は身勝手、そしてその素顔に唖然!!
クリミナル・マインドシーズン6 第7話「2番目の男(Middle Man)」のあらすじと感想です。
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インディアナ州で、トウモロコシ畑から、3体目の女性の他殺死体が見つかった。
被害者はいずれもストリッパーで、金曜日の夜に拉致、日曜日に殺害されていた。
被害者の一人から、2種類の違ったDNAが検出され、犯人は2人組の男と推理される。
Stephanie(ステファニー)という一人のストリッパーが、金曜日の夜から働いていたナイトクラブから行方不明になっていた。
遺体が捨てられていたトウモロコシ畑を検証したモーガンは、犯人たちが被害者をここに連れてきて野に放し、狩りのように後で捕まえると予測、あまりの広さに野放しにした被害者を犯人は2人だけで拘束するのは難しい、と、もう一人の犯人を指摘。
それを裏付けるようにリードは、ステファニーが失踪した当日の店のカメラを分析しながらカメラに顔が映らないように巧みに交わしている人物がいて、他に誰かとコンタクトをとっているような素振りを見せていたことから、犯人は3人組みによるものと断定した。
パトロールの手薄いところを狙ったかのうような犯行に、犯人は警察内部か、事情をよく知るものの犯行の可能性が高まり、ガルシアの調査で、意外なところから犯人像が特定される…
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エピソードの初めから犯人がわかる展開になってます。
なので、BAUのプロファイリングが当たりまくっててすごくドキドキしました(笑)
「すげ~!モーガン、そのとおり!」
「なるほど!リードってやっぱりすごいなあ~」
みたいな(*´ω`*)
その時の自分の顔を鏡で見てたら、きっと目をキラキラさせて画面を見てたでしょうね~(♛‿♛)
恥ずかしいけど(笑)
犯人は3人組みですが、これがまた絵に描いたようにわかりやすいキャラ。
カリスマ性があって相手に「No」と言わせない雰囲気を持つボスを筆頭に、手下が2人といった感じですねぇ。
頭では「非道徳的なこと」とわかっていても、ボスに言われると抵抗できずに言いなりになってしまう。
だからこのボス、すっごいヤな奴です!
あとこのエピソードの見どころというと…
ホッチ VS ソルタース郡保安官
まあ、VSっていうとちょっと大げさかもしれないけど、この保安官、かなり頭が固い感じで自分のすることに口出しするな!
といったキャラなんですね~。
いつものように、
「FBIです、協力に来ました(・∀・)」
「お♪まってました、ささ、どうぞこちらへ♪」
といったような、地元警察の態度とぜんぜん違うんですね。
ステファニーのお父さんが警察署に来て、「じゃあ、私がひとりで話を伺いましょう」というホッチに、「なにをいうんだ」というばかりな笑いを浮かべて、「自分が会うために呼んだんだから(会わなくてどうする)」と、言い返すんですね。
これにいつもの冷静さで対応するホッチ。
そしてボス猿のような威圧的な表情で、「これは自分のケースなのだから、でかい顔するな」と、俺のほうが上なんだ、とホッチに示す郡保安官。
最後はホッチが、「これ(事件)はショーではありません。これはあなたのケースですよ。まあ、あなたは外からそれを見ていてくれればけっこうですよ」と言って終わりにしましたが、本当にハラハラしましたよね。
とまあ、エピソードの始めの頃はこの2人の間に火花がバチッバチッと飛んで、大丈夫かな~ともなりましたが、最後はこの二人、心と心を通わせることができて熱い握手をして別れました。
あ~、そういえば、この最後の場面のホッチのセリフも良かったです。
終わり良ければ全て良し、で、エピソードの犯罪はエグくて胸糞悪くなりましたが、最後は胸打つものがあり、全体的に良い仕上がりになってると思います。
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ホッチナー: "The herd seek out the great, not for their sake but for their influence; and the great welcome them out of vanity or need." Napoleon Bonaparte
(「群れは恩恵より影響を与える者をリーダーとして選び出し、そのリーダーは群れによって虚栄心と欲望を満たすのだ」ナポレオン・ボナパルト)
ホッチナーthout heroes, we are all plain people and don't know how far we can go." Bernard Malamud
(「ヒーローがいなければ、この世は凡人だらけでどこまで行けるのか誰にもわからなくなる」バーナード・マラマッド)
ザ・ロックフォード・ミュール「ヘディング・イースト・トゥ・ゲット・ウエスト」 (Heading East to Get West by the Rockford Mules)
ニッツァーエブ「ペイロール」(Payroll by Nitzer Ebb)
マーズ「ボディ・ムーブ」(Body Move by Marz)