被害者は感電死、という、不可解な事件が発生!
過去の類似事件がある、しかもそれはロッシが担当した事件。
その事件に関わっていたロッシの直感と活躍が光る!
事件は本人、それともコピーキャット?
それともそれとも…?!
それはエピソードを観てからのお楽しみ!
クリミナル・マインドシーズン6 第3話「殺しの記憶(Remembrance of Things Past)」のあらすじと感想です。
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ヴァージニア州ブリストル。
若い女性の2遺体がそれぞれ発見された。
2人とも、拷問を受けた痕があり、死因は感電死だった。
また、死ぬ前に家族やフィアンセに電話をかけさせられていたことも判明する。
これらのことから、ホッチはロッシが過去に担当した「The Butcher case(ブッチャーケース)」の再来と直感、すぐにロッシを呼び出す。
「ブッチャーケース」と名付けられた事件は、1984年から1993年の間に発生した、連続殺人事件。
被害者は皆20代の女性で、性的サディストの殺人者による犯行と見られていたが現在も未解決事件になっている。
ロッシは当時、40代の白人男性による犯行とプロファイリングしており、もしその時の犯人であれば70代。
しかも、当時に見られた被害者の最後のメッセージの中に、「ある言葉」がないことから、今回の連続殺人事件は、コピーキャットによるものだと推測された。
その後捜査を続けていくうちに、ブッチャーの最後の被害者と、最近の被害者の一人との最後のメッセージが一致
さらに今回の犯人は単独ではなく、2人組の可能性が強まった。
「今回の犯行もブッチャーによるもの」という直感を捨て切れないロッシ、しかし、2人組の理由が説明できない。
コピーキャットによるもの、という可能性も十分ある…
今回の連続殺人事件はブッチャーの再来なのかそれとも?
時を追うごとに事件の全容が次第に明らかになっていく…
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性的サディストによる女性連続殺人事件という胸糞悪くなる設定。
クリマイにしたら珍しくないのですが、この設定は、毎回嫌だな、と思います。
といっても、今回のエピソードは、「過去と現在の事件の関連性」プラス「ロッシが過去に関わった事件」と、ちょっと「ひねり」が加えられていましたよね。
過去のブッチャーケースとともに現在のブッチャーケースとの関連が少しずつ明らかになっていく過程がおもしろかったです。
犯人が誰なのか、というのは、中盤辺りからこちら側でわかってくるようになるので、どうしても過去のブッチャーが関与している可能性を捨て切れないロッシのことを信じず、「いや、コピーキャットの仕業だって!」と取り合わないホッチに、「ロッシのこと、信じてあげてよ~」とやきもきしてなりませんでした^^;
ブッチャーは、被害者全員に「最後の電話」をかけさせましたが、なぜかかけさせなかった女性が2人いました。
そこに事件の核心はある!
という機転で犯人に結びついていく流れは、予測していなかった展開だったのでかっこよかったですね~。
ただその理由を知って悲しくなりましたが。
私がこのエピソードの中で一番好きなのは最後。
ブッチャーがロッシに、なぜ1993年に突然犯行をやめたのか、その理由を呟いたからです。
当時にしても、今回にしても、ロッシはブッチャーのことを正確にプロファイリングしたんですよね~。
「ブッチャーが絶対関与している」というロッシの直感が的中した事件でした。
プロファイリングにも直感は必要なのかな(*´∀`*)
と、このように、エピソードとしては楽しめましたがなんかもの足りない、と思ったら
あ、そうだJJがいないからですね(´;ω;`)ウッ…
代わりの捜査官も入ってきてないのでなおさらそう感じたのかもしれません。
素うどんは好きだけど、卵を入れて食べたかったな~と、ちょっとした物足りさを感じているそんな気分ですね…
ごめんなさいクリマイ、あなたを「うどんに」例えてしまって…
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ロッシ: Marcel Proust wrote, "Remembrance of things past is not necessarily the remembrance of things as they were."
(マルセル・プルースト「過去を思い出す時、必ずしも事実のとおりとは限らない」)
ロッシ: Mark Twain wrote, "When I was younger I could remember anything, whether it had happened or not. But my faculties are decaying now... and soon I shall be so I cannot remember anything but the things that never happened. It is sad to go to pieces like this, but we all have to do it."
(マーク・トウェイン「若い頃はあったこともなかったことも覚えられた。だが今頭が衰えてきている。もうすぐなかったことしか覚えていられなくなるだろう。それは悲しいことだが、仕方がない」)