お・か・え・り!

クリミナル・マインド12第21話

 

 

クリマイ世莉が解説!
クリミナルマインド12第21話『グリーンライト』。

 

スペンサーの母が失踪!

 

事件の鍵を握るリンジーの行方を探すBAUメンバー。

 

シリアルキラーとして暗躍していた過去、そしてローザ殺害に関与していたことが次々と明るみになる一方、リンジーの背後にいる黒幕の影に事件は複雑な様相を見せる。

 

 

クリミナルマインド12第21話『グリーンライト(Green Light)』あらすじと感想です。

 


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『グリーンライト』あらすじ

リードの母親が、突然面会に来たことを知ったプレティスとダンカン。

 

そして面会後、母親を迎えに来たのはリンジー・ヴォーンであったとリードは2人に告げる。

 

リンジーは、10年前にBAUがカリフォルニア州チュラビスタで起こった事件の被害者。
リンジーの父親はリードの目の前で、リンジーを拉致した男を射殺したのだった。

 

リンジーはどこへ

ルークは、ダイアナの世話をしていたキャッシーの車を発見する。
発見された場所は、拉致されていたリンジーが救出された高校の近くだった。

 

リンジーの関与がますます疑われる中、BAUはリードと同じアパートに部屋を借りていた「ジェイミー・ラマンティア」と名乗る人物が、不可解な行動を取っていることに注目する。

 

監視カメラからリンジーと同一人物であることを確認したJJとスティーヴン。

 

2人はリンジーが住んでいたアパートに乗り込むが、リンジーの姿はなく、代わりに頭を打たれ絶命しているキャッシーを発見した。

 

シリアルキラー化したリンジー

キャッシーに使われた銃は、リンジーの父ジャックと同一のものであった。
調べを進めると、同じ銃で過去5年間に15件もの殺人事件が発生していたことがわかる。

 

それらの事件はどれもアメリカとメキシコの国境付近で起きていた。
犯行の手口はすべてキャッシーと同じで、リンジーの手によるものと予測された。

 

アルヴィスは知り合いであるケヴィン・チョウ連邦保安官に、ヴォーン父娘について話を聞く。
2人は証人保護プログラム下にあったが、5年前にリンジーはジャックのもとを離れたという。

 

チョウ連邦保安官に頼み込み、ジョンとベロイットで面会するアルヴィスとウォーカー。
リンジーの行方を聞くが、ジョンはリンジーと離したのは2ヶ月前で、その際「メキシコにある高級医薬品を知っているか」と聞かれたという。

 

その薬品はスコポラミン。
Mr.スクラッチことピーター・ルイスがよく使っていたものと同じだった。

 

ローザを襲ったのはリンジー?

監視カメラは、リンジーが越境する姿を捉えていた。
その場所からローザが被害に遭ったモーテルまで車でおよそ40分。

 

さらに、リードが目撃したトラックが発見され、所有者はリンジーの被害者であった。
このことから、リンジーがローザ殺害の犯人であることがますます濃厚となる。

 

 

リンジーの指紋の手続きが間に合い、ついに釈放されたリード。
しかし喜びもつかの間、リンジーの行方を探しているうちに、意外な人物がリードたちの目の前に立ちはだかった…。

 

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『グリーンライト』感想

最終話に迫っているからか、全体的にスリリングな展開でしたね!
キャッシーの身に何か起きていると思ったけれど、残念な結果に終わりましたよね。

 

リンジーの行方がわからないことに、やきもき。

 

そして最後はまさかのラスボス(?)登場。

 

この二転三転ぶりが、エピソードを面白くしていたと思います。

 

 

スペンサーが釈放されたのは本当に嬉しかったけれど、手放しでは喜べない。

 

強いて言うなら歯に詰まったものが、なかなか取れないような、「早くどうにかしてよー!」という気持ち(笑)?

 

最終回を観て、早くスッキリしたいです!

 

 

 

シリアルキラー化した元ヒットマンの娘

一瞬「誰だったっけ?」と思うほど、登場したのは昔でした。

 

リンジー・ヴォーン
クリミナルマインド12第21話『グリーンライト』あらすじと感想
出典

 

 

あの当時から、なにか影がありそうな父娘だと思っていましたが…

 

おとーちゃんは、まっとうな人間として暮らしていたようですが、まさか娘がシリアルキラーとして戻ってくるなんて!

 

人生ってわかりませんね^^;

 

 

こいつが黒幕だった!

Mr.スクラッチが関係していたと思ったら…

 

なんと黒幕はこの人物でした。

 

キャット・アダムス

 

クリミナルマインド12第21話『グリーンライト』あらすじと感想
出典

 

 

シーズン11第11話『エントロピー』に登場したヒットマン。
かなり手強く、スペンサーを追い詰めたやなヤツでした。

 

最後はスペンサーの”罠”にハマって御用。

 

今回はそのリベンジですね。
この顔見た瞬間に「あー、次のエピソードこじれるなぁ」と、直感しました。

 

やれやれ…

 

 

ルークって最高のブラックメーラー

今回のエピソードで、(意外と?)活躍していたのがルーク。

 

前から薄々感じていましたが、この人優秀なブラックメーラーですよね。

 

 

「イエメンみたいに?」

ジャック・ヴォーンとの面会を望むルーク。
しかし、チョウ連邦保安官は何色を示します。

 

チョウ:"Come on, man. Luke, my hands are tied."(勘弁してくれよ、ルーク。俺にはどうにもできないんだ)

 

ルーク:" Like in Yemen? 'Cause I'm sure the deputy director would love to know about that."(イエメンみたいに?副所長がそのことを知りたがっているのは確かだろうからね)

 

イエメンでチョウ連邦保安官が何をしたかよくわかりませんが(おそらく特権を使って何か便宜を図ったと思われます)、それをうまく使ってジャックとの面会を実現させました。

 

 

約束を破ったお前への"プレゼント"だ

これは、ブラックメールと言うよりもリベンジかもしれませんね。

 

カルヴィンがルークとの約束を破り、スペンサーの身を危険に晒したことにルーク激おこ。
スペンサーが釈放された際、ルークはカルヴィンにミシガンの刑務所に移送となったことを告げます。

 

そうなると、息子とも面会できなくなるうえ、過去にカルヴィンが裏切ったロシアン・マフィアと寝食をともにする毎日が待っているそうです。

 

唖然とするカルヴィン。
「お前のことをみんな待ってるだろうよ」と、クールに言い捨てて去るルーク。

 

スペンサーが自分の身をまもるために自らを傷つけ、独房に入れられたことを聞いたガルシアが辞表を提出するほど、BAUも追い詰められていましたからね。
ルークにとってはリベンジせずにはいられなかったのでしょう。

 

 

FBI8万人を敵に回したツケだとルークはカルヴィンに言っていましたが、世界各国にいるクリマイファンもそこに加えてほしいですね!

 

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『グリーンライト』ゲスト

  • アルフレッド・アダリー(Alfred Adderly) マルコム
  • スーザン・ボービアン(Susan Beaubian) ウィラ・フロスト判事
  • アンドリュー・カーター(Andrew Carter) 伝言係の男性
  • ニコル・カミンズ(Nicole Cummins) 女性
  • ジーナン・グーセン(Jeananne Goossen) フィオナ・ダンカン
  • シンシア・ローゼ・ホール(Cynthia Rose Hall) 看守
  • リチャード・T.・ジョーンズ(Richard T. Jones) ライオネル・ウィルキンス警察官
  • チェース・キム(Chase Kim) ケヴィン・チョウ連邦保安官
  • フレデリック・レーン(Fredric Lehne) ジャック・ヴォーン
  • アントニオ・レオン(Antonio Leon) マニー・マルティネス合衆国陸軍協会メンバー
  • ジーア・マンテーニャ(Gia Mantegna) リンゼイ・ヴォーン
  • ウィリアム・C.・ミッチェル(William C. Mitchell) ワーデン・ハーディング
  • ハロルド・ぺりノー(Harold Perrineau) カルヴィン・ショウ
  • オーブリー・プラザ(Aubrey Plaza) キャット・アダムス
  • アンジェラ・ロビンソン・ウィザースプーン(Angela Robinson Witherspoon) キャシー・キャンベル

『グリーンライト』で引用された格言

リード: "Every man's life ends the same way. It is only the details of how he lived and how he died that distinguish one man from another." Ernest Hemingway

 

「誰の人生も同じように終わる。どうやって生き、どうやって死んだかというところに人との違いが出るのだ」 アーネスト・ヘミングウェイ

『グリーンライト』で使用された挿入曲

クリマイ挿入曲 「ナイト・ストロング」 ("Night Song") by ファミリー・バンド(Family Band)

 

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