消えない傷跡を抱える被害者を増やし続けるレイプ犯!
そして、"あの事件"のトラウマから抜け出せないエル。
エルの行動が異様にエスカレートするエピソードの結末とは?!
最後まで絶対に目が離せない
クリミナルマインドシーズン2 第5話「消えない傷跡(Aftermath )」のあらすじと感想です。
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オハイオ州デイトンの警察署から、連続レイプ事件の捜査を依頼されたBAU。
犯人は3ヶ月前、バイブルカレッジに通う5人の女子大生をレイプ、その後突然犯行をストップした。
しかし6週間前に、今度は30代の女性をターゲットに犯行を再開したのだった。
女子大生のときと同じく、被害者宅の留守電にメッセージを残すという特徴もあった。
「僕たちは準備ができている」
「僕を信じて」
と、被害者に提案したり誠実さを見せているメッセージから、犯人は被害者と恋人関係にあると妄想する、「能力再確認型レイプ犯」と考えられた。
犯人に襲われたAlicia Jordan(アリーシャ・ジョーダン)にインタビューをするホッチナーたち。
アリーシャによると、犯人は話すときにびくびくしている様子だったが、自分の好きな音楽や習慣など、知り尽くしていたと答えていたし、被害者の女子学生の一人も同じようなことを言っていた。
犯人が「能力再確認型レイプ犯」という見方はますます強まる。
ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
しかしなぜ犯人は被害者の層を変えたのか。
カトリック系の大学なので、レイプされても届け出ない被害者がいるのが原因か。
調べていると、Shelly Norvell(シェリー・ノーヴェル)という女子学生が、レイプされた後妊娠がわかり、自殺したという事実を発見する。
そして、シェリーが自殺した時期と犯人が犯行をやめた時期が一致したのだった。
シェリーの自殺が犯人のストレッサーだったのだ。
アリーシャに再びインタビューをするホッチナーたち。
アリーシャは、被害に会う直前まで、人工授精について相談するためクリニックを訪れていたと告白する。
その後の調べで、被害にあった他の30代女性たちも不妊治療のためクリニックに通院していたことがわかる。
しかし、問題のクリニックには院長以外の男性がいない。
犯人はどこで女性たちの情報を得たのか。
調べを進めていくうちにある有力な手がかりをつかみ、犯人をおびき出すためにエルがおとりになることになった。
不妊治療をしている独身女性という設定で、振舞っているエルのもとに犯人らしき男が近づくが、命令を無視したエルは、確かな証拠がないままに男を逮捕してしまう。
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エルの様子がちょっとおかしい?!
と、気になるエピソードでした。
指示も無視するし。
犯人は女性が外出した後侵入し、帰ってくるのを待ってから犯行に及ぶので、エルには「一度外出してから犯人の侵入を確認し、家に戻る」というのが指示だったんですけど、ある男の出現で無視してしまうんですよね~。
その男は、エルが住んでいる家の近くに車を止めて様子をうかがっていました。
それに気がついたエルはパニックになって、一人で車に近づいて、男を引きずり出してしまうんですね。
い、いつものエルじゃない~∑(゚Д゚)ガーン
たとえ犯人が家に侵入して、エルには指一本触れさせないとホッチは約束したのに…
まあエルの行動もわからないでもないかな。
ホッチもギデオンも前科がありますからね。
フィッシャー・キング事件で、犯人をおびき出すために、ギデオンがわざと"ルール"を破ったため、エルはもう少しで犯人に射殺されるところだったので。
そういうのがトラウマになってて任務が遂行できなかったようです。
この場面のかなり前、ホッチたちがデイトンについた時、スペンサーはエルの言動がちょっとおかしいなということに気がついていたんですね。
滞在先のホテルでエルはリードに、フィッシャー・キングのことがトラウマになっていると告白。
さらに犯人が、壁に血文字を書くために、自分の傷口を触り…
といったくだりは、かなり生々しくゾッとしました。
そんなエルの態度は、容疑者として捕まえた犯人を釈放した時に頂点に達します。
エルの頭に水を入れたヤカンを置いたら瞬間でお湯が湧くような感じ?!
というのは冗談ですが、それくらいエルは激怒してました。
だったら、もう少し犯人かどうか確信してから捕まえればいいのに~。
と、ややエルに対しては批判気味でしたが、最後エルと男との会話では、この男にムッカ~!
ときました。
ネタバレになっちゃうけど
この男の態度や言動でわかる
犯人は、お前だぁ~!m9っ`Д´)
その後のエルの態度は、やりすぎ (((( ;゚д゚))))アワワワワ
とも思ったけど、批判はできなかったですね~。
何したかはエピソードでご確認を。
それと、このエピソード、名言というか、迷言かな^^;
面白いセリフいくつかあったので別記事にしたいと思います~♪
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(ヘレン・ケラー「世の中は苦難に満ちているが、その克服にも満ちている。」)
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