JJの地元で、ティーンエージャーが誘拐される事件が発生!
仲良し3人組は、サッカーチームのメンバー、元サッカーチームのキャプテンを務めたJJにとっては他人事ではない事件。
誘拐した少女たちに
「犠牲者を自分たちで選んで殺せ」と究極の選択をさせる、超卑劣な犯人!
こんなやつ、早く捕まえて~(怒)!
クリミナルマインドシーズン2 第7話「消えた女子高生(North Mammon)」のあらすじと感想です。
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ペンシルヴァニア州北マモンでは、地元高校のフットボールチームが州大会に出場が決定し、大いに盛り上がっていた。
しかし、大会前の集会、ペップラリーが開催された当日、女子サッカーチームに所属する
Brooke Chambers(ブルック・チェンバース)
Polly Homefeldt(ポリー・ホームフェルト)
Kelly Seymour(ケリー・セイモア)
の3人のティーンエージャーが、何者かに誘拐される。
少女たちは薄暗く寒い場所に監禁され、飲み物も食べ物も一切与えられなかった。
さらに犯人は、「2人は生きてこの部屋から出られるが、1人は死ぬだろう。お前たちで選べ」という、悲情な指示を出す。
おばから友人の娘がいなくなったと緊急事態と連絡を受けたJJは、BAUに訪れたポリーの母親と面会する。
ポリーの母親が言うには、ポリーとブルック、ケリーの3人が5日前から失踪しているのに、皆サッカー大会に夢中で、探そうとしない、お願いだからポリーの搜索をしてほしい、と、直訴する。
地元警察に連絡をとったJJは、BAUの捜査協力にOKの返事をもらい、ホッチナーたちは少女の行方を捜査することになった。
ポリーは実家のの留守番電話に、「3人で出かける、次の金曜日には戻る」といったメッセージを残したが、ケリーもまた両親宛にまるっきり同じメッセージを残していた。
このことから、次の金曜日に3人が見つかる可能性が高くなるとギデオンは予測する。
3人の少女が誘拐されたブルックの家を検証するギデオンたちは、犯人は地元の人間で、家族ぐるみの付き合いをしている、またはストーカーと推理した。
ギデオンが犯人が立っていたであろうと目星をつけた場所を調べると、そこには煙草の吸殻が散乱していた。
犯人はどうやらここからブルックの家の中を伺っていたらしい。
ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表した。
ガルシアからリードに連絡が入り、煙草の吸殻のDNAは、サッカーコーチのDonald Haas(ドナルド・ハース)と一致した。
それを知ったブルックの父は、ハースを襲撃する。
ブルックの父親は弁護士で、以前ハースが児童買春事件を起こし、それをもみ消した過去があった。
しかしハースは、少女たちが行方不明になった時間帯にはペップラリーに参加しており、防犯カメラでアリバイが確認できた。
ごみ収集職員が、モーテル付近のゴミ箱の中から、誘拐された少女たちのサッカージャージを発見する。
そして、ゲストハウスの名簿には、ブルックの父が偽名を使って宿泊していた。
ブルックの父に事情を聞くと、事件当日はフィラデルフィアには行かず、このモーテルで知り合いの男性と密会していたことを告白した。
煙草の吸殻といい、サッカージャージといい、犯人にしては、足がつきそうな証拠を残している。
犯人は、他の人間を犯人に仕立てようとしている行動が見て取れた。
誘拐された少女たちの家族を集め、何か心当たりはないかと聞くホッチナーたちだったが、次第に家族たちはお互いを責め始める。
そんな中、ガルシアは、ブルックの携帯に電源が再び入ったことをキャッチ、ギデオンたちは現場へ急行する。
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「自分たちで犠牲者を選んで、自分たちでその犠牲者を殺害する」という究極の選択をさせる卑劣な犯人。
この時点で
誰が犠牲者に?
どう展開するの?
ということに心が奪われてしまって、おやつを食べ忘れるくらい完全に画面に集中してしまいました^^;
犯人が全然わからなくて、その人が犯人と知ったとき
あ~、あの人!!
という感じで、かなりびっくりしました。
本当に北マモンの地域柄はわかりませんが、地元住民たちの強いつながり、サッカー大会に熱狂している地元、サッカーを通して異様な団結力を持っている雰囲気がよく現れていて興味深かったです。
あ、それと、JJは女子サッカーチームのキャプテンだったんですね。
これはJJのおばさんが、ポリーのお母さんに渡した、JJの当時の写真。
可愛いです♪
地元のサッカー熱に嫌気が差して、奨学金を得て地元を出たと言っていましたが、なんとなくその気持もわかります^^;
帰りの飛行機内で、ホッチはJJの今回の活躍を見て「プロファイラーにならないか?」と提案しますが、JJは今のポジションが好きなので、プロファイラーには興味が無いと答えます。
ホッチじゃないけど意外な気がしました。
マイペースだな、JJ。
そんなJJが好きですけどね♪
犯人の手がかりを探していたギデオンは、犯人が吸ったとみられる大量の煙草の吸殻を見つけました。
その吸い殻から、サッカーコーチのDNAが発見されたのですが、取り調べの時ギデオンが「モーレー100の吸い殻にあなたのDNAが…」と言って、コーチに吸い殻の写真を見せました。
「Morley(モーレー)」は、実は架空のタバコ会社のタバコで、実在しないんですね。
といっても、モーレーは、古くはヒッチコックの「サイコ」(1960年)に初登場し、現在では架空のタバコとして、テレビや映画でもしばしば目にするほど浸透しているんです。
ウィキペディアに、「モーレー」が登場した映画やTV番組が紹介されていました。
Morley(英語サイト)
このリストの中に、クリミナルマインド「消えた女子高生」もしっかり入っていましたよ♪
サッカーコーチが持っていたタバコは、パッと見、実在するタバコ「Marlboro(マルボロ)」に似ているんですよね。
でも、よーくパッケージを見ると、「Morley」って書いてあるように見えます。
ウィキペディアには、コーチが持っていたパッケージは、「マルボロ」って書いてあるのですが、エピソードの画像を見ると、ロゴの最後は「boro」ではなく「ley」に見えますよね(画像がわかりにくくてすみません)?
架空のタバコはわかりますが、なぜここまでマルボロに似せているのでしょうか。
実は、マルボロには「Marleys(マーレーズ)」という愛称があって、どうもそれをパロディにしたのが始まりでは、と言われています。
たばこについてあまり詳しくないのですが、定番のマーレーは、赤x白のようです。
出典:Trivia
このように、マルボロらしい赤と白のパッケージが印象的なモーレーですが、サイコに登場した頃は
そして、赤x白だけじゃなくて、メンソールなのかな?
緑x白バージョンもあるようですね~。
これだけモーレーがいろんなドラマに登場していると、今後はタバコのパッケージを観たら、「もしかしたらモーレー?」って確認しそうですよね(笑)
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JJ: Legendary basketball coach John Wooden said, "It's not so important who starts the game, but who finishes it."
(バスケットボール界の名コーチ、ジョン・ウッデン「重要なのは誰が(ゲームを)始めるかより、誰が決着をつけるか。」)
JJ: "The ultimate choice for a man, in as much as he is given to transcend himself, is to create or destroy, to love or to hate." – Erich Fromm
(「自己を超越すべく人間が与えられる究極の選択は、作るか壊すか、愛するか憎むかである。」 エーリッヒ・フロム)
K.T.タンストール「サドゥンリー・アイ・シー」(Suddenly I See by K.T. Tunstall)