突如オークションに掲載された、行方不明の少年。
オークションが終わってしまえば少年も消えてしまう!
でも、犯人をなかなか突き止められない捜査を無視する悲情なオークションクロック。
元BAUプロファイラーのコール捜査官がBAUに加わる!
そしてエルも復帰!!
クリミナルマインドシーズン2 第2話「闇のネットオークション(P911)」のあらすじと感想です。
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FBI子供対象犯罪捜査班のオフィス。
ペドフィリアのオンラインチャットルームを捜査中のGilory(ギルロイ)捜査官が、1年前に何者かに誘拐されて姿を消した男の子、"Peter"(ピーター)の映像を発見、すぐにSSA Katherine Cole(キャサリン・コール)に知らせる。
コールの指示でチャットにアクセスすると"Hugz"(ハグズ)というユーザーが反応し、少年がオークションにかけられていることが判明。
オークションクロックは、18時間に設定されていた。
コールはすぐにホッチナーに連絡を取り、ホッチナーはコールの要請を受け入れる。
コール捜査官が加わり、クリーヴランドへ旅立つというきにエルがBAUに現れた。
捜査に加わりたいと懇願するエルだったが、まだ医者の許可が出ていないため、ホッチナーはエルに
リードとともに子供対象犯罪捜査班のオフィスへ行くか、自宅静養するかどちらかを選択するように言い渡す。
ピーターの映像をオークションサイトに掲載したとみられるハグズは、国外のプロキシサーバーを使っているため特定が難しかったが、クレジットカードの支払履歴から、Graham Rose(グラハム・ローズ)というヴァージニア州在住の男性と特定された。
JJがそのことをホッチナーに伝えようとした時に、別の少年が椅子に縛られている新しい映像が投稿される。
グラハムの家に急行するホッチナーたち。
そこには映像の少年がいたが、少年は自らを縛り、映像を投稿していたことがわかる。
少年の名前はケヴィンで、グラハムは彼の父親。
8ヶ月前に父親が逮捕・投獄されると、自分の写真を売って生活していたという。
始め捜査に非協力的なケヴィンだったが、ギデオンたちの説得に折れ、"Mehtevas"(メトヴァス)というユーザーからピーターの衛鞅を受信したと告白した。
そして、メトヴァスを特定するため、コールたちは、ケヴィンに「会いたい」というメールを送るよう再び説得する。
約束の場所に現れたメトヴァスは、小学校の校長Hayden Rawlings(ヘイデン・ローリングス)だった。
コールたちがローリングスを問い詰めると、ローリングスはピーターに8,000ドルの落札値をつけたことを告白する。
ローリングスから落札コードを聞き、ピーターを出品した人物に、「自分が落札するはずだから、少年の居場所を教えてほしい」とメッセージを送った時に、ローリングス逮捕のニュースが流れる。
それを見た出品者は、コールが介入していることを察知、映像をブロックしてしまった。
その後FBIは、ピーターではない、ほかの少年の行方を探している、という偽情報を報道すると、映像が再び元に戻った。
ピーターの映像を見ていたガルシアは、それが「Tadpole(おたまじゃくし)」という少年活動グループのシャツであることに気がつく。
さらに、シャツにはユニットナンバーが刻まれており、その後の調べで、「おたまじゃくし少年団」はヴァージニア州のある教会で活動していたことがわかった。
さっそくその教会に行き、牧師に話を聞くと、牧師は、おたまじゃくし少年団の活動に参加した子供が写った写真を見せる。
ピーターもそこに映っていた。
ピーターの身元確認を急ぐコールたち。
一方、1年前と現在で、犯人がピーターの扱い方に大きな変化があったことに気がついたリードは、コールがピーター捜索を断念した時期と照らし合わせる。
1年前の捜査で、コールは犯人を追い詰めた可能性がある。
気づかれそうになった犯人は、その後ピーターを誰にも気づかれないようにするため、出口のない、奇妙な部屋に入れている、という見解を示す。
1年前の捜査記録を急いで見直すコールたちだったが、オークションクロックの時間が切れ、ピーターのオークションは終了してしまった…
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オークションクロックが気になって、かなりドキドキハラハラさせられたエピソードでした!
加えてこの人が犯人かな、という裏切りも何度かあったりして、事件解決までドキドキしっぱなしでした。
今回BAUメンバーと共に、ピーターの救出に奮闘したのがコール捜査官。
BAUの元メンバーで、敏腕プロファイラーだったということもありますが、他のメンバーに溶け込んでいて、違和感感じませんでした。
むしろ、彼女の捜査にかける情熱が伝わってきて、エピソードには欠かせない存在に。
みんなの想いが実を結んで、ピーターは無事に救出されましたが、犯人のことを「パパ」と呼んでいたことにやるせなさを感じてしまいました。
自分の身の上のことも知らず、狭い部屋で暮らしていたピーター(ピーターは1歳のときに犯人に誘拐され、犯人を本当の父親と思っていたようです)。
そのピーターをオークションにかけ、自分の身が危ないと感じた途端に始末しようとした犯人。
あのふてぶてしい顔に、なおさらイラッとさせられましたね。
でも、最後の場面で救われたかな。
ピーターと実のお母さんが対面。
もちろんピーターはその女性のことをお母さんとは思ってませんでしたが、お母さんの気持を考えたら、ジーンと来てしまいました。
そうそう、前回の事件で重傷を負ったエルが復帰しました!
1エピソードしか違わないけど4ヶ月も経ったんですね^^;
今回はエルのアクションは見られずおとなしめでした。
けっこう珍しいかも♪
ボブっぽい髪型にしたけど、個人的にはエルはロングのほうがいいな、と思いました。
ホッチに、現場には来ないように釘を差されたエルでしたが、スペンサーを従えて小学校に急行しましたね。
しかも、それをスペンサーのせいにしてましたよね。
「あ~、いつものエルだ」って、ちょっと嬉しくなりました♪
イメチェンといえばスペンサー。
彼も髪型変えてます。
エルから「いいね」って言われてましたね。
髪型に加え、青いカーディーがすごく似あっててちょっとときめいてしまったり(*´ω`*)
あれ~、おかしいな~
本命はモーガンなんだけど(爆)
今回活躍したのはガルシアだった気がします。
外国経由のプロキシサーバーを利用していたケヴィンを特定したり、ピーターが着ていたシャツの特定に貢献したり(ガルシアには4人も兄弟がいた!)
お疲れ様でした~。
放題は「闇のネットオークション」なのですが、現代は「P911」ってなってます。
なんで?って気になって調べてみたら、この「P911」って、ネット上のスラング用語で、「parent emergency」という意味で、チャットルームで使用されてるとのこと。
「parent emergency」を直訳すると「親 緊急」ですが、チャットに参加している人に、両親がチャットに入ってきてると警告するときに使わています。
「911」は、アメリカの緊急通報用電話番号なので、それと、「parent」の「P」をあわせてP911にしたのでしょうか。
よく考えますね。
と、以上がこのエピソードのあらすじと感想でした♪
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ギデオン: Theologian Dietrich Bonhoeffer said, "The test of the morality of a society is what it does for its children."
(ディートリッヒ・ボンヘッファー「子供たちに何をするかによって、その社会のモラルを計ることができる。」)
スゥイート「セット・ミー・フリー」(Set Me Free by Sweet)
ザ・ネプチューンズ「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」(Sympathy for the Devil by The Neptunes)