クリマイ世莉が解説!「光閉ざされて」。
身元不明の被害者は、瀕死の重傷を負っていた!
この事件は今に始まったことじゃない、3年前にも酷似した被害者が…
そしてどんどん出てくる行方不明者と被害者の遺体!!
最後の最後まで不気味さが漂う…
クリミナル・マインドシーズン6 第22話「光閉ざされて(Out Of The Light)」のあらすじと感想です。
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ノースカロライナのリゾートタウン、レイクワースで、身元不明の女性が瀕死の状態で発見された。
女性の負傷状況は、3年前に付近で発見された身元不明女性の遺体と酷似していた。
女性にはレイプと激しい拷問の痕があり、地元警察はBAUに連続殺人事件の捜査を要請する。
女性が搬送された病院を訪れたリードは、女性の負傷状況から犯人をプロファイリングし、女性が息を引き取る間際
「He has mercy…」ともとれる、謎の言葉を残した。
一方被害者女性が発見された現場を訪れたモーガンとシーヴァーは、付近の森を捜索し、アンモニア臭に気づく。
さらに地面を掘り返したような跡を発見し、一帯を捜索したところ3つの遺体が発見された。
その後の調べでこの地域ではこれまで8人の少女が行方不明で、うち3人が死亡した女性と同じブロンドだった。
死亡した女性の身元が判明する。
死亡したのは19歳のAngela Proctor(アンジェラ・プロクター)で、友人のMarcy Owen(マーシー・オーエン)と彼女の両親から借りた車で春休みを利用してタンパに出かける途中に行方不明になった。
アンジェラが臨終の時に言ったのは「mercy」ではなく、「Marcy」のことで、アンジェラは犯人はマーシーを拉致しているということをリードに伝えようとしていたのだ。
この地域で性犯罪歴を持つ人物を調べたところ、Marcus Talbot(マーカス・タルボット)という現在は高校で美術を教えている教師がヒットした。
早速タルボットを拘束し取り調べをするロッシ。
一方でタルボットの家を捜索していたモーガンとリードは、小さいサイズで血のついたNCCのスエットシャツや、少女たちを撮影した写真、さらには庭から白骨が出てきた。
被害者との面識はあるが、容疑を否認するタルボット。
そして、捜査を進めていくうちにタルボットではなく別の犯人像が浮かび上がってきた。
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このエピソードで印象に残ったことは2つあります。
一つ目は「forensic countermeasure」という法対策、つまり自分の犯罪と気付かれないように捜査の目をごまかすということですね。
モーガンとアシュレイがアンジェラが発見された現場を訪れて、アンジェラが逃げてきた方向を断定する時と、タルボットの庭から白骨が見つかった時に、犯人はこの対策をしているとプロファイリングされています。
もう一つは犯人がキモいということですね~。
顔からしてちょっと一人で妄想して暴走してるって感じだったんですが、犯行動機もキモいし、最後の場面でマーシーを道連れに湖にっ車ごと突っ込むんですが、モーガンがマーシーを助けようとしていると突然目を開けてマーシーの足を掴んで離そうとしなかったり、
犯人の性格のねちっこさがよくわかる場面でした。
キモ━━━( ´;゚;ё;゚;)━━━!!!!
あ、そういえばもう一つ印象に残る場面がありました。
エピソードの最後の最後の方ですね~。
タルボットが登場するのですが、このキャラけっこう気になるので別記事にしてみたいと思います。
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ロッシ: Agathon said, "Of this alone, even God is deprived, the power of making things that are past never to have been."
(アガトン「たとえ神の力を持ってしても、過去をなかったことにはできないのだ」)
ホッチナー: Doménico Cieri Estrada wrote, "Bring the past only if you're going to build from it."
(ドメニコ・エストラーダ「過去を振り返るのは…何かを生み出す時だけでいい」)
ロック・マフィア「ザ・ビッグ・バン」(The Big Bang by Rock Mafia)
ザ・スペンサー・デイヴィス・グループ「ギミー・サム・ラヴィン」(Gimme Some Lovin by The Spencer Davis Group)