連邦刑事の娘が何者かに誘拐された!
娘は双子で、もうひとりの娘にも興味を示す犯人?
犯人の目的は身代金、それとも…?!
電話上で繰り広げられる、ギデオンと犯人の激しい心理戦にドキドキハラハラが止まらない!!
クリミナルマインドシーズン1 第5話「双子令嬢の誘拐(Broken Mirror)」のあらすじと感想です。
パーティーの帰り道、Patricia(パトリシア)とボーイフレンドが何者かに襲われた。
ボーイフレンドはその場で犯人に射殺され、パトリシアは誘拐されてしまう。
後日パトリシアの家に犯人からの電話があった。
対応に応じたのは、有名な連邦検事でパトリシアの父、エヴァン・ダヴェンポートだったが、犯人はパトリシアのミラーツイン、Cheryl(シェリル)と話すことを執拗に要求する。
さらに犯人は、身代金として50万ドルを用意しそれをシェリルに運ぶよう指示するのだった。
犯人の目的は金なのかそれともパトリシア本人?
シェリルに身代金を運ばせる目的は?
そして、BAUは無事にパトリシアを救出できるか…
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今回は、モーガン活躍が目立ちました。
まず、彼の得意技(?)である、犯人の立場にたって、その時の行動を推理。
そして、モーガンの推理は的を得ていました!
シェリルに「科学的じゃない」と突っ込まれていましたが…(汗)
その後、鋭いひらめきで身代金を持ったシェリルを危機一髪で犯人の手から守ったりと、大活躍♪
モーガンがいなければ、物語の展開が大きく変わっていったでしょう。
ただ、最後はちょっと残念!
犯人の奇襲にあって、意識を失ってる間に事件が解決してしまったので(;´Д`)
これは最後までかっこよくモーガンを使って欲しかったな、というのが正直な希望。
エピソードの中間辺りでギデオンと犯人の心理戦があったのですが、ギデオンのテクニックは素晴らしいですね。
ギデオンのテクニックは、一歩間違えればパトリシアは殺されてしまうかも、というリスクがある方法なので、お父さんやシェリルが半狂乱になってしまいましたが
より鮮明な犯人像を描くためだったんですね~。
ギデオンは大胆なおじさまです。
そしてこの心理戦
見事ギデオンの勝ち!ε-(´∀`*)ホッ
犯人は誰か、というのは、最後の方までわかりませんでした。
でも、いつもよりなんかあっけなかったな~、と感じたのは
犯人を想像できたからかもしれません。
それでもBAUのプロファイリングぶりを楽しむには申し分ない内容でしたよ♪
今回犯人に狙われた双子令嬢、パトリシアとシェリルはミラーツインズと呼ばれていました。
ミラーツインズとは、一卵性双生児の中でも、左右対称の特徴を持っている双子のことを言います。
別名「ミラー・イメージ・ツインズ」とも言われていますが、並ぶとまるで鏡に写したように左右対称に見えることからなんですね。
ミラーツインズは、普通の一卵性双生児と違って、つむじが「右巻き・左巻き」というふうに、身体的特徴が左右対称になります。
一人は右利き、もうひとりは左利き、というふうに、利き手も左右対称になることがあるというのはとても興味深いです!
中には、心臓が「右・左」というふうに、内臓が反転しているケースもあるそうです。
ちょっとこれにはびっくりですね。
普通、一卵性双生児は、DNAで識別可能なのですが、ミラーツインズの中にはDNAテストで識別できないケースもあるとか(参照)。
なので、外見の違いで区別することになりますが、ミラーツインズが事件を起こすとやっかいですね。
身体的反転という特徴を持つミラーツインズですが、性格や嗜好が反転することもあるんですね。
ミラーツインズが誕生する原因は、受精卵の分裂が通常よりも遅れることではと見られていますが、はっきりとは特定されていません。
にしても、人間の神秘を感じますよね。
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ギデオン: Euripedes said, "When a good man is hurt, all who would be called good must suffer with him."
(エウリピデス「1人の善人が傷つくとき、すべての善人が共に苦しむことになる。」)
ギデオン: Euripedes said, "When love is in excess, it brings a man no honor nor worthiness."
(エウリピデス「愛情が度を過ぎると、人は名誉も存在価値も失う。」)