恐怖の列車旅行の始まり!

エルの乗った列車がハイジャック!

 

しかもハイジャック犯のそばには「謎の男」がいて指図する
「権威ある者との交渉」を要求する始末!

 

 

BAUメンバーの頭脳を使った説得と、スペンサーの命を張った交渉術にもうドッキドキ!

 

 

いつまでも忘れられないエピソードになること間違いなし!

 

 

クリミナルマインドシーズン1 第9話「テキサス列車ジャック(Derailed)」のあらすじと感想です。

 

 

 

「テキサス列車ジャック」のあらすじ

クリミナルマインド1 第9話「テキサス列車ジャック」のあらすじと感想

出典

 

 

William Devries(ウィリアム・デヴリーズ)という児童殺人犯と面会するために、テキサス行きの列車に乗ったエル。

 

 

途中、駅でもないのに電車が突然ストップしてしまう。

 

事態を説明しようと巡回していたガードマンはエルに、電車が飛び降り自殺に巻き込まれてしまい、しばらく停車することを告げる。

 

 

ところがエルの近くに座っていた男が、ガードマンの拳銃を引きぬきガードマンを射殺してしまう。

 

さらにエルを殴ってエルの拳銃も奪い、車両内に座っていた乗客を人質にとって立てこもる。

 

 

人質開放のため、捜査協力をすることになったBAUメンバーは、車両内を捉えているカメラ映像を見ていた。

 

 

リードは犯人の行動を見ながら、犯人は「遅発性ジスキネジア」であることを指摘する。

 

さらにBAUメンバーたちは、人質の中にエルの姿を発見して愕然とするのであった。

 

 

犯人たちが立てこもっている列車の周りには、人質救出部隊と狙撃班がすでに待機しており、いつでも突入可能な体制が整っていた。

 

犯人とは電話で会話できるが、「権威ある者との交渉」を望んでおり、それ以外の者と話すことを一切拒んでいた。

 

 

しかし、「権威ある者」が誰のことを指しているかわからず、犯人が提示した3時間の期限が刻々と迫っているだけで、BAUメンバーが現場に到着したときは事態は硬直したままだった。

 

 

ギデオンはまず犯人の妄想がどいうものなのか知り対応を考えるのが先だと提案した。

 

そんなとき、犯人は人質の一人に電話をかけさせる。

 

電話を受け取ったギデオンは、犯人が、BAUメンバーが乗っていたSUVを見ており

 

  • ギデオンたちが何者なのか
  • 政府の者なのかFBIなのか

 

しきりに知りたがっていることがわかった。

 

 

ギデオンは自分の素性を言わずに、犯人が「権威ある者との交渉」を望んでいる目的を探っていた。

 

 

そして犯人はついに

 

"If you are the Higher Authority, then you can have it removed"
(もしあんたが権威者だったら、"それ"を取り除いてくれよ)

 

 

ギデオンはその"it"が何を意味するか理解したように振舞い、取り除くには時間がかかることを告げると、犯人は1時間待つと言った。

 

 

犯人が取り除いて欲しいものは何なのか。

 

 

車両内の様子を見ていたBAUのメンバーは、犯人の腕にある無数の傷を発見した。

 

ギデオンは、カミソリやペンを使って、そこを掘り起こそうとした痕だと指摘する。

 

 

もしかしたら犯人は、自分の体にマイクロチップが埋め込まれいると信じこんでいて、取り除いて欲しいのは、そのマイクロチップではないだろうか。

 

 

犯人の要求に応えるためには、そのマイクロチップを取り出してあげるフリをすること。

 

 

リードがマイクロチップを取り出すテクニシャンに扮して、犯人たちが立てこもる車両に潜入する。

 

 

無事にマイクロチップを取り出し、犯人に安堵の表情が現れた。

 

リードたちもほっとしたその矢先、犯人は意表をついた要求をリードにし、リードは言葉を失う。

 

 

 

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「テキサス列車ジャック」の感想

人質をとって立てこもった精神異常者
謎が謎を呼ぶようなストーリー展開

 

このエピソードが最後までドキドキハラハラしたのは、こういう要素があったからかな~、と思います。

 

もしかしたら…
って最悪なことを考えてばっかりいましたが、望んでいた通りの結果だったので満足しました。

 

サスペンスドラマとしてはかなりレベル高いですねー。

 

 

と、ここでツッコミ一つ。
犯人は、エルが見ていたFBIファイルを見て、抱いていた妄想に拍車がかかり、事件を引き起こしてしまうのですが、ファイルの見方がいかにも~、って感じで、かなりわざとらしかったです。

 

ファイル見てるというか、周りの人に「これFBIファイルよ」って見せながら見てる感じ?!

 

 

まあ、これがないと事件が発生しなかったので、仕方がないといえば仕方がないですが^^;

 

まあ、ドラマですからね~。
実際はカバーか何かして見ると思います、私が捜査官だったらそうするだろうから。

 

 

 

エピソードの途中でわかることですが、犯人の素性がとっても意外でびっくりしました!

 

この意外性もエピソードを十分盛り上げてくれますね~。

 

 

あと面白かったのはやっぱりギデオンと犯人の取引でしょうか。
犯人の要求は何なのか、それを知るための犯人との駆け引きは相変わらず巧みでしたねー。

 

 

スペンサーの活躍も見逃せません。
スペンサーがいなかったら、マイクロチップを取り除く行為はできませんでしたから。

 

 

スペンサーってほんと多才ですよね~(*´ω`*)

 

 

まあ、こんなかんじで見応え十分なエピソードでした!

 

 

 

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「テキサス列車ジャック」キャスト

  • ジョン・バートン(Jon Barton) SWATリーダー
  • クリス・バウアー(Chris Bauer) セオドア・ブライヤー医師
  • ケンダル・クレメント(Kendall Clement) 警備員
  • ケヴィン・クリスタルディ(Kevin Cristaldi) ハリー・アンダーソン
  • フランク・フォセッテ(Frank Faucette) SWAT隊員2
  • M.C. ゲイニ-(M.C. Gainey) フランク・モレッティ捜査官
  • スーザン・ギブニー(Susan Gibney) リンダ・ディートン医師
  • フィニアス・キヨムラ(Phinneas Kiyomura) 救急隊員
  • ジェフ・コバー(Jeff Kober) レオ
  • ステファン・モファット(Stephen Moffatt) 州警察官
  • スコット・ノリス(Scott Norris) SWAT隊員1
  • アンリ・ラマン(Anil Raman) ジョシュ・パテル
  • アリス・リートベルト(Alice Rietveld) エレイン・カーティス
  • マーク・ステファニ(Mark Stefanich) HRTコマンダー

「テキサス列車ジャック」で引用された格言

ギデオン: Robert Oxton Bolt wrote, "A belief is not merely an idea the mind possesses; it is an idea that possesses the mind."
(ロバート・オクストン・ボルト「信念とは、心の中にただ宿るだけでなく心を支配する思いのことだ」)

 

 

リード: Albert Einstein asked, "The question that sometimes drives me hazy: am I or the others crazy?"
(アルバート・アインシュタイン「時々私を朦朧とさせる疑問・・・おかしいのは私なのか、彼らなのか」)

「テキサス列車ジャック」で使用された曲

ジリアン・ウェルチ「レッキング・ボール」(Wrecking Ball  by Gillian Welch)

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