ハイスクールの人気者が他殺体で発見された!
妬みの犯行?
いやいや現場に残された五芒星、動機はカルト?
いやいや、ギデオンたちのプロファイリングはそれ以上の動機をあぶり出す!
クリミナルマインドシーズン1 第10話「悪魔のカルト集団」(The Popular Kids)のあらすじと感想です。
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ヴァージニア州マサヌッテンマウンテンで、Adam Lloyd(アダム・ロイド)という地元の高校生が死体が見つかった。
アダムは日課のジョギング中に何者かに襲われ頭を殴られていた。
アダムの遺体が発見された周辺を捜索していた保安局は、白骨化した遺体を発見する。
白骨化した遺体はアダムと同じように頭が割られており、遺体のそばの木には、五芒星と、「サタンは生きている LOD」という文字が切り刻まれていた。
単なる殺人事件ではないと直感したJohn Bridges(ジョン・ブリッジズ)保安官は、BAUに捜査協力を要請した。
アダムが殺害された現場を訪れたBAUのメンバーは、白骨死体付近に刻まれたメッセージに注目、この地域で秘密裏に行われている、サタニズム(悪魔崇拝)グループによる犯行の可能性を視野に入れた。
そして、茂みが広がるこの地域は、初めて訪れる者は迷いやすく、犯人はこの地域に住む人間と推理する。
そんな中、Cherish Hanson(チェリッシュ・ハンソン)の母親が現れ、チェリッシュはアダムと一緒にジョギングしていたことがわかり行方がわからなくなっていた。
チェリッシュの行方を探すため、ブリッジズ保安官とBAUのメンバーは、地元の住人にボランティアを募集した。
このボランティア募集は、土地勘のある住民の協力を得ることと、どの人間が来たか来ないか、来たとしたらどんなバックグラウンドがあるか調べる目的があった。
一人の男が容疑者として浮上するが、その頃エルは
「サタンは満月の夜に処女を生贄にするよう命じる」
と書いてあったメモ書きを見つる。
メモには血がついていた。
BAUメンバーが事件のプロファイリングを捜査官たちに告げると、ブリッジズ保安官の息子が
「その人物に心当たりがある」という。
息子は父親に黙って、Mike Zizzo(マイク・ジゾー)という、カルトグループのリーダーで、ティーンネイジャーから絶大な信頼を得ているグループの集まりに参加したことがあったのだ。
ジゾー拘束に急ぐBAUメンバーだったが、ギデオンは、何か知っている、と、ボランティアの時から気になっていた女子高生の姿を発見、ひとり後を追う。
拘束されたジゾーは容疑を否認する。
一方チェルシーの行方を探していたモーガンとリードは、ジゾーの敷地内で見落としていた建物があることに気がついた。
チェルシーはとこに?
そして犯人は一体誰?
エピソードの最後ですべてが明らかになる…
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なんとなく邦題に違和感が。
確かにカルトグループも関係してくるんですけど、決定的ではないので。
このエピソードでは原題の「The Popular Kids(人気者の子供たち)」ほうがしっくり来ると思います~。
殺害されたアダムは、学校では人気者の男の子でしたし、ジゾーも多くのティーンネイジャーに慕われるカリスマ性を持つ人物。
犯人はどちらかというとこういうタイプではなく、人気を集めるタイプに嫉妬していたのかも、という印象を受けるからです。
直接犯人は犯行動機を言いませんけどね。
自分は人気を集めるタイプじゃないから、こっち(犯罪を犯すこと)のほうで注目をあびたくて、無意識のうちに嫉妬相手をターゲットに選んだり、利用したみたいな。
そう考えると納得できる部分があります。
それから、なんとなくいつもよりすっきり感がなく、まとまりを感じられないエピソードでした。
犯人はどちらかというと意外性のある人物だったので、もう少しワクワクしても良かった気がしますが^^;
といっても全然見どころがなかったわけでもなく。
最後のほうで、モーガンが「犯人はお前だよ」といういきさつと
ギデオンが追いかけた、謎の女子高生から聞かされる白骨死体についての告白
この2つの場面は、意外性を突かれてよかったです(*´ω`*)
「悪魔のカルト集団」というと、なんだかギラギラとしたエグいイメージがあるのですが
それを期待しながら見るとがっかりくるかもしれません。
このエピソードを見るときは邦題を忘れたほうが楽しめるかな。
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ギデオン: Sir Peter Ustinov said, "Unfortunately, a super abundance of dreams is paid for by a growing potential for nightmares."
(ピーター・ユスティノフ「夢をたくさん持ち過ぎると、残念なことにその代償として悪夢も増えるのだ。」)
ギデオン: Playwright Eugene Ionesco said, "Ideologies separate us. Dreams and anguish bring us together."
((ユージーン・イヨネスコ「思想は人の間に壁を作り、夢や悩みは人を結びつける。」)