閑静な住宅街で連続暴行事件が発生!
白昼堂々と行われる凶行、そして被害者の目を見開いたまま接着剤で止めるという異常さ!
「トミー・キラー」と名づけられた犯人を追う、ギデオンたちのプロファイリングと行動力にもうドキドキ♪
クリミナルマインドシーズン1 第4話「白昼のレイプ・キラー(Plain Sight)」のあらすじと感想です。
カリフォルニア州サンディエゴ。
Brenda(ブレンダ)という女性が、自宅で殺害された。
ブレンダの目が大きく開かれ接着剤でとめられていたことから、Tommy Killer(トミー・キラー)の犯行と断定。
BAUが捜査協力をすることになる。
トミー・キラーは、サンディエゴの住宅街で3週間の間に6人もの女性を暴行・殺害しており、4件目の殺人事件から、現場にメッセージを残すようになった。
メッセージを聞いたリードは、すぐにそれが17世紀のバレエ
「A Dialogue Betwixt Death and a Lady」だとわかる。
そして、BAUがサンディエゴでトミーキラーのプロファイリングを始めた時、次の女性暴行事件が起きてしまう。
幸運にも、被害者は夫の帰宅で命拾いしたが、犯人は「スキーマスクをかぶった黒人」と証言、プロファイリングの犯人像と矛盾が生じる。
その後ギデオンのアイデアで、トミーキラーに行動を起こさせることに成功するが…
次の犠牲者が出る前にトミーキラーを捕まえることができるか?!
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リードのプロファイラーとしての活躍やキャラが光ったエピソードでした。
サンディエゴに向かう飛行機の中で、トミーキラーが残したメッセージをホッチが読んだだけで
「あ、そのセリフだったら…」で見事言い当てたリード。
17世紀のバレエの古典を知ってるなんてエルやモーガンでなくても、私もびっくりデス!
犯人は引用されているバレエ文献を再現しようと殺人をしていますが、犯人はDeathになることによって被害者(Lady)を支配、命を奪い
被害者の所有物を破壊してしまうんですね(怖)。
このロジックがかなり理解不能ですが、そういうシリアルキラーもいるということですね。
バレエの古典をヒントにシリアルキラーと結びつけるってすごいですよね!
私だったら絶対思いつきません。
それからこのエピソードでは、リードがJJに淡い恋心(?)を抱いているんですね。
出典
これは冒頭に出てくるリード24歳の誕生日を、チームが祝っている場面ですが、
リードがギデオンに
「この世界で僕のことを"スペンス"って呼ぶのはJJだけなんだ」
と、嬉しそうに話すのが印象的でした。
事件を解決した最後の飛行機の中ではギデオンに助けてもらってJJにアプローチしてましたし。
この場面は、お父さんが息子に「がんばれよ」って感じで微笑ましかったです^^
リードは頭脳明晰で恋愛はちょっと奥手なウブな青年、といったところでしょうか(笑)
リードとJJ
でも「あれ、ひょっとしてこの二人?!」
って思うのはこのエピソード以外ではないので、シナリオ上、路線変更しちゃったのかな。
JJのファッションも、バッチリフェミニンなイメージですし。
あ、肝心のトミーキラーですが最後のほうでようやく出てくるので、全くといっていいほど犯人は予想できません(笑)
開かれた被害者の目から、ギデオンが最終的な犯人像を描きますがそこでようやくトミーキラーを割り出すことができるんですね。
なので、どんな犯人か見たくて見たくて
最後の方は、スリル感を味わいながら画面を食い入る様に見てたかもしれないです(爆)
目がドライアイっぽいのはそのためかも(更爆)
リードの推理、ギデオンのプロファイリング
それからシナリオ構成が冴えてるな~、と感心したエピソードでした☆
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ギデオン: French poet Jacques Rigaut said, "Don't forget that I cannot see myself, that my role is limited to being the one who looks in the mirror."
(ジャック・リゴー「自分には自分が見えないことをお忘れなく。できるのは、鏡に映った姿を覗き込むことだけ。」)
ギデオン: Rose Kennedy once said, "Birds sing after a storm. Why shouldn't people feel as free to delight in whatever sunlight remains to them?"
(ローズ・ケネディ「鳥は嵐が過ぎるとさえずる。人も、困難の中に残されたわずかな光を喜べばいいのだ。」)