マイアミで男性旅行者が狙われる連続事件発生!
現地に向かうBAUメンバー、そしてそこにラモンテーン・ジュニアが再び登場!
あれ、ひょっとしてJJと…?
あ、モーガンもちょっと良い感じ…?
はいはい、リゾート地に恋はつきものだけど、事件解決が先(笑)!
クリミナル・マインドシーズン3 第17話「灼熱の街(In Heat)」のあらすじと感想です。
スポンサードリンク
フロリダ州マイアミにあるマリーナで、男性の死体が発見された。
被害者の名前は、Charles Luvet(チャールズ・ルヴェット)。
休暇でマイアミを訪れていた刑事だった。
マイアミでは似たような手口の殺人事件が発生しており、チャールズは3人めの被害者。
被害者の遺体が発見された場所は違っていたが
という共通点があった。
そして、遺体で見つかった被害者の他にも、4人の男性が行方不明になっていた。
現地では、Tina Lopez(ティナ・ロペス)刑事とラモンテーン刑事がホッチナーたちを出向かえていた。
ラモンテーン刑事は殺害されたルヴェット刑事の同僚で、ルヴェット刑事の婚約者の代わりにニューオリンズから身元確認にやってきていた。
ルヴェットは、ここで開催されるレガッタ競技に参加するために訪れていたという。
一方、警察本部で、被害者の一人、Paul Hayes(ポール・ヘイズ)の遺留品を調べるロッシとプレンティス。
ロッシは、ヘイズが1周間の滞在予定のはずなのに、持ってきていたスーツに袖を通していないことに注目する。
さらに、ヘイズは、結婚指輪を外して出かけていた。
ルヴェットが借りたというレンタカー内を調べていたモーガンとロペス刑事は、カーナビの使用履歴から、ルヴェットが最後に立ち寄った場所を特定、ロペス刑事は、あまりにも予想外のその場所に驚きを隠せなかった。
ホッチナーは、レガッタ競技関連者から、レガッタは毎年9月に開催されるので、今は時期はずれだということを知る。
ルヴェットは、レガッタ競技に参加するために毎年来ていたとばかり思っていたが、それが嘘だとわかり、ショックを受けるラモテーン刑事。
そこへモーガンからホッチナーに、ルヴェットが最後に訪れたのは地元のゲイバーだったと報告を受ける。
ここでホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
翌日、新たな殺人事件が発生した。
死体のそばにいた男と見たという目撃者は、犯人は自らを刑事と名乗り、強盗犯を追うと言って立ち去ったという。
さらに、ルヴェットの警察バッジが現場近くに落ちていたことから、犯人はルヴェットになりすましているのではないかとホッチナーたちは推理する。
犯人はなんのためにルヴェットになりすますのか?
犯人が誰なのか明らかになるに連れ、その犯行の動機と、他人になりすまし続ける悲しい男の人物像が明らかになる…
スポンサードリンク
舞台はマイアミですね~♪
思わず「ホレイショ」を連想してしまったのではないでしょうか(笑)
安心してください、私もその一人です(爆)
ホレイショだったら、ホッチたちの介入に最後まで反対していそう~。
あ、いや、始めはホッチたちの介入を面白くないと思っていても、正確なプロファイリングに見直し、一緒に協力して、って
ああ~、すっかりクロスオーバーしてます(爆)
ついでにデクスターも鑑識で登場、って、もう脱線ばっかりしていやですね^^;!
ゲイをターゲットにした殺人事件という設定はよくありますが、それに加えて犯人が殺害した被害者になりすます、というところに興味を持ちました。
犯人のスティーヴン・フィッツジェラルド。
出典
ゲイであることを理由に、実の父親に虐待され続け、「ゲイ=邪悪」という意識を植え付けられてしまったようです。
ゲイを憎むというか、そんな性的嗜好を持つ自分が憎くて仕方なかったのかもしれませんね。
でも、どうしても男性に目が行ってしまう。
そして、近寄ってくる被害者に対して激しい憎悪を抱いて犯行に。
まあここらへんまでは理解できます。
でも、あまりにも自分を憎み過ぎると、他人になりすまして楽になろうという行動に出るのでしょうか。
なんか、こういう思考回路はよく理解出来ませんが、最後犯人は自分の名前を読んでも振り向かず、なりすましてる被害者の名前を呼んだら反応して、それがすごく悲しくなってきましたね…
そこまで己を否定してしまってるのか、と。
逮捕で終わっちゃったんですけど、その後の取り調べの様子がどうしても観てみたくなって仕方ありませんでした。
ところで、この犯人は、クラスターBパーソナリティ障害と見られていますが、これについては別記事で少し詳しく書いてます(⇒クラスターB パーソナリティ障害って?)。
犯人を追うだけのエピソードだったら、暗い気持ちで終わってしまうところでしたが、今回は脇を固めるサイドエピソードがほんわか熱々でよかったです。
タイトルが「灼熱の街」だからでしょうか。
今回はロマンスがいっぱい練り込まれたエピソードだったと思いませんか?
トップバッターはこのカップル。
仕事で帰宅したガルシアにディナーを用意してくれていたケビン。
さらに、仕事でストレスがたまっているガルシアに「キーボードから離れてバケーションでも」と優しく声を掛けるケビン。
そんなケビンの気遣いに、ロマンチックに答えるガルシア。
マイアミにいなくても、灼熱でしたね~(笑)
その後2人はガルシアのオフィスで、楽しくイタリア語練習してましたが、バケーション行く気満々の2人のやり取りが面白かった(笑)
末永くお幸せに~。
ラモンテーン刑事とJJ、「ニューオーリンズの切り裂きジャック」の件以来、密かに愛を育んでいたんですね~。
1年前って、私はつい最近あのエピソード見たので、ちょっと感覚的に不思議ですが^^;
今回のエピソードでJJ、かなりぎこちなかったですね~(笑)
2人の交際をオープンにしたいウィルと、他のメンバーに付き合ってることを知られたくないJJ。
極端にウィルのことを避けますが、それでウィルとの関係がギクシャクしてしまうんですね。
同僚を失って気弱になっている上に…
ウィル可愛そう。
とても真面目な上、自分が傷つきたくない、っていう気持ちが強い女性なんですね~、JJって。
ウィルとの関係を隠しにしてきて一時は別れ話にまで発展しましたね!
でも、最後エミリーの一言で見事ハッピーエンド。
もたもたしてるJJを見かねたエミリーが、助け舟を出したという感じです。
知ってたのはエミリーだけじゃなくて、モーガンやスペンサー、み~んな知ってたみたいですね!
JJとウィルのこと。
さすがはプロファイラーだわ。
メンバーには何も隠せない^^;
そうとは知らず、必死になって隠していたJJが、なんか可愛かったです。
あ、それから、これもちっちゃなつっこみなんですけど、JJこの頃妊娠してたのかな?
エピソードの途中でなんとなくむっちりしてるし、服装もお腹を隠してる感じでしたよね。
マイアミは気候柄そしてその雰囲気柄、ちょっと開放的になって、恋も生まれそうです。
マイアミ警察のロペス刑事とモーガンがちょっといい感じ♪
会った瞬間、お互いのアイコンタクトで、「あ、もしかして」って期待したんですけど、結局はいい雰囲気というだけで何もなかったですね。
サスペンスドラマで恋愛関係が入ると、そっちの成り行きが気になってしまって、エピソードに集中できなくなってあんまり好きじゃないんですが、この程度の挿入だったらまあまあ大丈夫かな。
モーガンはマイアミの雰囲気によく溶け込んでいましたが、陽気な感じのマイアミに立つスーツ姿の笑ってないホッチは、なんかミスマッチでしたね~(苦笑)
何度見ても笑ってしまう。
逆に、同じスーツ姿のロッシは、あの性格なので違和感なかったんですけど…
まあ、こうした細かなところも見どころがあり、なかなか忘れられないエピソードになりました~。
スポンサードリンク
JJ: "There are no secrets better kept than the secrets that everybody guesses." – George Bernard Shaw
(「一番秘密にしやすいのは誰にでも見当のつく秘密だ」ジョージ・バーナード・ショー)
JJ: "If we knew each other's secrets, what comforts we should find." – John Churton Collins
(「みんながお互いの秘密を知ったら、どんなに安らげるだろう」ジョン・チャートン・コリンズ)
秘密を持っていた、ということは、JJと犯人に共通することですね。
上の格言は、バレてないと思っていた秘密が、実はバレていた、というJJの、下の格言は、ゲイを隠してきた人生を送ってきた犯人のことを言い当ててるのかもしれませんね。
ロス・ロンリー・ボーイズ「マイ・ウェイ」(My Way by Los Lonely Boys)
ロージー・トーマス「シンス・ユーヴ・ビーン・アラウンド」(Since You've Been Around by Rosie Thomas)