クリマイのメインキャラクターとして長年活躍したデレク・モーガン。
男らしくて優しく、BAUのヒーロー的存在でした。
私にとってもヒーローでした、メインキャラの中で一番かっこよかった!!
他のBAUメンバーとの絡みも観ていて心地よかったですし、特にガルシアとのね!
今回は、モーガンのキャラや、モーガン最後の登場、そしてモーガンに対する私の思いなどについてまとめてみました。
デレク・モーガンをたっぷりと堪能してくださいね♪
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モーガンは、シーズン1から11までメインキャラとして活躍した、FBI監督特別捜査官。
シーズン1ではすでにBAUメンバーでしたが、その前はシカゴ市警察で、爆弾処理班員として活躍していました。
BAUでのモーガンは、どちらかと言うと頭脳よりもずば抜けた運動神経を活かし、数々の悪党たちをお縄にしてきました。
そしてモーガンのドア蹴りは、クリマイの名物シーンとなります。
BAU内では人望が厚く、一時ホッチの代わりとしてセクションチーフになったこともありました(シーズン5)
BAUメンバーと仲良しで、特にスペンサーとはじゃれ合ったり、元気づけたりと、頼れる兄貴的存在でしたね。
ガルシアとの絡みも最高でしたよね!
あのガルシアのユーモアを受け止めてくれるのは、モーガンだけでした。
ガルシアを「ベイビーガール」と呼べるのも、モーガンだけ!!
モーガンとスペンサー、モーガンとガルシアの絡みも、クリマイ名物として定着しましたね。
クリマイにとって、本当に大きな存在でした。
モーガンには母と姉妹2人がいて、とても仲がいいんです。
シーズン2「疑惑のプロファイラー」では、お母さんの誕生日を祝うために、シカゴに帰省するほど。
お父さんを早くに亡くしたためか、お父さんの分まで家族の面倒を見ようとしていたようです。
また、長年失踪していたシンディのことを諦めず、行方を探し続けていました。
誰に対しても真摯な態度で接するので、家族だけというわけではありませんが、モーガンは、身内に心を寄せるイケメンでした。
モーガンは男らしい!
これに反対する人いませんよね?
それほどモーガンの男らしさを感じるエピソードは山ほどあるのですが、一番印象に残っているものを一つご紹介します。
シーズン6『安全地帯』で、スパイサー刑事の遺児エリーが、里親から逃げ出してきたことを知ったモーガンは、実の母親を探すことを決めました。
スパイサー刑事は暗闇王子の凶弾に倒れましたが、モーガンにエリーを託すんですね。
「男の約束」を守り、エリーにとって最善の方法を探すモーガン。
自分を捨てたと思い込み、母親に心を開こうとしないエリーにモーガンが一言。
「僕は君を守ると、君のお父さんに約束した」
その自分が、不幸せになるような環境を君に進めるわけがない、とエリーに言いたかったのかもしれません。
にしてもかっこいー!!
約束は必ず守る、というモーガンが最高に男前すぎる。
モーガンの男らしく誠実な性格は、恩師からの性的虐待という経験からきているのかもしれません。
モーガンは父を亡くしてから自暴自棄になった時期があり、そんな彼を救ったのが、恩師であるカール・ビュフォードでした。
ビュフォードの裏切りはモーガンを深く傷つけた反面、FBIへの道を見つけたきっかけも作りました。
ところで、ジム・クレモントは、元FBIプロファイラーで、エピソードの内容について助言したり、脚本に関わっています。モーガンの経験は、クレモントの経験がベースです。
モーガンは家を複数所有し、リフォームするという趣味があります。
持ち家の数は8件で、一度解体してリフォームしているということですが、ストレス解消や気持ちをコントロールするのに役立っているとか。
ストレス溜まりそうな仕事ですからね、リフォームで豪快に体を動かすことで、発散されるのかもしれません。
その他にも、カード・ヴァネガットの小説が好き、大のホッケーファン、ラッパーのNasのファンなど、多彩な趣味を持つ顔ものぞかせています。
ガルシアの一歩間違えるとセクハラになるジョークにも付き合ったりと、男らしいだけでなく、ユーモアも兼ね揃えているモーガン。
クリマイになくてはならない存在でした!
これまでBAUメンバーのピンチを救ってきたモーガンですが、シーズン11では、闇の請負グループに拉致されて、拷問を受けます。
無事に救出され、一旦はBAUに戻りますが、今度は愛妻のサバンナがターゲットに。
このままいくと、父の二の舞になる可能性が高く、もーがんは悩みに悩んだ末、家族と過ごす道を選択、『美しき惨事』でBAUを去りました。
BAUを去る時も、やっぱり男らしいですね。最後までヒーローだわ。
モーガン役のシェマー・ムーアが、クリマイを降板した理由は、クリマイを離れて、新しい役に挑戦したいという気持ちからでした。
ムーアはその後『S.W.A.T.』に主演、シーズンを順調に重ね、成功しています。
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モーガンのことBAUメンバーの中で、一番好きでした。
みんな魅力的ですけどね、特にモーガンが、かっこよかった。
優しくて誠実で、しかも男前。
さらにジョークが通じるなど、BAUにはなくてはならない存在でした!
初めの頃はちょっとチャラ男っぽいところもありましたが、だんだんと仕事にすべてを注ぐ熱血捜査官にシフト。
シーズン4の後半くらいから現在のキャラに定着していったような気がします。
そして、BAUメンバーと誰と絡んでも、しっくりくるという、貴重なキャラでした。
ガルシアとスペンサーとのコンビについてはすでにお話しましたが、エミリーとは同志みたいな雰囲気が好きでした。ホッチとは「部下と上司」との関係を崩さず、正義感から時々衝突するのが良かったです。反発しつつも2人の間には信頼関係があり、モーガンはホッチの良き右腕として活躍しました。
ロッシとJJとは、ほかのメンバーよりインパクトは少なめですが、見ていて自然でしたよね。旧知の友人みたいな。
エルとモーガンの組み合わせも好きでした。キツイ性格のエルを笑顔にさせるのが得意でしたよね。BAUの同僚として息がぴったりでした。
ブレイク、タラ、ケイトとは短期間でしたが、やっぱり違和感なかったです。
ジョーダンの場合は、初め好意を持っていたけど、最後はかなり冷たかったのがちょっと、でしたけど。
アシュレイは本当に短期間で、記憶に残ってないな^^;
モーガンはシーズン1から登場していましたし、シーズン11の頃はもう、いて当たり前のような感覚でいたので、降板が発表された時は、膝から崩れ落ちるようにびっくりしました。
モーガンのいないクリマイなんて…
最後のエピソードを観る前は、気が重くて乗り気ではなかったのですが、ムーアの演技と、BAUメンバーのモーガンに対する愛情に魅せられて、最後は感動すら覚えました。
モーガンがBAUを去ってしまったことはとても残念でしたが、どんな時も幸せな気持ちにしてくれるモーガンに、感謝の気持ちしかありません!
あまりにも男前なシーンがありすぎて、活躍したエピソードを3つ選ぶというのは邪道な気もします。
ですが、目をつむるとすぐに思い出せるほど印象に残っているモーガンの活躍したエピソードについて、ベスト3ご紹介します!
シーズン4第1話です。
爆弾を乗せた救急車を移動させ、間一髪で市民を救ったシーンが、最高に良かったです。
モーガンがいなければ、どうなっていたことか。
最後はハッピーエンドで終わる、ということはわかっていても、「もしかしたら…」というスリルがつきまう、緊張感の走る内容も良かったですね。
シーズン7第20話です。
私の中では、神回のひとつとなっているこのエピソード。
「シンディは生きている」と信じて疑わなかったモーガン。
どんなことがあっても必ずシンディを救い出すという信念を曲げなかったモーガン。
モーガンの魅力がすべてつまっていたようなエピソードでした。
何度観ても泣けます!
シーズン11第16話です。
やっぱりベスト1はこのエピソードにつきます。
拷問に耐えている間に、頭の中で父ハンクと再会。
2人のやりとりが最高でしたし、病床でサバンナにプロポーズするシーンも泣けました。
デレク・モーガンの集大成を観るかのような、シーアの迫真の演技が忘れられません。