クリマイ11#16「デレク」忘れられないエピソードになりましたよね。
私も大好きです、このエピソード!
何度思い出しても目がうるうるするんですが、シェマー・ムーアの演技がほんと良かったです!
しかも、モーガンに泣かされた場面は一つではなくたくさんありました。
それは一体どんな場面だったか。
一気にご紹介しますので、一緒にあの時の余韻に浸りましょう~♪
スポンサードリンク
ハンクがデレク少年に「永遠の王」を読むシーンがありました。
本を読み終わりデレク少年が父に「お父さんは神に守られているの?」と質問しますが、ハンクは「もちろん」と言い切ります。
ところが後日ハンクは凶弾に倒れてしまった。
解離した意識の中で、モーガンがハンクに「I blamed you for believing me.」と涙声で訴えましたが、「神に守られてるって言ったくせに」という気持ちがあったんですね。
父の守られていると言ったことは嘘だった。
神は父を守ってはくれなかった。
信じていただけに失望感は半端ではなかったでしょうね。
モーガンの切ない気持ちが伝わってきてジンと来てしまいました。
モーガンが神の存在を信じず、宗教に対して懐疑的な態度を示していたことは前から知っていましたが(「悪魔の囁き」)、父の死が大きく影を落としていたんですね。
モーガンの思い出したくない記憶。
それは、ビュフォードから受けた虐待でした(詳しくは「疑惑のプロファイラー」で)。
虐待の辛さから逃げ出すため、モーガンは無意識下に逃げ場を作りましたが、それがモーガンとハンクが立っていた池の畔だったんですね。
ビュフォードのされるがままで、自分は何もできなかった。
そんな自分をモーガンはずっと恥じていたようです。
なので、モーガンがハンクに「I should have fought more, like You would have(もっと闘うべきだったんだ、父さんのように).」と言った時、モーガンはお父さんに認められたいという気持ちを持ち続けていたんだ、ということに気がついて、その健気さにジンと来てしまいました。
ハンクの「お前のことを恥じるものか。むしろ誇りに思っているよ。心の傷を強みに変えて家族を支えてきたじゃないか」という言葉に、モーガンも心のつかえが取れたのではないでしょうか。ちゃんとモーガンのことを見守ってきたんですね。さすがとーちゃん(涙)。
スポンサードリンク
絶体絶命のところでスペンサーに救われたモーガン。
ですが、瀕死の重傷を負い、予断を許さない状況でした。
力尽きそうになるモーガンを励ます父・ハンク。
そのやり取りがモーガンの意識の中で繰り広げられていました。
生きたい…
モーガンの思いが「I want to be there for my family.(みんなのそばにいたいんだ)」という言葉に溢れていましたよね。
ああ~(涙)
お母さんや姉妹、サバンナ、そして生まれてくる子供…
守る人たちがたくさんいるもんね、死んでられないね、モーガン!
ハンクの「父親になってこい」というセリフも良かった。
モーガンに泣かされたトドメのシーンと言えばこのプロポーズのシーン!!
これまでのストーリーがわかってるだけに、サバンナじゃないけど、思いが溢れてしまって(T_T)
病院服というのがモーガンらしくないけど、モーガンかっこいいよ~!
このシーンは何度見ても感動しますし、何度見ても涙が溢れてきます。
あ~、クリマイもう最高よ!
スポンサードリンク
モーガンとハンクの別れのシーン。
この場面もよかったですね。
30年間モーガンを見守り続けた父、思い焦がれていた息子。
熱いハグを交わし、ハンクが「I love you, son.More then you will ever know.(息子よ、愛してるよ。お前が思っている以上にだ)」と言いましたが、このセリフにぐっときてしまいました。
この「お前が思っている以上に」という部分が好きなんですよね。
モーガンとハンクの会話の中で、「男らしくない面があって、父はそれを快く思っていないのでは」というモーガンの気持ちが垣間見れるセリフがいくつかあって、父はそれを察していたのかな、と思わせるようなセリフだから好きなんです。
歳をとったハンクが登場したのは、亡くなってからずっとモーガンのことを見守ってきたという証ですし、そこにまた父親の深い愛を感じて泣けてきました。
このシーンは、モーガンに泣かされたと言うよりハンクにやられてしまったということでおまけにしましたが、こんなに感動的なシーンがたくさんあるエピソードも珍しいですよね。
もう一度エピソードが観たくなったら、我慢しないで何度でもどうぞ!!