「金髪コレクター」の再来?のはずはないけど…

若い金髪女性が狙われる、連続殺人事件が発生!

 

 

手口は処刑されたばかりのシリアルキラーにそっくり!

 

 

被害者を次々と襲い、金髪を奪っていく犯人。

 

ホッチたちの目標は、6時間毎に繰り返される殺人を一刻も早く阻止すること!

 

 

一刻も早く犯人を捕まえてください!!

 

 

クリミナル・マインドシーズン7 第21話「金髪コレクター(Divining Rod)」のあらすじと感想です。

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「金髪コレクター」のあらすじ

オクラホマで、25人の女性を殺害して死刑宣告を受けていたシリアルキラー、Rodney Garrett(ロドニー・ギャレット)の銃殺刑が執行された直後、Cara Smith(カラ・スミス)という若い女性が何者かに殺害された。

 

 

若いショートヘアのブロンド女性が被害者であること、被害者の心臓を一突きにして殺害している手口は、ギャレットのそれと酷似しており、ギャレットを慕うコピーキャットの犯行と考えられた。

 

 

そして、ジェット機に乗って現地に向かう途中のホッチナーたちは、初めの被害者が殺害された6時間後に、新たな事件が発生したとの連絡を受ける。

 

 

 

ギャレットが収監されていた刑務所を訪れたホッチナーとモーガン。

 

ギャレットの死刑執行を担当した、Warden Hansen(ワーデン・ハンセン)刑務官によると、ギャレットは刑務所内ではギャレットは孤独で、面会に訪れていたのはギャレットの妻のみ。

 

服役中に2度襲われたが、自分のナイフで相手を刺し殺すという騒動を起こしたほかは特に問題はなかった。

 

 

ホッチナーとモーガンをギャレットの独房に案内したハンセン刑務官は、ギャレットは生きているんじゃないかという感覚に囚われてるという、不思議な胸中を吐露する。

 

 

囚人の面会に訪れる人は駐車場に車を停め、ゲートでセキュリティチェックを受け、シャトルバスに乗って移動する。

 

ハンセン刑務官はその光景をみながら、1日も欠かすことなくロドニーの面会にやってきたギャレットの妻Helen(ヘレン)のことをホッチナーとモーガンに話す。

 

 

 

ヘレンの自宅を訪れたロッシとプレンティス。

 

あれほどの殺人を犯したロドニーに、最後まで献身的に尽くしたヘレンは、過去に科学治療を受けたときに、自分のもとを去らずに寄り添ってくれてたロドニーを見捨てることができなかったと2人に話す。

 

 

ロドニーのもとに送られてきた手紙は、すべてヘレンのもとに届き、そこからヘレンが手紙を振り分け、見せてもいい内容の手紙だけをロドニーのもとに届けていた。

 

ロッシとプレンティスは、ヘレンから、ロドニーのもとに届けられていた手紙の束を預かり、分析を始める。

 

 

一方、カラのあとに殺害されたJodie Armstrong(ジョディ・アームストロング)の自宅を検証していたJJは、不揃いになっているジョディの髪の毛に違和感を覚える。

 

美容に気をつけているジョディにしては、髪の毛に気を配っていないというのはどう考えてもおかしいからだ。

 

そしてJJは、、殺害された前日に撮ったジョディの写真を発見する。

 

ジョディはショートではなく、髪の毛が長かった。

 

 

その後カラの髪の毛も切られていたことをガルシアは確認し、犯人は金髪フェチであると推測された。

 

 

 

ロドニーは被害者から戦利品を取ることなく、しかもターゲットは売春婦といったハイリスクタイプ。
逮捕のきっかけにもなったほど、犯行はずさんであったが、今回の犯人は髪の毛を切り取り、ローリスクタイプの被害者をターゲットにし、慎重に、注意深いところがあった。

 

ドアを明けたまま犯行現場を後にするのは、犯行をわざと早く気づかせるためという不敵なところも見られる。

 

 

 

ジョディが殺害されてから6時間後に新たな殺人事件が発生する。

 

犯人は被害者の髪の毛を剃っており、犯行がエスカレートしている様子が伺えた。

 

カラを殺害したのが午前6時、ジョディが昼の12時、そして今回が午後6時。

 

次の犯行は深夜12時。
緊張感がホッチナーたちの間に張り詰める。

 

 

ヘレンから受け取った手紙を分析していたロッシとプレンティスは、ロドニーが処刑される前につぶやいていたという「千夜一夜」からの引用文が書かれた手紙を発見する。

 

 

差出人の確認に再びヘレンを訪れたロッシとプレンティスは、その手紙はロドニーが好きで、ヘレンは何度もロドニーに読み聞かせていたので覚えていたが、誰がいつ送ってきたかについてはほとんど覚えていなかった。

 

 

この手紙の差出人が犯人と確信したロッシは、ロドニーからインスピレーションを受け、「生徒」だった立場の犯人が「師匠」の座につき、キングとして君臨するため、ロドニーが死亡するのを待ってから犯行に行ったと推理する。

 

ロドニー処刑と最初の犯行が発生した日時を考えれば説明がつく。

 

できるだけ早いプロファイルの必要を感じたホッチナーは、関係者を集めプロファイルを発表する。

 

  • 犯人は30-40歳の白人男性。
  • 若い女性が抵抗しても押さえつけられるだけの体力がある。
  • 法的証拠を残さない能力に長けているほか、遺体が早く発見されるようにしむけ捜査側を嘲笑う自信に満ちた面も持っている。
  • 犯行を計画通りにきっちり実行することから、たとえつまらない仕事だとしても、犯人は一つの仕事を続けているだろう。
  • 被害者は、すべて若い金髪の可愛い女性という社会的基準から全てを兼ねそろえているタイプで、犯人にとっては手の届かない存在。
  • 被害者の髪の毛を切って持ち去るというのは、被害者を所有したいという気持ちの表れか、相手を醜くさせるためだろう。
  • 6時間おきに殺人を犯していることから、次の殺人は深夜12時。
  • 市民には出歩かないように、特に若い女性は一人で家にいることを避けるよう呼びかけると共に、できるだけ多くの警察官を繰り出して、警備を強化することが望ましい。

 

 

ロドニーが刑務所内で襲われたことを調べていたガルシアが、2回とも、ロドニーの死刑執行が延期された次の日に起きていたことを突き止めた。

 

誰かがロドニーに復讐するために命を狙っていた可能性があったが、なぜデスロードを歩んでいるロドニーを殺害するのか。
そしてもうひとつ、なぜ犯人は髪の毛を切り取るのか。
ロドニーよりも自分のほうが優れていることを証明したいためなら、なぜロドニーの生前にそれをしないのか。

 

 

その頃街にでてパトロールにあたっていたモーガンとプレンティスのもとに、誘拐事件発生の連絡を受ける。

 

目の前を猛スピードで立ち去る車を追いかけるモーガンとプレンティス。
ようやく車を阻止して犯人を取り押さえようとするが、車から出てきたのは、拉致された被害者、Emily Sisk(エミリー・シスク)のボーイフレンドだった。

 

エミリーとボーイフレンドは、エミリーの家に帰宅したときに犯人の襲撃に会い、エミリーはそのまま連れ去られたという。

 

 

エミリーの自宅に戻り検証を進めるプレンティスは、付近でエミリーの遺体を発見。

 

エミリーは胴体を何箇所も刺されていた上、頭皮を剥がされていた。

 

 

犯人はなぜ誘拐したエミリーを、リスクを冒して警戒の強い自宅付近に遺棄したのか。
これは犯人にとってとても意義があるはず。

 

事件が起きた場所をリードが線で結ぶと、やりの先端のような図形が出来上がった。
さらにJJがその線を直線ではなく曲線で結ぶと、ハートの形になった。

 

そして、そのハートの真ん中に位置するものを発見したホッチナーたちは、これまでの犯人の不可思議な行動すべてに説明をつけることができたのだった…

 

 

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「金髪コレクター」の感想

犯人がなぜなんのために、というのがなかなか出てこなかったり、「もしかして?」という予想が裏切られたりするなど、スリル感を持ちながら観ることができたエピソードでしたね。

 

犯人も最後のほうでやっと出てきますし、金髪フェチか、それとも?!
というふうに、最後まで展開がつかめず、ドキドキしました。

 

6時間おきに必ず殺人を犯すというタイム・ラッシュもスリル感をアップさせたのかもしれません。

 

犯人はコピーキャットじゃなかったんですよね。

 

目当ては奥さんだったか…

 

こんな結末誰が想像したでしょうか?

 

 

犯人はちょっとキモかったけど、サスペンスドラマとしてはかなり完成度が高くて満足しました♪

 

 

「千夜一夜物語」

ロドニーが気に入っていると言っていた引用文は、「千夜一夜物語」(またはアラビアンナイト)から。

 

千夜一夜物語はアラビア地域で語り伝えられている説話物語集。

 

主人公は、王妃の浮気を発見し、王妃を殺害し、女性不信に陥ってしまったシャハリヤール王。

 

王は若い娘と一夜を過ごしては殺害していたため、これ以上犠牲者を出さないようにと大臣の娘シャハラザードが王に嫁ぎます。

 

婚礼の夜シャハラザードは、王に物語をきかせ話が佳境に入った時に、「続きはまた明日」というふうに話を切り上げ、それを千一夜続けたといいます。

 

有名な、「アリババ」や「アラジンの魔法のランプ」などはこの物語の一つなんですね~。

 

こうして王はシャハラザードを殺害することなく、千一夜後は、凶暴性が消え、最終的にシャハラザードを后として迎えることに。

 

ドラマの中で引用されていたのは、王がシャハラザードを正妻にすることを決め、喜びに沸く千夜一夜の最後「大円団」の一部で、シャハラザードのことを描写している部分と思われます。

 

 

 

あ、それから、犯人と思われる手紙の送り主が最後まで出て来なかったのですが、私は心あたりあります。

 

きっとエピソード最後まで見たらわかると思いますよ~。

 

 

占い棒

このエピソードの原題は「Divining Rod(占い棒)」です。
タイトルになるだけあってエピソードでは重要な位置を占めてますね~。

 

占い棒とは、二股にわかれた枝を使ってそれを頼りに水脈や鉱脈を探すというもの。

 

ダウジングでしたっけ?
揺れたらそこに何かが!というような占い方法。

 

それなのかな^^;

 

 

ヘレンの話によると、ヘレンが所有している占い棒は、もともとヘレンの大叔父が持っていて、占い棒を使って水脈を当てていたということです。

 

ヘレンの父は、二股の一方がヘレンの中にあり、相方になった男性の悪を探し当ててしまうと言いますが、これは結婚後殺人鬼と化したロドニーのことを指しています。
「父さんは正しかった」とヘレンはつぶやきましたね。

 

被害者になりやすいタイプがあるように、ヘレンのように、殺人者に愛されるタイプもいるのかもしれませんね。

 

実際に、彼女や奥さんに手を出さなかったシリアルキラーは何人もいますからね。

 

にしても、占い棒と人間の心の闇をかけてるわけですが、随分ミステリアスな演出ですよね~。

 

 

このミステリアスは最後まで続きましたが、最後ヘレンが服役しているディランにモーションかけてましたよね?

 

「ひょっとして手玉に取っていたのはヘレン?!」

 

と、思わずにはいられない印象を受けました。

 

 

楽しんでたのか、ヘレン…

 

 

オクラホマ州では銃殺刑は可能?

ロドニーは銃殺刑に処されましたが、ちょっとびっくりしてしまいました。

 

中国では銃殺刑は聞きますが、アメリカで銃殺刑、というのは初耳だったからです!

 

アメリカには現在も銃殺刑は残ってるようですが、コロラド州が銃殺刑を廃止したかどうかというのは調べた限りではわかりませんでした。

 

コロラド州は銃殺刑を採用していたというのはわかりましたが。

 

エピソード内ではロドニーはあえて銃殺刑を望んだということですが、ロッシじゃないけど自分を演出したんでしょうねぇ。

 

恐ろしいです。

 

 

6秒で心変わり!のロッシの言葉にホッチが…♪

イギリスでは、連続して立ち並ぶ住宅のことをテラスハウスと言うんですが、アメリカではどうのかな。

 

まあいいや、エピソードの始めのほうで競売に出されているデュポンサークル(ワシントンD.C.にある交通の便がよく、店や観光スポットの多い、刺激的な地区)のテラスハウスを落札できるかな~、と心配していたエミリーでしたが、事件が解決して帰りの飛行機の中、ガルシアから、落札成功の知らせを受け取ります。

 

祝福ムードが流れる中、エミリーは喜んだのもつかの間、不安な表情を浮かべます。

 

その様子を見ていたロッシが腕時計にチラッと目をやって、「6秒。今までで最も早く買い手が後悔したケースだな」といったのには笑いました。

 

ホッチもそこでにっこり笑うんですよ~!

 

めったに笑わないホッチの笑顔は見逃せませんね~。

 

 

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「金髪コレクター」キャスト

  • マッケンジー・オースティン(Mackenzie Astin) ディラン・コーラー
  • グレンダ・チズム=タンブリン(Glenda Chism-Tamblyn) 目撃者
  • ケリー・カラン(Kelly Curran) カーラ・デムシュアー
  • リサ・ダー(Lisa Darr) ヘレン・ギャレット
  • スティーヴン・ハウエル(Steven Howell) ゲイリー・ハズレット
  • エディー・コーラー(Eddie Kehler) ロドニー・バインス・ギャレット
  • リーア・キングスレー(Leigha Kingsley) カーラ・スミス
  • ジョー・ベス・ロックリアー(Jo Beth Locklear) エミリー・シスク
  • ボブ・マクラッケン(Bob McCracken) ワーデン・トム・ハンセン
  • アナ・ルーブリ-(Anna Rubley) ジョディー・アームストロング
  • ケイシー・サンダー(Casey Sander) ジョン・チルダース刑事

「金髪コレクター」で引用された格言

ホッチナー: "Sooner murder an infant in its cradle than nurse un-acted desires." — William Blake
(「成し遂げられぬ欲望を育むより、揺りかごで赤子を殺した方がよい」 ウィリアム・ブレイク)

 

プレンティス: "It is only in love and in murder that we still remain sincere." — Friedrich Dürrenmatt
「恋愛と殺人においてのみ、人は今も誠実である」 フリードリッヒ・デュレンマット)

 

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