豊かな自然に囲まれた湖で発生する、連続殺人事件。
そしてついに4人目の被害者が、警察官の目の前で拉致された!
遺体に残る蘇生術の痕って…それほんと?
人の「蘇生」にこだわる犯人、その「なぜ」がプロファイリングと共に明らかになって、ゾッ!
クリミナル・マインドシーズン7 第6話「よみがえり(Epilogue)」のあらすじと感想です。
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カリフォルニア州にあるリッジキャニオン湖で、遺体が発見された。
警察官が付近を捜索していた時、キャンプサイトにいたNick Skirvin(ニック・スカーヴィン)と出会うが、会話の途中でニックはが何者かに後頭部を殴られ、拉致されてしまう。
その後ニックは、拉致された現場から、20マイル離れたところで遺体となって発見される。
リッジキャニオン周辺では、同一犯とみられる殺人事件が3件発生しており、ニックは4人めの被害者と見られた。
しかし、これまでの被害者は皆ダークヘアで体格がよく、ニックは中肉中背のブロンドだった。
さらに、司法解剖で犯人は被害者を溺れさせてから、心肺蘇生法を繰り返していたことがわかった。
犯人の動機がわからぬまま捜査が進められたが、今度は女性が殺害された。
また被害者の特徴が変わり、捜査が難航するかに見えたが、被害者の体についた犯人の血液から捜査は急展開を見せる。
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犯人は最初から誰だかわかり、なぜこんな事件を起こしたのか、それを説明するために、犯人の過去が度々出てきます。
だから見ているこっちは「あ~、なるほど~」って、安心しながら見ていられますが、BAUメンバーはそうはいきませんでしたね^^;
犯人は俺は神だと信じる神コンプレックスだとか、被害者を組成させるのはヒーロー殺人犯とか、犯人知ってるので「あ~、そうじゃないんだよな~」ってちょっとやきもきしてしまいました^^;
犯人の殺害動機が意外だったので、それはサプライズで「へえ~」ってなりましたが、やっぱりそんな自分勝手な理由で人を殺すな (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
と、ムカッときました。
それ以上にムカッときてしまったのは、犯人の父親でしたが。
犯罪に走ってしまうほどのトラウマを犯人に植え付けたのは、紛れもなくこの父親ですからね。
もし、この経験がなかったら…
そう思うと多少犯人にも同情できるかな。
警察官との会話中に被害者が襲われる始めから、犯人がホッチたちに囲まれるラストまで、ず~っとドキドキしながら観たエピソードでした。
あ、そうそう、湖に身を投げた犯人を引き出したのはエミリーとスペンサーだったようですね。
2人もずぶ濡れ。
おつかれさまでした^^
このエピソードでは、ロッシと元奥さんのキャロラインが登場しますが、難病にかかって余命少ないキャロラインとの最後の会話は、胸打ちました。
自分がキャロラインだったらどう行動するかなあって考えさせられましたね。
結局キャロラインは睡眠薬かな?致死量を飲んで亡くなってしまいました (;_;)
何もしてやることができずに、キャロラインを見守るロッシの気持ちを考えたら…
このシーンはとても切なかったですね。
後日、キャロラインのお墓の前に座るロッシのシーンが出てきましたが、墓石を見てびっくり!
キャロライン、ロッシ姓のままでした。
あと、その隣に小さなお墓があって、生まれてすぐ亡くなった、ロッシとキャロラインの息子さんのものでした。
そこでやっとキャロラインが死ぬ前に言っていた
"Do you think he'll be there?"(あの子はそこにいると思う?)
の、"he"が誰だかわかりました。
離婚しても、お互いどこかで愛し合っていたのではないでしょうか。
だから、20年ぶりに再会した時ひかれあうものを感じたのだと思います。
こうやってBAUメンバーのプライベートが明かされると、強くドラマに惹きつけられますね。
キャロラインが亡くなってしまったのは残念ですが、ロッシにはまだまだBAUで活躍してもらいたいです。
最後、逃げ惑うエバンを犯人が湖の中で捕まえるシーンです。
エバンの喉元に、犯人がナイフを突きつけるのですが、そのナイフが一瞬ペラペラッと。
(・o・)
本物のナイフじゃなくてゴム製のナイフ!?
ナイフをよく見ると灰色っぽいし、おもちゃのナイフだったのかもしれませんね。
エバンがそれを知っていたら、逆に犯人を御用にしていたかもしれないし、エミリーもスペンサーもずぶ濡れになることはなかったでしょうにね。
でももし、ナイフがおもちゃとバレて犯人が水中に身を投げるというシーンだったら…
ギャグでしかないですね(汗)
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ロッシ: "To die is poignantly bitter, but the idea of having to die without having lived is unbearable." — Erich Fromm
(「死とは痛烈に苦しいものだが、生きた証もなく死ぬのは更に耐え難い」エーリッヒ・フロム)
ロッシ: "The timing of death, like the ending of a story, gives a changed meaning to what preceded it." — Mary Catherine Bateson
(「死というのは物語の終わりと同じ。タイミングによって、それ以前の出来事の意味が変わる」メアリー・キャサリン・ベイトソン)
シャナ・ハリガン「ドゥー・イット」(Do It by Shana Halligan)
サーズデイ「ターンパイク・ディバイズ」(Turnpike Divides by Thursday)