ホープという娘の行方を探し続けている母親が、突然行方不明に!
娘ばかりか母までも…
しかも母親が行方不明になった日は、7年前にホープが失踪した日の翌日!
これは偶然、それとも同一犯の狙い?
ガルシアが活躍するよ、お見逃し無く!!
クリミナル・マインドシーズン7 第8話「ホープ(There's No Place Like Home)」のあらすじと感想です。
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ガルシアはプライベートで殺人や自殺で命を落とした被害者の家族のサポートグループを持っており、今日はそのミーティングの日だった。
その中のメンバーの一人、Monica(モニカ)の様子がおかしく、声をかけると、「昨日はモニカの娘Hope(ホープ)が誘拐されてちょうど7年」と答える。
ガルシアの誘いを断り車に乗り込んだモニカは、助手席にホープが書いたとされる手紙を発見して動揺する。
その時一人の男がモニカに近づき、ワイパーに挟まっていたホープに関するビラを配っていた人物を知っていると言った。
ずっと前に別れたはずなのに、駐車場にモニカの車があることに胸騒ぎを感じたガルシアは、地元警察に連絡。
モーガンも到着し、モニカの車を詳しく調べ始める。
そして、車の鍵やカバン、財布などがそのまま残されており、さらにホープが書いたとみられる手紙を発見、モニカはホープ誘拐に関する情報を得て慌ててその場を離れたと2人は推理した。
BAUがモニカの捜索を開始する。
ガソリンスタンドやモニカとホープが昔住んでいた家の家主などの証言から、モニカは犯人と行動を共にしていることがわかった。
ホープはどこに?
犯人がモニカを拉致した理由は?
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エピソードの題名「ホープ(願望)」には、いろいろな意味がありそうですね。
それから、言いたくないけど、ホープを手に入れて幸せになりたい犯人のホープ
そう考えると、なんだか悲しいエピソードかな、というのが率直な感想です。
犯人がとにかくキモい!
ホープを自分のものにしたくてストーカーしてるし、今度は母親であるモニカをストーキング。
ホープを誘拐したのも
モニカを拉致したのも
それが一番いい方法と勝手に思い込んでる態度もキモいです ( ´Д`)キモッ
だから会話が噛み合わない。
なんかその人の後ろにいる背後霊と会話してるみたいな感じでした。
この犯人はすごく気持ち悪くて嫌いですけど、相変わらず出演者たちの演技がうまいですね。
モニカ役も良かったですが、ホープが誘拐された時に遊んでいたHeather(ヘザー)役の演技は心にズキーンときましたね。
本当に、心からあの事件がトラウマになっていて、自分がもし、と責め続けて7年間過ごしてきた女の子を、よく演じていたと思います。
もらい泣きしちゃいましたし^^;
エピソードの初めの方で、ガルシアがミーティングで自分の過去を告白するシーンがありました。
彼女の両親は飲酒していたドライバーが運転する車にひかれて死んでしまったんですね。
しかも、両親は夜間外出禁止というルールを破ったカルシアを探していたというじゃないですか。
あー、これはちょっと切ないですね。
事故で大事な人を失った、というわけではありませんが、私にも似たような経験があるのですごくわかります。
時々思い出しては「あのときああしていれば…」と、自分を責めてしまうんですよね…
犯人が嫌いなのであんまり見たくないエピソードですが、ガルシアを使った話の展開は面白かったと思います。
そして、このエピソードは「蝶」がキーコンセプトになってるのですが、それが随所に出ていて、それを意識しながら見ると面白いですよ。
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ガルシア: "Hope is faith holding out its hand in the dark." — George Iles
(「希望とは、闇の中で手を差し伸べてくれる信念」ジョージ・アイルズ)
ガルシア: "Find a place inside where there's joy, and the joy will burn out the pain." — Joseph Campbell
(「心の中に、喜びのある場所を見つけなさい。その喜びが苦しみを取り除いてくれる」ジョセフ・キャンベル)