シリアルキラーが欲しいのは、その眼!
戦利品として?食べるため?
それとも…?!
モーガンがホッチの代わりにリーダーとなった初仕事のエピソード。
いろいろどうなるかが気になるよ!!
クリミナル・マインドシーズン5 第6話「その眼は見ていた(The Eyes Have It)」のあらすじと感想です。
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ホッチナーが降格し、モーガンが代わりにリーダーとなったBAU。
今回の捜査支援はオクラホマで発生した、猟奇的殺人事件。
4日前、61歳のJohn O'Heron(ジョン・オヘロン)の他殺体が雑木林の中で発見された。
オヘロンは頭を数回鈍器のようなもので殴られた跡があった。
そして2日前、Hegan Chertow(ヘガン・チャートゥ)と、Bina Sukarto(ビナ・スカルト)という、どちらも17歳のティーンネイジャーが駐車場で被害にあった。
2人は頸動脈を切られて殺害されており、オヘロンとは殺害された場所も手口も違っていたが、3人とも両目を繰り抜かれているという共通点があった。
エニクリエイター(摘出魔)は、通常精神障害があり、無秩序な行動を取る傾向があるが、犯人は被害者を選び、その被害者を狙うチャンスが来るまで辛抱強く待つ忍耐さがあるうえ、犯行に秩序だった面が見られた。
さらにこの犯人は、眼球をくり抜く技術が1番目の時より2番目の被害者のほうが上達していた。
これも従来のエニクリエイターとの相違点だった。
頸動脈を切られ、眼球がくり抜かれた遺体が新たに発見された。
被害者は32歳のTracy Copper(トレイシー・コッパー)で、夜間のジョギング中だった。
人気のない山中だが、ここは公共の場でもある。
茂みの中からホッチナーは、犯人が使ったとみられる仕掛け線を発見する。
コッパーの足首にワイヤーの痕がついていたことから、犯人はコッパーが通るのを待ち伏せしていて、不意打ちを食らわせ、ナイフで喉を切ったと推理されたが、犯人はハンターの可能性を示唆するものだった。
モーガンたちは犯人のプロファイリングを発表する。
容疑者がなかなか浮上せず、苦戦を強いられるモーガンたちだったが、夜の公園にいた男女のカップルが殺害されたことにより事件は急展開を見せる。
犯人は、殺害した男性の目はくり抜いてはいなかった。
左目は傷つけられた痕があったが、右目は手付かずだったのだった。
これが何を意味するのか。
そしてホッチナーの見解で、モーガンは犯人はある特定の職種の人物ではないか、とひらめく…
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目をくり抜くという設定からしてエグいですよね(;´Д`)
くり抜いて保存されてる目玉とか、眼球を繰り抜かれた被害者の顔とか、リアルすぎてなおさら
o(;>△<)Oぎゃあぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!
ついでにエピソード後半のほうで現れる犯人の顔や住んでるところもヤバそうな雰囲気(;´Д`)
もう、思いっきり、いや~、キモー!
という気分を味わってください、といいたくなりますね^^;
モーガンがBAUのリーダーになって指示を出す光景って、慣れてないので違和感感じましたね~。
モーガン自身もぎこちなかったですし、オクラホマに向かうジェット機内で指示されてるエミリーやリードも、違和感アリアリの表情だったのが印象的でした。
エピソードにも出て来ましたが、モーガンはリーダーの素質を持ってると思いますが、ホッチってどうみても部下ってイメージないですよね^^;
それがますますモーガンがリーダーに違和感を感じたのかもしれません。
ホッチにリーダーになってほしいと言われた日、タマラの家を訪れたモーガン。
そこで前回は終わってしまったんですよね。
今回のエピソードでは、タマラとモーガンは、2人がコーヒーショップにいるところから始まるのですが、どうやら殺害されたタマラの弟、ウィリアムのお葬式に出席したようです。
モーガンはメンバーの誰にも話さず、すぐにタマラに自分がリーダーに選ばれて戸惑っている気持ちを打ち明けましたし
タマラはタマラで、弟のことで親身になってくれるモーガンに感謝の気持を表してましたし、「あら、この2人どうなるんだろ~」って、すごく気になってしまって、エピソードの中でこの時の2人会話を一番集中して聞いていたかもしれません(笑)
しかもタマラは「持っていて欲しいの」と、ウィリアムの遺品であるシルバーのロザリオを渡します!
エピソードの最後、ガルシアがモーガンのオフィスをデコレーションしてサプライズさせるのですが、モーガンはそんな功労者ガルシアには「ありがとう」+頭にキス。
でも、オフィスに一人になると、タマラに電話をかけ飲みに誘っていたので、あ~、やっぱりタマラには被害者の姉以上の何かを感じていますよね、モーガン!
一番初め、このエピソードを観た時、タマラにすっごくヤキモチ焼いて「ダメ、ダメ、モーガンとくっつかないで~!」って思っちゃったんですけど、再びエピソードを観ると、「この2人どうなったんだろくっつけばよかったのに、続きが知りたい~」って思うようになりました。
犯人のプロファイルを発表している時に出てきた名前、ハーバート・マリンは、実存するシリアルキラー。
1970年代サンタ・クルスで13名を殺害した妄想症大量殺人鬼ということで知られています。
マリンは、親友の事故死をきっかけに精神崩壊が始まり、自分はアインシュタイン博士に次世代を任された人間と信じ込み、ついにサンフランシスコ大地震のような大きな災害を回避するため、「声」に従い殺人を犯したということですが、この妄想っぷりは恐ろしいです。
マリンは10件の殺人で有罪となり、少なくとも2020年までは保釈の資格が発生しないそうです(「現代殺人百科」参照)。
被害者を殺害して、眼球をくり抜く。
本当にそんなシリアルキラーが存在していたんですね。
「アイボールキラー」または「ダラスの切り裂き魔」と呼ばれたCharles Albright(チャールズ・オルブライト)。
オルブライトは1990年から1991年にかけて、白人と黒人の売春婦3名を殺害、両眼をくり抜きました。
3件の罪で起訴されたオルブライトは終身刑を受け、服役中。
ナイフと眼球に強迫観念があったと言われていますが、その人間の眼球への執着は、まだ色あせていないそうです。
(Criminal Minds wiki参照)。
ものすごく興味があるからと言って眼球をくり抜く、という行動はどうしても理解できないのですが、プロファイラーは
こうした犯人の頭のなかから犯人の殺人行為を解釈して意味付けをするのですから、いや~、大変ですね(;´Д`)
クリマイの犯人がなんで眼球をくり抜くのかわかったけど、オルブライトは、くりぬいた眼球どうしたんでしょうね。
まさか、た…?!
あ~、考えただけで気持ち悪くなって来たので、このくらいにしておきましょう。
モーガンのリーダー初仕事と眼球をくり抜く、というエグい設定で、忘れられないエピソードになりそうです…
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モーガン: "And if thy right eye offend thee, pluck it out and cast it from thee." - Matthew 5:29
(「あなたの右の目が罪を犯させるなら、抜き出して捨てなさい」マタイによる福音書/第5章29節)
モーガン: "Dwell in peace in the home of your own being and the messenger of death will not be able to touch you." - Guru Nanak
(「あなた自身が平穏の中に暮らしていれば、死神の手は届かない」グル・ナーナク)