ロッシの故郷はロングアイランドだった!
そこで起きた残忍かつ不可解な殺人事件。
類似事件も発生していて、シリアルキラーが町を徘徊している可能性が…
あれ、ロッシ行く気全然なし?!
ロッシが30年間故郷から足が遠のいていた理由とは?
クリミナル・マインドシーズン5 第3話「仕置き人(Reckoner)」のあらすじと感想です。
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ロングアイランド コマックで殺人事件が発生する。
コマックは、ロッシの故郷だったが、ロッシは行くのを渋る。
しかし、足を負傷しているリードが行けないため、行く他なかった。
殺害されたのはBen Vanderwaal(ベン・ヴァンダーウォール)という男性で、自宅には、ベンの妻、Heather(ヘザー)の毛髪と血痕が残されていたが、彼女の姿はなかった。
ベンは心臓と頭が銃で撃たれており、これは8ヶ月前に殺害されたRita(リタ)の事件と手口が似ていた。
さらに、Bill(ビル)という男性も、頭と心臓を撃ち抜かれて殺害されていた。
殺害方法と殺害に使われた銃が同じであることから、同一犯人によるものと見られたが、ヘザーはひどく痩せこけた状態で発見され、ベンは右手首が切り落とされ、ビルにいたっては、生殖器がなくなっていた。
後日ヘザーが発見され、JJが入院先の病院で面会する。
ヘザーは彼女の元夫に、自分の娘Allison(アリソン)を学期途中で退学させ、さらに弁護士に小切手を切っていた事実が判明する。
JJがヘザーに問いただすと、ビルの携帯に、ヘザーの裸の写真を見つけたからだと答えた。
アリソンは間違えてビルの携帯に写真を送ってしまったと弁明したが、ヘザーはこれを信じなかった。
司法解剖の結果、犯人はジップガンを使って殺害されたと聞いたロッシは、「ヒットマンの仕業だ」とつぶやき、古い知り合いに会いに行くと警察署をあとにした。
ロッシは友人であるRay(レイ)に会うため、レイが経営するレストランを訪ねる。
ヒットマンの犯行の可能性が高く、ロッシは捜査している事件の犯人をレイが知っている人物ではないかと考えたのだ。
エマの葬儀にも来なくて、とレイに言われてしまうロッシだったが、捜査している事件のことをレイに話し、捜査協力してくれるように頼む。
ガルシアとリードの調査で、ビルはマイナーなレイプ事件にいつも名前が上がっており、リタはソーシャルワーカーだったが、仕事ぶりは怠慢で、ある7歳の子供を餓死させていたことがわかった。
そして、ベンはアリソンに性的いたずらをしていたということで、3人とも子供に対する犯罪者という共通点を持っていた。
ロッシがレイにベンの殺害現場の写真を見せたところ、こういう殺害方法をする人間はたった一人しかいない、Basola(ボソラ)という男だ、とロッシに言った。
これ以上の協力を躊躇するレイだったが、部下のショーンを刑務所行きにさせたくなかったため、ロッシにボソラと会うことを約束する。
レイからロッシに、ボソラと会う約束を設定したと連絡があった。
深夜、レイのレストラン。
レストランの外で待機するロッシたち。
しかし、ボソラはすでにレストランに侵入しており、レイに銃口を向けており、銃声を聞きつけてレストラン内に駆けつけたときはすでに遅かった。
その後の捜査で
というプロファイリングが出来上がり、プランナー役の犯人像の割り出しが始まった。
Boyd Schuller(ボイド・シュルター)という元判事の名前が浮上し、指名手配をするかどうか警察署内でもめていた時に、シュルター本人が現れる…
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見どころと突っ込みどころいっぱいのエピソードで嬉しい~♪
たくさんあるので、見出しに分けて説明していきますね~。
エピソードのはじめに、ブランコに乗って遊ぶジャックの映像が出てくるのですが、BAUでそれを見ていたホッチがジャックに「Happy Birdhday」と悲しくつぶやいていました。
誕生日だったんですね。
ジャックが初めて登場したのはシーズン1。
生まれたばかりだったので、それから4年経ったんですね~。
5回目のシーズンを迎えているので、ジャックが4歳になるのも当たり前か。
しかし時が流れるのは早いですね!
ホッチに話を戻しますが、ホッチはジャックと実際に会って祝いたかったでしょうね。
リーパーの件で、ヘイリーとジャックの居所さえ知らせてもらえないホッチ。
会えないのは辛いけど、元気な姿を確認できてホッとしたのではないでしょうか。
ヘイリーが実母に電話してしまって万が一のことを考え、再び引っ越すことになってしまったそうです^^;
いくらこういう状況でも電話をかけて話して話してスッキリしたい、というのは女性の性ですね~。
現場に向かう前に、ドクターの書類偽装がバレて、ロングアイランドに同行できなかったリード。
今回ガルシアのサポート役?邪魔役?
としてBAUに残って、他のメンバーたちのサポートにあたってました。
そして、ここではガルシアとスペンサーという珍しいツーショットが見れますよ!
現場に行けなくて落ち込んでるかと思ったら
スペンサー、けっこうガルシアの仕事楽しんでましたね~。
相変わらず図々しく、ガルシアに呆れられていましたが...
私はまたこのツーショットを見たいけど、ガルシアが「NO!」って言いそうですね^^;
コマックはロッシの故郷でかれこれ30年以上も帰っていなかったとか。
その理由は、エマとの苦い思い出があったからなんですね~。
エマとロッシは12歳の時に出会いましたが、ロミオとジュリエットのような「運命の相手とわかっていも、将来どうなっているか全く見えない」悲運の恋人同士だったそうです。
エマと付き合っていた頃はちょうど海軍を去り、BAUを立ち上げ、犯人たちを追いかける毎日で、結局エマを失ってしまいました。
結婚していればよかった、と後悔するロッシ。
故郷に帰れば嫌でも思い出しますし、エマはすでに亡くなってますからね。
どっちに転んでも悲しい思いでしかない、ということでしょうか。
ロッシにもこういう過去があったんだな、ってとても興味深かったです。
総じて面白さ満点のエピソードですが、一つ不満は、レイとロッシとのつながりがもう少し詳しく描かれても良かったかな、と。
レイはギャングのリーダーなのかな?
ロッシとどうやって知り合いになったのか、同級生だったのか、それともロッシひょっとしたら…?
とかいろいろ妄想しちゃうんですよね^^;
レイ役のウィリアム・サドラーも、映画やテレビに登場する役者さんで、けっこう気になってたので。
まあ、それを差し引いても
見どころたっぷりのエピソードということには変わりませんね~。
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ロッシ: "Justice without force is powerless. Force without justice is tyrannical." - Blaise Pascal
(「武力なき正義は無力であり、正義なき武力は暴力である」ブレーズ・パスカル)
ロッシ: "I have always found that mercy bears richer fruit than strict justice." - Abraham Lincoln
(「厳格な正義より実り豊かなものは、慈悲の心である」エイブラハム・リンカーン)