シーズン3の最終話はニューヨークが舞台!
犯人像が明らかになればなるほど恐怖が倍増!
そしてBAUの誰かが被害者に…?!
クリフハンガーずるい!
と思うこと間違いなし!
クリミナル・マインドシーズン3 第20話「ニューヨークに潜む罠(Lo-Fi)」のあらすじと感想です。
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ウィリアムと待ち合わせのため連絡を取っていたJJは、ホッチナーの指示に意気消沈する。
FBIニューヨーク支局長のSSAKate Joyner(ケイト・ジョイナー)から、発生中の連続殺人事件について捜査協力の要請が直接ホッチナーにあったという。
ケイトとは旧知の仲であるホッチナーはこれを受け入れたため、すぐにニューヨークに旅立つ必要があると告げられたからだ。
ガルシアを含めたBAUメンバー全員が専用ジェットに乗り込み、ニューヨークへ向かう。
ニューヨークで発生している連続殺人事件は、被害者の背後から迫って突然発泡し射殺するという手口で、2週間ですでに5名が犠牲になっていた。
被害者同士の関連もなく、事件が発生した場所はいずれもパブリックスペースであったが、地下鉄や街頭というふうに、バラバラで無差別殺人と考えられた。
FBIニューヨーク支局に到着するホッチナーたちを、ケイトと地元刑事たちが出迎える。
会話の中でケイトと地元刑事たちの関係がしっくりいっていないことを感じ取るホッチナーたち。
さらにケイトは、ホッチナーだけと自分のオフィスに呼び、モーガンについて聞いてくる。
ロッシ、モーガン、プレンティスは、5番目の殺人現場の検証を行う。
ガルシアは監視カメラの分析室に入り、Lisa Bartleby(リサ・バートルビー)分析官とともに監視カメラの映像分析にあたる。
リードは犯罪が起こった場所を地図に表し、地理的プロファイリングを始めた。
そんな矢先新たな事件が発生してしまう。
今回の殺人事件では、犯人は被害者の死体の近くにタロットカードの”死神”を残していった。
現場で分析をしながら独自の見解を示すモーガンに、「そう簡単に決めつけたりするのはやめましょう」と横槍を入れるケイト。
自分に対するケイトの態度に納得の行かないモーガンにホッチナーは、もしこの事件が解決しなかったらケイトは異動させられ、後任として、モーガンの名前がトップリストに上がっていることを告げる。
映像を分析していたガルシアは、5件目と6件目の犯人の背格好の違いを発見、犯行後の立ち去る犯人の行動の違いから、犯人は複数犯である可能性が急浮上する。
翌朝モーガンたちは犯人についての2種類のプロファイルを発表する。
犯人は複数犯で動機を持って殺人を犯している。
ひとつめの説は、FBI相手にゲームをしかけるグループ。
少なくとも犯人のうち一人は知的な人物で、安定した仕事を持ち、D.C.スナイパーといった事件について研究しており、また監視カメラの位置についても研究をしている。
支配型-従属型関係による犯行というのが有力。
もう一つの説は、ギャング同士による犯行で、もしこの説だとしたら、マンハッタンで暗躍するギャングメンバーというのが濃厚。
プロファイリング発表の後、制服・覆面警官たちがパトロールにあたっていたが、地下鉄のプラットフォームでまた新たな被害者が出てしまう。
そして、今度の犯人の背格好から、他の2人とは違っていることが判明する。
銀行のATMを利用していた女性が、突然何者かに後頭部を撃たれる事件が発生、近くにいたプレンティスとCooper(クーパー)刑事が犯人を追うが、角を曲がった所で待ち構えていた犯人にクーパーは肩を撃たれ、負傷してしまう。
犯人を射殺したプレンティスは、犯人が異常に落ち着き払い、逃げ切れたにもかかわらず、射殺されるのを待っているかのような態度に激しい違和感を覚える。
IDを持たない、目的のためだったら死をも恐れない実行犯たち。
監視カメラを逆手に取った行動、警察やFBIの行動を熟知している。
こうしたヒエラルキー型組織を形成しているグループといえばテロリストグループだ。
リードは、これまでの殺人は、爆弾を爆破させるためのシュミレーションではないかという説を立てる。
最初の爆弾を爆発させてから、警察が到着するまでどれくらい時間がかかるかがわかれば、次の爆弾を爆破させるタイミングが計算できる。
殺人はそれを知るための予行演習で、たとえ犯人が殺害後捕まったとしても、ただの殺人犯としてで、組織の存在が危うくなることはない。
それを聞いたケイトは「lo-fi(ローファイ)だわ。テロリズムを計画するための一番抜け目の無い方法よ」とつぶやく。
殺人事件がマンハッタン周辺を囲む橋やトンネル付近で発生していることから、爆破によってこの地域を孤立させる狙いがあるのではないか、と、ホッチナーたちは犯人の目的を推測する。
ガルシアから、殺人事件があった地点の監視カメラがハッキングされている報告を受ける。
万が一に備え、ホッチナーはBAUメンバー各自に指示を出し、それぞれ車に乗り込むが、その中の1台が突然爆発してしまう。
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私はこのエピソードを再放送で観てたので、すぐその続きを知ることができましたが、そうじゃなければ、ず~っと待たないといけないのでこれは結構辛いですよね!
誰の車が爆発したのか、それを知るためにず~っと待たないといけないのですからA^^;
クリフハンガー目的のエピソードなら、その目的を十分果たしていると思います!
そして、始め犯人は一人なのが、二人、三人、というふうに、どんどん増えていくのにはじわじわと恐怖を感じました。
一体どうなるの、って、これだけ大きな計画を立ててるんだから後半のエピソードは、ビッグバン級の驚きがあるのだろうか、と、けっこうドキドキしてしまいますよね~^^;
まあ、そうしたスリルをユーザーに植え付けるのも制作側の意図だと思うので、いや~、また今回もまんまとやられた、って感じです(爆)
ケイト支局長を一目見たJJが、「ヘイリーと瓜二つ!」っていうんですが、言われてみればそうだけど、言われてみないとわかんなかったです^^;
でもなんでわざわざヘイリー似の人を?
エミリーが疑ってるように2人の間には何か?
って、勘ぐっちゃいますよね。
とりあえず、それらしきことは、このエピソードではなかったですが、もしかしたら後半のエピソードであるかもしれないので、楽しみにとっておくことにします。
にしてもこの支局長、ヤナ性格のキャラだな~。
感情的でチクチク相手をいびったり、絶対自分の非を認めないし、絶対上司にはなってほしくないタイプですね~^^;
自分の異動がかかっている今回の事件、そして自分がもし異動することになればモーガンが支局長に就任する可能性が出てくる!
だからケイトはホッチにモーガンについて聞いてきたんですね~。
そして、何かとモーガンのいうことなす事ダメ出しするし、突っかかってくるんですよ。
モーガン好きの私としては、ケイトのモーガンに対する態度にムッときましたし
ケイトのことばかり気にするホッチの態度にもちょっと( `_ゝ´)ムッ
特に7件目の被害者が出てしまい、「だから言ったじゃないか!」とケイトを責めるモーガンにホッチが止めに入った時。
「事件に集中しろ」ってホッチあなた、あんたこそケイトの肩ばかり持たないでって思った瞬間、モーガンが、「あんたこそ集中してるのは彼女のことだけじゃないか!」って言ったので
激しく同感~!
人が7人も犠牲になてるからこそモーガンは熱くなってるのに、ホッチは常にケイトのことを頭に入れてるような態度取ってるし。
今日のホッチはなんかやな奴!と思ってしまいました。
一時は会うのをキャンセルしたJJとウィリアムですが、BAUメンバーの宿泊中のホテルになんとウィリアムがやってくるんです!
嬉しいサプライズですね、JJ♪
そして、実は妊娠中だということをみんなに公表します。
喜びムードに包まれるJJを見て、すごくジーンと来てしまいました。
ホッチと衝突してひとりバーのカウンターに座るモーガン。
そこへロッシがやってきます。
BAUの仕事に対して「続けるかどうか、ちょっとわからない」なんてモーガンは答えますが、ロッシに、「頼んだビールに口をつけてないのはなんでだ?」って突っ込まれて、モーガン、やっぱり仕事のこと考えてるんだね~ε-(´∀`*)ホッ
その後ケイトに謝ったモーガンは、大人だなあ、と惚れなおしました(笑)
このエピソードの原題が、Lo-fiというのですが、これはHi-fi(ハイファイ)の逆の意味で、雑音が入った音源、音質の悪い再生音とかって意味があるそうです。
ケイトがなぜローファイと表現したのかいまいちよくわからないんですよね^^;
IDを持たない犯人ということで、上の指示通りに行動をするよう訓練されたから、その人間をさしてローファイっていってるのかな、とかいろいろ考えて納得の行く解釈を見つけようとするんですが、私の脳みその量じゃ無理そうです^^;
もし何か解釈されたら教えて下さい~。
珍しくガルシアも現地に行くことになりましたが
機内に乗り込んできたガルシアの格好がこれまたすごすぎ!
貴婦人風?
こんな格好、普段なかなかできないですよね^^;
ここまでできるって羨ましい!
しかもモーガンをカバン持ちにさせてるし。
なんて贅沢!
けっこう突っ込みどころ満載のエピソードですし、シーズン3の最後、そしてシーズン4へと続いていく大事なエピソード。
おもいっきり突っ込みいれながら観てください(笑)!
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ホッチナー: Voltaire said, "The man visited by ecstasies and visions, who takes dreams for realities, is an enthusiast. The man who supports his madness with murder is a fanatic."
(ヴォルテール「神の啓示を受けたと思い、夢と現実を混同する者を『盲信者』といい 、錯乱のあまり殺人を呼び起こす者を『狂信者』という」)