今回の舞台はスペンサーの故郷、ラスベガス!
少年が誘拐されて、殺害されるという痛ましい事件が発生、しかし身代金の要求がない!
小奇麗にされた少年の遺体、そして空腹なのに餓死の症状がない?!
犯人は一体何が目的?
そして、スペンサーが度々見る悪夢の意味は?!
クリミナル・マインドシーズン4 第6話「幼児誘拐(The Instincts)」のあらすじと感想です。
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ラスベガス。
5歳のEthan(イーサン)が2週間前に行方不明になり、1週間後、砂漠の真ん中で遺体で発見された。
発見された遺体は、新しい服が着せられ、爪は短く切られて、髪はきれいにとかされていた。
そして今度はMichael(マイケル)という5歳の男の子が友達の家に行く途中何者かに誘拐される。
イーサンの家とマイケルの家には犯人からの電話がかかってきていたが、両親を責めるだけで、身代金の要求はなかった。
イーサンの司法解剖をした医師は、イーサンの死因が餓死ということに疑問を持っていた。
ケトン症が発見されなかったためだ。
何らかの手段でイーサンは栄養を摂っていたと考えられるが、それが何なのかは謎だった。
さらに、イーサンの死体が遺棄された場所が砂漠の真ん中であり、どうやって遺棄したのかを考えるプレンティスとロッシ。
そして犯人は、イーサンをそこに埋める葬儀の気持ちだったのだろうと推理した。
それを聞いたホッチは、犯人をおびき出すためにイーサンの葬式を一般の人も参加できるようオープンにすることを決め、マイケルの父親に、夫婦で出席して欲しい、とお願いする。
つらい気持ちを抱えながらイーサンの葬儀に出席したマイケルの母親だったが、犯人はここにいると直感した。
そして、携帯を片手に不審な行動をとっている男に容疑がかけられたが…
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なんだろう、この事件はあまり印象に残らないんですよね~。
誰が犯人なんだろう、お腹は空っぽなのに餓死じゃないのは何?
ってかなりドキドキしましたが、それ以外は盛り上がりに欠けたと思います。
それよりも気になったのは、スペンサーが繰り返し見る、不気味な夢。
男の子が殺されて地下室に横たわっているという内容なのですが、エピソードの中でその夢にかなりうなされてしまってましたよね、スペンサー。
マイケルの家に警備にあたるスペンサーですが、悪夢にうなされて大声を上げ、その声に起こされた、マイケルのお父さんに怒られてしまいました。
あ~、やっぱり。
マイケルがいなくなって不安になってるのに、スペンサーの叫びを聞いたらますます不安になってしまいますよね~^^;
こんなふうに、スペンサーのエピソードのほうがよっぽど気になってしまって、メインの印象が薄れてしまったのかもしれませんね。
そのスペンサー絡みの事件ですが。
ちょっとネタバレになっちゃいますが、スペンサーの夢に現れる、殺された少年は実はスペンサーと幼馴染の男の子だったんですね。
実際に殺害された事件のファイルもありました。
ラスベガスには、スペンサーのお母さんがいるんですけど、仕事の関係で、お母さんが入居しているサニタリウムに立ち寄るスペンサー。
そのときに、夢に出てくる男の子のことを話します。
お母さんは「あまり覚えていない」とあいまいに返事するだけ。
え、もしかしてお母さんなにか知ってる?!
気になりますよね~。
事件が解決して、スペンサーがホッチにお願いしてラスベガス出発を1日のばしてもらい、母と一緒に寝たというのは微笑ましいエピソードだったんですが…
その夜またあの幼馴染の夢を見てかなり衝撃的な場面で終わってしまいました…
次回どうなるんでしょうね~!
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ホッチナー: Amos Bronson Alcott said, "Who speaks to the instincts speaks to the deepest in mankind, and finds the readiest response."
(エイモス・ブロンソン・オルコット「本能に語りかける者は人間の最も深いところから最も率直な反応を引き出す。」)
リード: Bob Dylan once said, "I think the truly natural things are dreams, which nature can't touch with decay."
(ボブ・ディラン「本当に自然なものは夢だ。夢だけは腐ることがない。」)
ボブ・ディラン「シェルター・フロム・ザ・ストーム」(Shelter From the Storm by Bob Dylan)