ドラマ「クリミナルマインド」に小説があると知って大興奮!
普段ドラマを実写で楽しんでいるので、活字はどんなふうになるんだろう、って、興味がとても強く出たので、早速読んでみることにしました。
その第1弾が「クリミナル・マインドFBI行動分析課 血のモンタージュ」。
クリマイ小説版も、間違い無く面白かった!
ということで、その感想です♪
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舞台はカンザス州ローレンス市。
ローレンスでは、ホームレスが相次いで殺害されるという連続殺人事件が発生していた。
発見された被害者の性別や年齢、人種はバラバラだったが、みなロヒプノールを投与され、体を清潔にされた後、スーツといった新調した服を着せられていた。
単なるホームレス殺人事件ではない様相を呈するこの事件。
捜査支援を開始するホッチナーたちだったが、事件の捜査中に、同じ地域で女子大学生の誘拐事件が発生する。
ホームレス殺人事件と女子大学生誘拐事件は全く関係がないものに見えたが、その関連性を考慮しながら、2つの事件を捜査していくうちに、意外な接点が浮かび上がった。
果たして犯人の意図は?
話の展開がドラマと一緒で「すぐ次が知りたい!」という好奇心で読みきってしまいました。
それほどスリルがあってドキドキしましたね~。
著者のマックス・アラン・コリンズの話の構成や文才もそうですが、翻訳者の酒井法子さんの訳し方がすごく上手で、このおかげで訳文でも理解しながら楽しく読めました。
特にドラマを見ているので活字を読みながら、ホッチやギデオンを始め、BAUメンバーが頭のなかで想像することができて「そうそう、こういう感じだよね~」って共感できるので、稚拙な訳だとこうスムーズには行きませんよね~。
クリマイ観ていても「へえ~、知らなかったよ!」というBAUメンバーキャラの特徴(特にホッチ 笑)など、細かく描写されていたりして、コリンズ氏はきっとクリマイファンなんだろうなあ、と、思わずにはいられませんでした。
それが本の内容を面白くしているんですよね~。
話が展開していく過程で、犯人の手口が「あ、なんかこのエピソードの犯人に似ている!」とかいろいろ想像していくのも楽しかったです。
また、実はぜんぜん違う犯人の殺人動機と、殺人事件と誘拐事件のつながりの意外性にまた好奇心を刺激されましたね~。
「血のモンタージュ」が面白く読めたのは、すでにドラマでBAUメンバーのキャラに馴染んでいるから。
もし、小説から入っていたら、BAUメンバーのキャラを細かく描写されても想像しきれないところはあったかもしれません。
映像で誰がどんな風貌でどんな特徴を持ってるのかがわかってるので、頭のなかでクリマイドラマを想像しながら読むことができました♪
小説内のセリフを、頭のなかではそのキャラが実際に言っていたり、小説内で描写された行動を、頭のなかではキャラがそのように動いていると言った具合に^^
それがすごく楽しかったです。
ギデオンが在籍しているし、シーズン2中のエピソードがいくつかでてきてるので、小説の時代設定は、だいたいここらへんなんですね。
ちなみに、小説に登場したエピソードは覚えている限りだと
シーズン2#3「パーフェクトストーム」
シーズン2#22「出口のない迷路」
それから、第18話「ニューオリンズの切り裂きジャック」。
このエピソードは、リードがジャズを聞くようになった理由が、リードのイケメン親友イーサンと再開して以来、ということを説明するときに登場しました。
イーサンが好きな私はここを読んで大興奮したのは言うまでもありません☆(人´Д`)ポッ
ちなみにイーサンは「ハイド」という姓名なんですね~。
「血のモンタージュ」で初めて知りました♪
「血のモンタージュ」では、ホッチに勝負ネクタイがあったとか、BAUメンバー内でささやかれている「ホッチの失われたジョークセンス」とか、ホッチについて知らないことがいっぱいでてきて面白かったです!
こういう新しい発見は今度ドラマを見るときより楽しめそうな感じ。
これからホッチのこと穴が空くように見ちゃうかも(笑)
「血のモンタージュ」は、クリマイが大好き!
というあなたに、ぜひ読んでもらいたいです。
読み応え満載、きっと満足する内容になるはず。
「クリミナル・マインドFBI行動分析課 血のモンタージュ」の詳細はこちらです。