シーズン9フィナーレを飾るエピソードの始まりだ!
娼婦を襲う連続犯を追うホッチたち、今回の犯人はかなり手強いぞ!
ドキドキハラハラの展開、そして前編最後は、BAUメンバーが凶弾に倒れる?!
見逃したら絶対後悔すること間違いなし!
クリミナル・マインドシーズン9第23話「天使と悪魔(Angel)前編」のあらすじと感想です。
スポンサードリンク
クルーズは、元テキサス・レンジャーで現在テキサス州ブリスコ群で保安官を務める友人、ピーター・コールマン(Peter Coleman)から捜査依頼を受ける。
コールマンの管轄区では、娼婦とポン引きが殺害されるという事件が過去11ヶ月に2件発生しており、昨日はアビゲイル・ジョーンズ(Abigail Jones)という娼婦の遺体がゴミ捨て場で発見された。
どの遺体にも手首にロープの痕があり、後頭部を銃で撃たれていた。
さらに背中には線状の傷が無数にあり、性的暴行は見られなかった。
こうした不可解な遺体の状況から、コールマンは友人であるクルーズを通してホッチナーたちに捜査を依頼してきたのだった。
娼婦たちが集まるバーを訪れたモーガンとJJ。
そこでモーガンは、アビゲイルの仕事仲間で同じく娼婦のタビサ(Tabitha)から、アビゲイルが最後に会った客が「マック・ザ・ナイフ」と名乗る人物だったということがわかる。
アビゲイルの姉から事情を聞くJJ。
それによると、アビゲイルの最後の電話ではいつもと違い、すべてのことに対して謝り、「やつら」が捕まえに来る」と話していたという。
警察署にミルズ(Mills)牧師が情報提供にやってくる。
ミルズ牧師によると、ルーカスは、「自分はポン引きではなく男娼である」と打ち明けていたという。
検死結果の報告を聞くロッシとブレイクだったが、検死がずさんに行われていたことに驚きをかくせずにいた。
遺体につけられた特徴的な傷痕を見たロッシは、合意的なSMプレイによるものではないかと推測する。
タビサが遺体となって発見された。
タビサの背中には殺害後切り傷がつけられており、SMプレイという線は消えた。
さらに、タビサの足からはラベンダーの香りがした。
ホッチナーたちが犯人のプロファイルを発表した後、ガルシアはタビサのクレジットカードの記録から、「マック・ザ・ナイフ」が小学校の校長を務めるマッキンタイア(McIntyre)人物ということを突き止める。
マッキンタイアによると、彼は被害者たちと面識はあったものの、胸の傷を見せ、自分はMの側だったと主張する。
さらにガルシアの調査でミルズ牧師の意外な過去がわかる。
ポン引きで逮捕歴のあるミルズ牧師だったが、ホッチナーはミルズ牧師が今回の殺人事件の犯人ではなく、何者かがミルズ牧師の過去を利用して犯人に仕立てているのではないかと推測する。
ポン引きが娼婦たちを殺害するというのは矛盾していると考えたからだ。
ミルズ牧師の自宅に急行するホッチナーたちだったが、そのころミルズ牧師は犯人の罠にはまりどんどん追いつめられていたのだった…
スポンサードリンク
シーズン最後のエピソード、ということで、どんだけ異常な犯人が出てくるのだろうか、どんだけ猟奇的なんだろうかと、かなりドキドキしながら見ていましたが、じわじわっとスリルが訪れるような話の展開でした。
ずさんな検死なんてクリマイ史上初めてじゃないか?
という目新しさはあったものの、飛び抜けてなにか違う、というのは「目立って」なかったですよね。
後編にどさっとやってくるのかな。
でも、牧師や校長など、聖職についていると言われる人物を犯罪に巻き込んだり、背後に潜む大きな黒幕が徐々に姿を現すなど、「あれ、けっこうすごい展開かも?!」がじわじわと実感できてなんだかすごくゾクゾクしてきました。
このエピソードの題名は、「天使と悪魔」ですが、前篇は聖人といった「天使」にフォーカスしているのかもしれませんね。
ミルズ牧師が犯人にどんどん追いつめられてドツボにはまっていくのが見るに耐えられず、「気づいて~><」と、何度絶叫したことか。
そして、私の願いは叶うことなく前編の最後へ。
最後は銃撃戦が大展開!!
あ、コールマン保安官が倒れた!
ちょっと、スペンサーも撃たれた~!!
うそ、モーガンまで?!
と、「いやあ~!!」となるようなシーンが続きましたよね。
あ~、ドキドキしすぎてしんどかった。
どうにかなるのはわかるけど、もうどうなっちゃうんだろう。
シーズン内で完結するので、観終わった後は「あ~、クリフハンガーでなくてよかったε-(´∀`*)ホッ」というような終わり方でしたよね。
エピソードの始め、深夜に呼びだされたBAUメンバーたちがアルペンで話をしているときのシーンが出てきました。
JJがようやく夫婦水入らずの時間を過ごそうと思ったのに…と、ぼやきましたが、その時モーガンが「Dust off the old cobwebs.」って言いましたよね。
直訳すると、蜘蛛の古巣を取り払うってことですが、話の流れからすると…
なんとなくわかりますよね^^;
モーガンがそんなことを言うなんてって、ちょっとこっちが恥ずかしくなりました。
それから、興味津々でJJの話を聞いていたガルシアが持っていたコーヒーカップ。
タコですよね?
すごく笑えました。
これもまた冒頭のシーン。
アレックスがスペンサーに、「ハウスハンターズ」をダンナが一人で見てるとぼやいていましたが、調べてみたら「ハウスハンターズ」はアメリカで人気のテレビ番組でした。
家を購入したいカップルが登場して、3件の物件のうち一番気に入ったものを購入するという内容なんだそうです。
何かドラマ番組かと思ったけどなるほど、アレックスはこういう番組が好きなんですね~。
意外だったな。
家つながりで、物件を修繕するのが趣味なモーガンと話が合いそうですね。
今回の検視官は、チェックがとてもずさんというかいい加減でしたね。
こんな検視官ドラマには登場していなかったので、ロッシやアレックスじゃないけど「何この人?」状態でした。
しかもこの検視官、医師ではなく「選挙で選ばれた」っていうじゃないですか!!
そんなことがまかり通ってるなんて意外。
ロッシが「Democracy in action」って言ったけど、「政治が幅を利かせてる」ってニュアンスなのでしょうか。
もしそうだったら、ロッシ流のさわやかな皮肉ですね(笑)
牧師と言っても裏があった、ミルズ牧師。
ポン引きだったうえ、傷害事件の犯罪履歴ありの麻薬密売しているだの、なんでもありじゃない!!
こんな裏がわかったら、超説得力のない牧師ですよね(汗)。
話の途中までは、ミルズ牧師が怪しいんじゃないかと思っていましたが、違ってましたね。
ミルズ牧師をはめようとしたヤツがいましたが、エピソードの後半の方でようやく登場しました。
涼しい顔をしてトラヴィスを撃ち、完璧にミルズ牧師を罠にはめた男。
手強さをすでに匂わせていますが、さて、この男の正体は?
あ~、後編まで持ち越しか~。
今私が思ってることはただひとつ、「後編観たくて居ても立ってもいられない!」
クリマイなので、期待して間違いない内容だと思います、楽しみにしましょう~。
スポンサードリンク
※シーズン8「沈黙の逃亡者」では、サイレンサーことジョン・マイヤーズの被害者役で、「死小説」ではティナ役で出演。
ロッシ: "The name written on her forehead was a mystery: Babylon the Great, the mother of prostitutes and of the abominations of the Earth." — Revelation 17:5
「その女の額には秘められし名が書かれていた。「大いなるバビロン、娼婦たちと忌まわしき者たちの母」と」ヨハネの黙示録 第17章5節
ワイロン・ジェニングス「マイ・ワールド」(My World by Waylon Jennings)
セブンホース「フェイマス・フェイシズ」(Famous Faces by 7Horse)
ザ・ダーティ・グブナス「フェアレーン」(Fairlane by The Dirty Guv'Nahs)