シーズン1第6話「スナイパー」に登場した外傷外科医、バリー・ランドマン(Barry Landman)。
登場したときから終始無愛想な医師でしたよね。
「ひょっとして、この人が犯人?」とも思うくらいの不気味なキャラ。
さらにギデオンが「最悪の自己愛性パーソナリティ障害」の持ち主と分析したので、本当に気になって仕方なくなってしまいました。
ということで、今回はランドマンのキャラについてご紹介したいと思います。
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イリノイ州で発生した連続狙撃事件で、被害者が搬送された病院を訪れたギデオン、エル、JJ。
被害者の体内に残された銃弾から、犯人像を割り出すことが目的なのですが、そこで出会ったのが、外傷外科医のランドマン。
「体内に留まった弾丸は、必ず手術で取り出すことができる」と、「リスクが伴う」と慎重だった外科部長と対立しました。
その後、病院内でギデオンとエル、JJがプロファイリングをしているところに、ランドマン再登場。
無事に被害者から取り出した弾丸を、ギデオンに渡します。
その後スナイパー、「L.D.S.K」.が、司法関連に務めている、または過去に経験のある人物だと断定されると、ギデオンたちはランドマンの過去を洗い出し容疑者の一人として再びランドマンと接触するんですね。
ランドマンは、ギデオンたちが発表したプロファイリングと重なる部分があり、容疑者として濃厚になります。
ギデオンは、ランドマンに詰め寄りますが、「俺にはアリバイがある、確認してみろ」と、威嚇。
それを確かめようと、同僚の医師を探すとがきっかけで犯人が見つかりました。
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無愛想な大男です。
この人が登場すると、心なしか照明が落ちていたような(笑)
怖さ演出のためでしょうか。
初めてランドマンが登場したシーンでは、ギデオンが握手をしようとすると「握手はしない主義」と拒否したり、「いったい心理プロファイラーがなんの用?」と、から目線な態度でした。
ヤな奴 ( ̄ ̄ ̄ ̄д ̄ ̄ ̄ ̄)チッc
「被害者から手術できれいに弾丸を取り除き、さらに被害者も無事に回復に向かってる」と言ったとき、かなり上機嫌でしたよね。
こちらにしてみれば、イラつく上機嫌さでしたが。
上機嫌すぎて、部屋を立ち去る間際に、エルにウインクするし。
まあ、ランドマンの気味悪さは、それは最後まで変わることはありませんでしたね(^^ゞ
いずれにしてもランドマンは無愛想で、なにかこの人は持ってるな、といった印象を受けました。
スワットのメンバーが容疑者ではないとわかった時、今度はランドマンが容疑者として浮上するんですね。
ランドマンは今は外傷外科医として病院に務めていますが、過去にはミリタリーポリススクールの学生で、卒業後は特殊部隊の軍医も務めるなど、司法関連の職業にバッチリついていたんですね!
しかもあの横柄な態度。
被害者を傷つけて自分がそれを治して英雄扱いされたい、という「ヒーロー殺人」の犯人に当てはまらなくもない…
病院に向かったギデオンは、ランドマンと1対1でインタビューをします。
ところがインタビューが進むうちにランドマンが犯人ではないと気が付きますが、ギデオンは、ランドマンが重度の自己愛性パーソナリティ障害の持ち主であることを確信。
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ウィキペディアによると、自己愛性パーソナリティ障害は、「ありのままの自分を愛せず、自分は優越的で素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害」とのこと。
この定義を読んで、頭の中にすぐランドマンの顔が思い浮かびました^^;
「手術室に上がった患者が待っているのは神ではなく、自分だ」と言い放ったランドマンですが、もろこのパーソナリティー障害を持ってると言えますね。
他人よりすごいといううぬぼれを持ちがちな自己愛性パーソナリティ障害者ですが、ランドマンの場合は神をライバル視。
どこまでうぬぼれてるんだ!と呆れてしまいますが、ギデオンが「最悪の自己愛性パーソナリティ障害」の持ち主と定義付けたのもうなずけます。
結局ランドマンは犯人ではありませんでしたが、圧倒的な存在感を出していたので、こういう不気味なキャラは、もう犯人レベルですよね。
しかしこの役者さん演技うまいな!
この人がいまいちだったらランドマンのパーソナリティー障害ぶりが変わってきますからね~。