これからご紹介するロッシのセリフは、クリミナルマインド・シーズン10第10話「アメリア・ポーター」でのものです。
出所した犯人が、アメリア・ポーターを見つけ目的を果たすため、姪と甥を拉致、殺人を繰り返していくという卑劣な話でしたね~。
でも、ロッシのセリフは事件とは全く無関係(笑)!
セリフそれ自体が面白いのですが、その前のホッチとロッシのやりとりも最高~。
ということで好きな場面と好きなセリフ、両方見てみることにしましょう~。
スポンサードリンク
エピソードの始めの方で、ロッシとホッチがホッチのオフィスで会話してました。
ホッチの口から聞かされたのは、「ベスと別れた」という事実。
彼女と別れたというのに何も言わないホッチに解せない様子のロッシ。
「20年もののウイスキーを飲んで哀しみを紛らわすレベルの話だぞ?!」
というロッシにまず笑えました。
ベスとホッチが別れた理由は、ベスの仕事。
香港にある大きな画廊で働くチャンスができたベスに、「後悔はしてほしくない」とアドバイスしたホッチ。
これがホッチのベスに対する最大限の愛情だったのでしょう。
ホッチらしいアドバイスですよね。
結局ベスは仕事を選んだようですが、ホッチの哀しみを紛らわす方法は、酒ではなく仕事なのかもしれません。
あ~、これもホッチっぽい。
スポンサードリンク
「で、今ソーシャルライフどうなってるの?」と、ホッチの交友関係に探りを入れ始めたロッシ。
やっぱり気になるんですね、次の彼女候補がいるのかどうか。
ホッチは「仕事に忙殺されて出会いどころじゃない」そうです。
う~ん、予想通りの返答。
そんな人生味気ない!
とでも言わんばかりのロッシは「オンラインデートはどうだ?」と提案。
「いや、良くないな」と、すぐに否定しましたが、ロッシの口からそれが出てくるってちょっと意外でした。
それほどホッチの身の上を心配しているのかも。
「今度の土曜の夜、ジャズバーに行かないか」と、ロッシはホッチを誘います。
なんとかホッチに出会いの場を作ってあげたいと思ってるんでしょうね~、ロッシ。
本当に親身な人だわ。
ホッチ「う~ん、わからないな」
ロッシ「これは君だけの問題じゃないんだよ、アーロン」
え、どういうこと!?
はい、ここでようやく私の好きなロッシのセリフが登場!
I'm, shall we say, intrigued by the in-house jazz singer there, and you will be my wingman.
(そそられるジャズシンガーがいてね、君は僕の相棒になるんだ)
はい!?
なんだよ、ホッチに出会いを見つけてあげようっていうだけじゃなかったのね…
自分の恋の成就に相棒が欲しかったわけか(笑)
ちなみに「wingman」は、僚機(飛行機をサポートするため近くを飛ぶ軍機)を操縦するパイロットを意味しますが、ナンパなど自分の脇を固めてくれる相棒のことでも使われます。
ホッチの心配をしていたかと思ったら、お目当てのシンガーに近づく手段としてホッチを誘ってるロッシ!
ほんの僅かな会話の中で、ホッチがあっという間に脇役に変わってしまった展開に笑えました。
その後ホッチは相棒としてロッシと共にジャズバーに行き、新しい出会いを見つけました。
やっぱりホッチって、いい人ですよね~。
そしてロッシって、面白い人ですよね~。
そんなキャラがにじみ出ていたシーンでした!