クリミナルマインド シーズン4に登場し、一時BAUのメンバーとして活動したジョーダン・トッド(メタ・ゴールディング)。
登場したエピソードはわずか8話ですが、独特のキャラを持っていて忘れられない存在です。
そんなトッド捜査官について、相関図を作ってみました。
どんな活躍をしたのか、一緒に観てみましょう~。
BAUに参加する前、ジョーダンはFBIの対テロ部門(the Counter Terrorism Division)に所属していました。
JJが産休で休職したため、その間広報担当としてBAUに。
ジョーダンが初めてクリマイに登場したのは、シーズン4 第5話「殺人ロード」です。
このエピソードの冒頭で、モーガンがカフェで見かけたジョーダンに興味を抱き、ナンパします。
そしてエピソードの終わりで、JJの産休代理としてBAUに参加することがわかりちょっと嬉しそうなモーガン。
JJは第7話「悪夢の結末」を最後に産休に入り、ここでジョーダンと交代しますが、それまで通算8エピソードに登場します。
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BAUでのジョーダンは、仕事に慣れなかったり、仕事の内容が自分の価値観と合わないところもあったりして、BAUとの衝突のほうが目立った気がします。
例えば第8話「死の数列」。
刑事が殺人事件についてBAUに捜査依頼するのですが、これに対してジョーダンは、「(BAU)が興味を持ったら」と答え、「興味を持たないと受けないのか!?」と、怒りを買ってしまいます(´゚д゚`)アチャー
この場面はモーガンが、刑事の怒りを鎮めることで収まりましたが、この頃はすでに、恋愛感情どころじゃない雰囲気になってましたね、モーガンは (´∀`;)
ジョーダンが最大の「しまった!」をしてしまったのが、第9話「危険な出会い」でのこと。
殺害された被害者の家を訪ね、協力的でない被害者の母親に対して、「自分も姉を亡くし、その死を認めたくない母は協力的ではなかったので、あなたの気持ちはわかる」と言いましたが、これは実はジョーダンのつくり話でした。
ジョーダンのこの言葉に動かされて、被害者の母親はホッチたちに協力するようになりますが、ジョーダンの話が嘘だと見破ったホッチは、「嘘をつくと相手との信頼関係が崩れてしまうから、今後一切しないように」と、ジョーダンに対して不信感をあらわにします。
この頃からジョーダンとホッチとの間に溝が生まれたような気がします。
広報の仕事にも慣れてきたジョーダンですが、やっぱりBAUとはそりが合わないんじゃないのかなあ~、と思わされたのが、第11話「ありふれた狂気」でのこと。
犯人像をマスコミの前で発表したジョーダンですが、その犯人像があまりにも一致していたため、その報道を見ていた犯人はパニックに陥り、殺人を犯してしまうんですね。
それを知ったジョーダンは自分を責めます。
ホッチは「広報の仕事ができないなら自分に言え」と冷たく言われる始末(T_T)
さらに、犯人は自分の家族をも射殺していた事実を知ると、ロッシの必死の慰めも届かず、この仕事を続けていけるか自信がない、と涙ながらに言いました。
そんなジョーダンですから、BAUの仕事に対しても、BAUメンバーに対しても距離や違和感があったようです。
ジョーダンがBAUを去るのは第13話「逃亡家族」。
ホッチにJJが復帰し、自分は元の対テロ部門に戻ることを告げますが、ポーカーフェイスなホッチのことをさらっと批判していましたね。
このエピソード内で、エミリーが誘拐された被害者のことを「ターゲット」と呼ぶシーンが有るのですが
ジョーダンはこの言い方が嫌だったらしく、「ケイトという名前を持っている」と、エミリーをたしなめるシーンがあったんです。
ジョーダンからするとBAUの長であるホッチが、感情を仕事に持ち込まない姿勢を取っているので、それが他のメンバーにも浸透していると思ったんでしょうね。
そうした「冷たさ」が、ジョーダンにはどうしても合わなかったようです。
「JJならできて当然と思わないでほしい」と、ホッチに言った言葉にそれが現れているような気がします。
エミリーとジョーダンですが、世話好きなエミリーはジョーダンを気にかけたり、第9話では囮としてナイトクラブに出かけたりと、絡みは有りましたが、スペンサーとはほとんど絡みがなかったような気がします。
全然思い出せない^^;
BAUはよくひとつの家族に例えられますが、ジョーダンはその家族の輪に馴染むことができなかったキャラで、ますますBAUの絆の強さが浮き彫りになったと思います。
心残りといえば、ジョーダンの去就を惜しむ人がほとんどいなかったことでしょうか。
もう少しキャラを丁寧に扱ってほしかったですね~。
サプライズでさよならパーティー開くとか、冷たいと思ってたBAUだったけど、本当はそうじゃなかった、感動~、みたいな終わり方でも良かった気がします。