クリミナルマインド2第20話「ロシアン・マフィア」でのセリフです。
このセリフを言った時のリードの表情がよかったし、「ジュニアGマン」の意味って?
ジュニアGマンについて調べてみたら、実際にあることだったんですね~。
リードのセリフが出た場面と、この「ジュニアGマン」について今回はご紹介します♪
ロシア移民のセルゲイ・チェルナスが誘拐され、身代金を要求する手紙と、セルゲイと見られる指が家族のもとに送られたことから、犯人の捜査に乗り出したホッチたち。
ロシア移民社会ではロシアンマフィアによる犯罪が多発していて、今回もマフィア絡みの犯行と見られたのですが、通常マフィアたちは一般市民を巻き添えにすることはない、ということから、チェルナス家にはなにか裏があるのでは、と推理したリード。
リードは、ガルシアにチェルナス家について調べて欲しいと電話で伝えます。
そしてガルシアは快諾しリードに言います:
"I will compile and reconnect forthwith, Junior G-man."
(資料を集めてすぐに連絡するわね、ジュニアGマン)
電話を切った後、リードがつぶやいたのが
”Junior-Gman?”
(ジュニアGマン?)
でした!
この時のリードの「??」っていう顔がすごく面白かったです。
このリアクション最高、名場面に決定だよ、リード(笑)!
GマンはFBI捜査官のことなので、少年FBI捜査官、という意味なのでしょうか。
リードはガルシアにも子供扱いされていますね^^;
スポンサードリンク
ところで、ジュニアGマンについて気になったので調べてみたら、実在していたんです!
「Junior G-Men(ジュニアGメン)」というのは、アメリカで1930~1940年代に人気を集めたボーイクラブのことなんですね。
元FBI捜査官のメルヴィン・パーヴィスが、1936年ラジオプログラム「ジュニアGメン」のホストを務めたことから人気が高まり、リスナーは「ジュニアGメン」クラブに参加することができるほか、ジュニアGメンバッジやマニュアル、それからシークレットエージェントの小道具などがもらえたそうです!
うわあ、これ私も欲しい~!
すでにジュニアGメンクラブはないというのが残念。
こちらがメルヴィン・パーヴィス(1903-1960)
出典
そしてこちらが当時送られてきたというジュニアGマンバッジ。
出典:The Digital Deli Too
こんなバッジが送られてきたら、もう嬉しくて仕方ないでしょうね~。
大人の私でも大興奮するくらいですから^^;
パーヴィスがポストトースティーズというシリアルの顔になり、その時のジュニアGメンクラブのバッジが別のデザインになってたりして、そのたびに全て揃えていた子供もたくさんいそうです(笑)。
その後ジュニアGメンは、警察や非営利団体のサポートにより、ボーイスカウトに取って代わる存在まで成長しました。
さらに当時の世相を反映してかFBIによる”犯罪に対する戦い”キャンペーンの一環として、マスコミに取り上げられるようになりジュニアGメンクラブを取り扱ったマンガや小説、それから映像化もされています。
自分がまるでFBI捜査官になったかのような体験ができるところが、好奇心旺盛な子どもたちに受けたのかもしれませんね。
これがきっかけっで本当のGマンになった人がいるかもしれないし。
にしてもガルシアは一体どこからジュニアGメンクラブを知ったんでしょうね。
もしジュニアGメンクラブが今も続いているとしたら、きっとスペンサーは子供の頃入っていそうな気がします^^;
だってイメージにしっくりくるんだもん、リードとジュニアGメンクラブが。