クリミナルマインドのメインキャラとして、その人気がすっかり定着していたギデオン。
ギデオンの魅力は?
と聞かれると、たくさんあって、本当に自分のクリマイ愛を感じてしまいます(笑)
ギデオンが登場したのは、ドラマのシーズン1から2と、シーズン3の始めのエピソードまで。
なので、全体から見るとそんなに登場していないのですが、そのキョーレツなキャラから、忘れられない存在になっています。
みんなに愛されたギデオンですが、突然の降板には、誰もがびっくりしたでしょう。
今回は、ギデオンがなぜBAUを去就してしまったのか、ドラマ上の理由ではなく、ギデオンことマンディ・パティンキンが降板した理由についてご紹介します。
スポンサードリンク
ギデオン役は、マンディ・パティンキン。
俳優として、その実力が認められている俳優さんです。
クリミナルマインドのギデオン役で初めて知りましたが、これだけ愛されるのも、パティンキンの演技力があったからこそですよね。
パティンキンは、ギデオン役にハマっていたし、クリマイはギデオンをメインキャラとして進行している様子も伺えたので、降板は本当に「まさか」でした。
シーズン2が終わって、3になっていきなりさようなら。
本当にびっくりというか、ショックと言うか「え~っ!?」でした(涙)。
スポンサードリンク
ドラマ上では、ギデオンは、恋人を殺害された精神的ショックでBAUを去ったことになっています(詳しくは⇒「ギデオンて、どんなキャラ?登場からBAU去った理由まで」)。
ですが、本当の降板理由はなんなのか気になります。
一部ではパティンキンと制作側の意見の不一致だったらしいとも。
パティンキンがクリミナル・マインドを降板したのは、「ギデオンという役に精神的に参ってしまったから」。
降板は、パティンキンからの希望だったんですね。
「まさか毎回、女性が殺されたり暴行されたりするとは思わなかった。それが、何日も、何年も続くんだ」(引用)と、パティンキン自身が答えているように、ギデオンを演じていくうちにパティンキン自身の信念や人格に悪影響を及ぼしたそうです。
いくら役とはいえ人間の悪を見続けるわけですから、少なからずともその人自身に影響を及ぼしても不思議なことではありません。
契約上のこともあり、ギデオンはまだまだ出演する予定でしたが、パティンキンが仕事をドタキャンしてしまい、シーズン3の初回エピソード去ることに急遽なったようです。
そこまで追い詰められていたのかな。
そんな話を聞くと、繊細で情熱的なギデオンとパティンキンは、共通するものを持っている気がしますね。
ギデオンが去った話の挿入は、そんな裏事情を感じさせないほど普通でした。
そして、ギデオンが去るまでも、「ギデオンはギデオン」でしたよね。
そこにパティンキンの役者魂を感じるのですが、あ~残念。
後日「クリミナルマインドに出演したことはミスだった」と、インタビューに答えているくらいですから、もう復帰ということも絶望的ですね。
ギデオンを演じて燃え尽きたようです、哀しいけど。
パティンキンは、クリマイを去ってから、「HOMWLAND(ホームランド)」というドラマに出演しています。
ホームランドでは、ソール・ベレンソンという、CIAの中東部門のチーフ役で出演しています。
「ホームランド」はシーズン7まで放送されていて、シーズン8で終了する予定。
こちらもクリミナルマインド同様、大ヒットしたドラマですが、メインキャラとして活躍しているパティンキンが、それに貢献していることは間違いないですよね。
スポンサードリンク
パティンキンの様子から、クリミナルマインドに出演する可能性はゼロに近いです。
ということは、どんあにファンが熱望しても、ギデオンは帰ってくるということはまずないでしょう。
こうした声に応えるかのように、シーズン10では、ギデオン絡みのエピソードが登場します。
まだシーズン10を観ていなかったり、また、ネタバレはエピソードを観るまでは知りたくない、という場合は、ここから先は読み進めないでくださいね。
シーズン10第13話は、ギデオンを殺害した犯人をBAUメンバーが見つけるという設定です。
そう、ギデオンは殺害されてしまうんですね。
なんと、ギデオンを殺してしまうとは!
確かに衝撃的だったんですが、これは「ギデオンはもう戻ってこないよ」という、制作側のメッセージが込められていると思いますが、ギデオンが降板した理由も、戻ってくるか来ないか、という疑問にも、明確な答えが出たことになります。
それだけ影響力の強いキャラだったんですね、ギデオンは。
ほんの2シーズンでしたが、ギデオンというキャラがいてくれて、本当によかったと思います。