ギデオンのモデルは、実在したFBI特別捜査官ジョン・ダグラス氏。
以来、どんなFBI特別捜査官だったのか興味があったんですね~。
でも、ネットでダグラス氏のことを調べても殆ど出てこない!
日本ではロバート・K・レスラー氏は有名ですが、ダグラス氏はそれほどでもないのかな?
英語版ウィキペディアにダグラス氏のプロフィールを見つけたので、それを参考にしながらダグラス氏についてご紹介したいと思います☆
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ジョン・ダグラス氏は1945年6月18日ニューヨーク生まれ。
アメリカ空軍の経験を経て1970年にFBIに入りますが、当初はスワットチームのスナイパーとして活躍し、その後人質解放の交渉人になります。
射撃の腕前すごそうですね!そして、いつも危険と隣り合わせな仕事に就いていたんですね~。
ダグラス氏は、1977年にBAUの前身Behavioral Science Unit(BSU)に異動すると、そこで人質解放交渉について教える傍ら、FBIアカデミーで犯罪心理学を専攻します。
そしてその後、the FBI's Criminal Profiling Program(FBIクリミナル・プロファイリング・プログラム)という犯罪プロファイリングプログタムを作成したりと、FBI内での犯罪プロファイリング研究に深く携わっていく事になります。
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ダグラス氏のプロファイリング方法は、事件現場を丹念に調べて犯人像を描くというもの。
クリミナル・マインドのギデオンを思い出してください、といったほうが早いかな(笑)
現場の状況から犯人のクセや次に起こす行動を推理していくのは、豊富な知識と経験、柔軟な思考力、それからその人に備わってるある種の「センス」がないと、なかなかできるものではないな、と思うのですが、ダグラス氏のプロファイリングは多くの凶悪犯罪解決の手助けになったそうです。
グリーンリバーキラー事件もその一つですが、あまりのストレスと激務で、ウイルス性脳炎にかかり生命も危ぶまれることもあったとか(怖)
クリミナル・マインドでは、メンバーは涼しい顔をしてプロファイリングしてますが
そうですよね、犯人逮捕に至るまでのプロファイリングをするのですから
肉体的にも精神的にも力が必要になってきますよね。
活躍している裏には、こうした過酷な状況があったわけですね。
でも、ダグラスさんのおかげで凶悪犯人が捕まったわけですし、多くの被害者遺族の助けになったと思います。
ダグラス氏は、レスラー氏とともに、初めてシリアルキラーのインタビューを行い、それをもとにプロファイリングのベースを築いてきました。
1995年にFBIを引退したダグラス氏は、ウエスト・メンフィス3事件やジョンベネ殺害事件といった事件のプロファイリングのコンサルタントをしたり、数々のプロファイリングに関する著書も出版して現在に至っています。
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クリミナル・マインドのギデオンやロッシは、ダグラス氏がモデルと言われますが、その他にもダグラス氏をモデルにしたキャラはいるんですね~。
「レッドドラゴン」や「羊たちの沈黙」は、ロバート・レスラー氏が提供した情報によって生まれたシリアルキラー映画ですが、ここに登場するジャック・クロフォードが、ダグラス氏をモデルにした人物だそうです。
レッドドラゴンも、羊たちの沈黙もずっと前に観たので、ジャック・クロフォードがどんなキャラだったか忘れてしまったので、どちらの映画もまた見てみたくなりました^^;
ダグラスさんを意識して観たら、また違った面白さが出てきそうですね。
それにしてもいろんなところでダグラス氏がモデルになってるなんて、理想的なプロファイラーだったんでしょうね。
ダグラス氏のプロファイラーとして活躍したことがもう少し知りたくて、ダグラス氏の著書を買うことにしました。
何冊か日本語訳が出てますが、ダグラス氏の仕事ぶりを知るにはいいかなと思った本が、「FBI心理分析官のプロファイリング 「動機」が怖いほど読める!」
FBI心理分析官のプロファイリング 「動機」が怖いほど読める!―その時、その場所、その方法が選ばれた理由 中古価格 |
ダグラス氏がどのようにして事件の犯人をプロファイリングしていくのか、その手腕が分かりそうですよね~^^
手にするのが楽しみです。