今回ご紹介するJJの名言は、シーズン11第20話「内なる輝き」でのある一場面。
マンションの貯水槽という、意外な場所で発見された遺体。
さらに遺体の顔には無数の切り傷が…
不可解な事件でしたよね。
犯人の行動を冷静に分析するJJ、かっこよかった-。
さらにプライベートと仕事の間で心揺れるロッシのサポートまで。
ロッシを励ますJJの言葉に感動しました!
ロッシの様子がどうもおかしい。
捜査が行き詰まり正念場を迎えているというのに、心ここにあらず、といったカンジ。
もしかしたら、アンサブの最初の被害者は、エイリアンに誘拐されたのかも?!
ロッシ:そうかも知れないな…
えっ?!
このロッシの反応、さすがにおかしいって思いますよね。
カイの写真を見ながらため息をつくロッシ、その理由を聞くJJ。
2番目の妻ヘイデンと再会、話し合う機会が訪れたものの、やっぱり仕事でそれが中断されてしまう。
29年前と変わっていないことが、ロッシとヘイデンの悩みのタネになってしまったんですね。
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ロッシの元を離れ、娘を出産したことを、ずっと黙っていたのは、この仕事のせいだと決めつけてるロッシは、もし仕事をしていなければジョイの成長を見ることができたのではと思い始めていたのでした。
そんなロッシの主張に納得した様子を見せるJJ。
でもJJは、完全にロッシの意見に同意したわけではないんですね。
JJ:私はあなたの味方よ。でもヘイデンのこと(ロッシにジョイのことを黙っていたこと)も理解できるの。
ロッシ:それは母親だからだろう。
仕事の虫になっている夫が、家庭も子供も顧みないと感じたら、やっぱりヘイデンのように愛想を尽かして出ていってしまいますよね。
JJは2人の子供の母親だから、ヘイデンの気持ちが理解できるとロッシは思ったのでしょう。
でもJJはそうじゃない、と言い切ります。
Because I know you, David Rossi.
あなたを知っているからよ、デヴィッド・ロッシ。
うわぁ~、なんていい言葉!
ロッシがロッシという自分に気づいた瞬間ではなかったでしょうか。
ロッシはこの仕事が好き、仕事のことしか頭にない、そんな人間。
そんな人が、仕事を捨てて、子育てできるだろうか。
ヘイデンもデヴィット・ロッシという人間を理解したからこそ、彼の元を去る決心をしたのではないだろうか。
JJはそう思っていたかもしれません。
JJのように、あの時ああしてれば、と言うことは簡単ですが、ロッシの性格を考えたら、キャリアを捨てるということは非現実的ということがわかります。
JJの、「ヘイデンは正しい選択をしたかも知れないし、間違っていたかもしれない。でも、なぜその選択をしたのか知らない、なんてフリはしないで」というセリフも好きです。
ロッシとヘイデン両者を思いやれるJJが優しすぎる!
最後ロッシとヘイデンは和解しますが、JJのアドバイスが大きく影響したことは間違いありません。
JJ、グッジョブ!!