信じたものが正しいと思うと、人はその目的を果たすためになんでもできてしまう。
宗教は否定しませんが神を都合のいいように使ってカルト化する場合も出てきてしまうので
ホント、怖いです。
今回はそんなエピソード。
そして、カルト集団に潜入したエミリーとリードの運命は?!
クリミナル・マインドシーズン4 第3話「カルト教団の行方(Minimal Loss)」のあらすじと感想です。
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コロラド州ラプラタ。
ある教団施設で、児童に対する性的虐待があるとの匿名電話が警察に入る。
これを受け、リードとプレンティスは、児童虐待の相談員になりすまし、地方警察官のNancy(ナンシー)とともに、問題の教団施設に潜入する。
この教団は、Separatarian sect(セパレタリアン セクト)という名前で、Benjamin Cyrus(ベンジャミン・サイラス)がリーダーを務めていた。
プレンティスとリードは、教団内で最年少のJessica(ジェシカ)という15歳の少女と面会、サイラスによる虐待はないかとインタビューするが、ジェシカは
サイラスは自分の夫で虐待の事実はない、と断言、2人を驚かせる。
そんな時、教団に突然SWAT(スワット)が突撃してきた。
コロラド州警察は6ヶ月間教団が銃を不法所持していないか秘密裏に調べていたのだ。
信者たちは地下室に避難するが、そこでプレンティスとリードは大量の武器を目にする。
ナンシーはなんとかこの状況を変えようと、サイラスに話をしに行くが、流れ弾にあたり死んでしまう。
教団と武装警官は停戦し、ロッシが交渉人を引き受け、人質開放のためにサイラスと話し合いを重ねる。
だが、マスコミがテレビでFBI捜査官が教団内に潜入していると言ってしまったため、事実を知ったサイラスは激怒、プレンティスに暴行を加える。
緊張が走る中、教団の創始者であるLeo(レオ)に話を聞いたり、サイラスの過去を調べていくうちに、サイラスの凶暴な人物像が明らかになっていく。
最期の準備を着々と進めるサイラス、そして突入の機会を伺うロッシたち。
気になる結末は…?
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ナンシーがサイラスになんとか話をつけてくる!
と、避難している地下室から飛び出して出ていったところと、マスコミがFBIが潜入しているとテレビでリポートしてるところ。
なんとなく次の話につなげようとこじつけてるようでちょっとわざとらしかった気もしました。
ホッチがいつになく動揺してましたね~。
プレンティスとリードと2人の部下が人質として捉えられていると知り、交渉役をロッシにお願いするし、サイラスがワインを注いで信者全員に飲ませるのを知って、
「集団自殺する気だ、間違いない!」と早とちりし、「早まるな」というロッシの言葉も耳に入らず、武装警官を突入させようとしたり。
いつもより冷静さを失ってる様子がよく伝わって来ました。
身内のような存在の2人がカルト集団の人質になっていますから、動揺するのもわかります。
それだけ緊張感が走ってたんですよね~。
ラッキーだったのは、サイラスはFBI捜査官が一人だと思っていたことですね。
これでリードはそのまま児童虐待相談員としてサイラスに近づくことができたのでε-(´∀`*)ホッ
今回はBAUメンバーの連携プレーが目立ちましたねー。
エミリーとリードが会話の中で教団内の状況を知らせ、他のメンバーがそれを参考にして戦術を練っていく。
サイラスにFBI捜査官がいるとバレたときはどうなることかとハラハラしましたが、見事な連携プレーで事件を解決に導くことができて本当に良かったです。
ただ、結末は悲しいかな…
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リード: "To follow by faith alone is to follow blindly." – Benjamin Franklin
(「信仰心だけで従う者には、何も見えていない」ベンジャミン・フランクリン)
プレンティス: "Reason is not automatic. Those who deny it cannot be conquered by it." – Ayn Rand
(「理性とは誰にでも備わっているものではない。理性を否定するものを理性で押さえることは出来ないのだ」アイン・ランド)