エミリーの古い友人が突然死!

友人の突然死という突然の悲しみがエミリーを襲う!

 

「病死じゃない、彼は殺された!」と、信じるエミリー、しかもエクソシストが関与?

 

 

宗教がらみの事件で警察は動かず、さらに容疑者は外交特権持ち。

 

 

エミリーは友人の死の真相を明らかにすることができる?

 

 

 

クリミナル・マインドシーズン4 第17話「悪魔払い(Demonology)」のあらすじと感想です。

 

 

 

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「悪魔払い」のあらすじ

激しい雨が降るコロンビア特別地区ジョージタウン。

 

古い友人のJon(ジョン)から呼び出されたプレンティスは、2人の共通の友人Matthew(マシュー)が
心筋梗塞で亡くなったことを聞き愕然とする。

 

 

ジョンによると、最後にマシューと会った時
「ジョニー、やつらは俺を殺すだろう」
「やつらはTommy V(トミー・V)という男を事故と見せかけて殺したんだ」
と言ったという。

 

マシューの死に事件性があることを感じたプレンティスは、ガルシアにトミーVについて調査を依頼する。

 

 

 

ずぶ濡れのままBAUに現れたプレンティス。

 

ガルシアが駆け寄り、トミーVは実在した人物で、脱水症状で死亡していたことを告げる。

 

そして、そのままホッチのオフィスを訪れ、マシューとトミーの死は自殺ではなく関連性があることを示唆。
ホッチは捜査に乗り出すことを決めた。

 

 

マシューの検死報告を受けるプレンティスとモーガン。

 

他殺と考えるなら、ポタジウムを注射した可能性があるが、体内からは検出されなかった。

 

その他の方法として、エピネフリン注射も心筋梗塞を起こさせる可能性はあるが、エピネフリンはアドレナリンと同一であるため、体内に残ったとしてもわからない。

 

マシューの遺体には、鼻から激しく出血した痕が見られたが、コカインなど長年薬物を摂取していたために出血したのだろうとの見方が強い。
さらに、マシューとトミー療法の遺体にも手首に縛られた痕が見られたが浅く、検死官は2人の死に直接関連性はないと断言する。

 

 

 

マシューの自宅を訪問したホッチとJJ。

 

マシューは長年薬物中毒で苦しんでおり、同居していた両親がニューヨークへ出かけてる間に死亡したという。

 

 

「私の息子は悪魔に取り憑かれていたのです」というマシューの母。

 

そして、マシューが死亡していた部屋の床には、ベッドの脚を激しく動かしてつけられたような傷がついていた。

 

 

 

一方トミーのの自宅を訪問したロッシとリードは、妻が子供を連れて実家に滞在している間にトミーが死亡したことを知る。

 

 

トミーは長年幻聴に悩まされ「神を呪っていた」が、死ぬことによって「トミーの魂はようやく安らかになりました」という妻。

 

トミーが死亡していた部屋には、やはりベッドの脚でつけられた傷が床についていた。

 

 

2人の死因は別々だが

  • 床にあったベッドの脚でつけられた傷
  • 遺族が経験なクリスチャンで、不在中に死亡
  • 薬物中毒に悩まされていた

 

という共通点があった。

 

さらに、ガルシアは2人とも4ヶ月前に、毎年10万人ほどの巡礼者が訪れるというスペインガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラに旅行に行っていたことを突き止めた。

 

 

キリスト教に反抗的なマシューと、神を呪っていたというトミーがキリスト教の巡礼地に旅をしたということに疑問を抱くプレンティスたち。

 

薬物中毒や総合失調症は悪魔憑依と誤解されやすく、遺族の言動などからエクソシストが関係しているのではないかと推理した。

 

 

Patrick Cavanaugh(パトリック・カヴァノー)という男性が、自宅で死亡していたのが発見される。

 

死因は動脈瘤だったが、マシューやトミーと同じようにベッドを激しく動かして付けられたような傷が残っており、パトリックも同時期にサンティアゴ・デ・コンポステーラに旅行に出かけていたことがわかった。

 

 

 

パトリックが3人めの被害者という可能性が出てきた矢先、地元警察から、捜査に関して苦情が来る。

 

しかしエクソシストが原因というだけではっきりとした事件性がなく警察は動かない。

 

 

しかし、マシューが教会に裏切られた人を支援する掲示板の運営者であること、そして、死亡した3人がサンティアゴ・デ・コンポステーラに旅行に出かけた時期はちょうど司祭が心筋梗塞で死亡し、殺人ではないかという噂がまことしやかに流れているという事実をガルシアから聞いたホッチナーは、死亡した3人が司祭の死と関連している可能性を秘密裏に調べるようにメンバーたちに指示を出す。

 

 

 

ロッシの友人で神父のJimmy(ジミー)の教会に、地元の神父たちを集めて犯人のプロファイルを発表するロッシたち。

 

エクソシストで短期間で3人もの命を奪っているとしたら体力を消耗しているはず。

 

犯人は病院でケアを受けているのではないか、というジミーの言葉にピンときたリードは、ガルシアに調査を依頼、一人の牧師の神父が浮かび上がった。

 

 

しかし、神父はイタリア政府から発行されている外交ステータスを所有している。
今度はイタリア政府に交渉しなければ捜査を断念することになる。

 

「嵐は間もなく終わる」

 

と、新たな殺人を匂わすかのような神父の発言。

 

しかし、これ以上神父を拘束することはできない…!

 

 

どうするプレンティス?!
マシューの死の真相は?

 

 

 

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「悪魔払い」の感想

死因を聞いただけだと、本当に3人の死は殺人事件なのか、関連性があるのかどうか疑わしいですが、犯人も誰だかすぐに分かります。

 

 

薬物中毒や幻聴に悩まされてる身内を救おうと、経験なクリスチャンが神父さんに相談する

それは大変、悪魔祓いを!

 

すごく話の展開がわかり易かったエピソードだと思いました。

 

 

モーガンの教会嫌いは前から知ってましたが、やっぱりこれが本当に殺人事件なのかどうか、すごく慎重な態度をしていましたね。

 

でも、仲間のエミリーの気持ちをくんで協力するなんて

 

モーガンらしくてすてき ☆(人´Д`)ポッ

 

 

エクソシストが原因か、よし、捜査開始だ~!

 

って警察がなるわけないので、ホッチもかなり慎重でしたね。

 

もしこれが殺人事件じゃなかったら…

 

ドラマだからいいけど、実際に決断するとなるとある意味ギャンブルですよね(;´Д`)

 

 

反対に、ロッシがエミリーに協力的でした。

 

宗教だろうが何だろうが「悪は悪」全くそのとおりですね♪

 

ロッシの活躍は、頼りになる父さん、という感じで、今回の見所でしょう~。

 

 

エミリーの過去

マシュー、ジョン、エミリーは、ローマに滞在していた時の親友。

 

家庭に不満を覚えていたエミリーは、15歳の時、妊娠してしまうんですね。

 

母親には言えず途方に暮れていた時に助けたのがマシュー。

 

カソリック教会の神父さんに相談しても埒が明かず、結局中絶する産院を見つけてエミリーは中絶します。

 

 

その時ずっと寄り添っていてくれたのがマシュー。

 

なのでエミリーにとってはものすごく大事な人なんですね。

 

 

そのマシューは、エミリーの件以来、カソリックに対して疑問を持ち始め反抗していくのです。

 

そしてカソリックに奉仕する神父によって命を絶たれてしまった…

 

なんとも皮肉な話です。

 

 

エピソードの最後、ジョンがエミリーに、「あの時一緒にいてあげられなくてごめん」といいました。

 

あ、ひょっとしてジョンがエミリーの相手だったのかもしれませんね?!

 

 

久しぶりにジョンと会って、ジョンがハグしようとした時に、エミリーが、「ちょっと…」とよそよそしかったのはそうした過去があったからかも。

 

 

なんかそんなことを想像したら胸がキュンとなってしまいました…

 

 

メリーランド悪魔憑依事件

ロッシがエミリーをドライブで連れて行った先は、実際に映画「エクソシスト」の原作となったメリーランド悪魔憑依事件が起きた跡地。

 

叔母の死をきっかけに、奇怪な行動をするようになったロビー・マンハイムという少年に対し、ヒューズ神父とボウダーン神父が、2ヶ月以上にわたって悪魔祓いをしたということです。

 

その数30回以上にのぼるというから驚き。

 

その後悪魔祓いは成功し、ロビー少年は普通に暮らしたということですがその跡地って聞いただけでもゾクッとしますね^^;

 

 

ちなみに、なんで少年が悪霊にとりつかれたとされたのかというと

  • ポルターガイスト現象が起きた
  • 少年に異常行動が認められた
  • 体に文字が浮かび上がった

 

といったことからだそうです。

 

メリーランド憑依事件の詳細についてはこちら。
Robbie Mannheim(和訳)

 

 

 

 

最後エミリーの鼻から血が出てくるのですが、これは見てるこちら側にいろいろ想像させる意図が見え隠れ。

 

なので、いろいろと妄想しちゃってください☆

 

 

私もまだ妄想中です(笑)

 

 

 

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「悪魔払い」キャスト

  • カーメン・アルジェンツィアノ(Carmen Argenziano) ポール・シルヴァーノ神父
  • ジョン・バートン(Jon Barton) SWATリーダー
  • クリフ・ベーレンス(Cliff Berens) 牧師
  • マイケル・ブオノモ(Michael Buonomo) 私服刑事
  • ダナ・クオモ(Dana Cuomo) バレリー
  • ブルース・ダヴィソン(Bruce Davison) ジミー・ダヴィソン神父
  • ウォルトン・ごギンズ(Walton Goggins) ジョン・コーレイ
  • ロクサーヌ・ハート(Roxanne Hart) アンドレア・ベントン
  • ショーン・ホルト(Sean Holt) 子供時代の・マシュー・ベントン
  • ダニエレ・レスター(Danielle Lester) 子供時代のえみりー・プレンティス
  • デヴィッド・メイト(David Mate) ブラザー・スコット
  • ケリー・マイケルズ(Kelly Michaels) 監察医
  • ウエストン・I..・ネイサンソン(Weston I. Nathanson) 牧師
  • ジェイムズ・レマー(James Remar) トム・ベントン
  • ジョアンナ・ライアン(Joanne Ryan) マリエ・ヴァレンティノ
  • ジャレット・サクリー(Jaret Sacrey) マシュー・ベントン
  • デヴィッド・サリバン(David Sullivan) パトリック・カヴァノー
  • パマラ・タイソン(Pamala Tyson) 監察医
  • イアン・ウォルフ(Ian Woolf) タクシーの運転手

「悪魔払い」で引用された格言

プレンティス: Leonardo da Vinci said, "He who does not punish evil, commands it to be done."
(レオナルド・ダ・ヴィンチ「悪を罰しないものは悪を行えと言っているのだ」)

 

ロッシ: "There is no heresy or philosophy so abhorrent to the church as a human being." – James Joyce
(「この世で最も教会と相容れないのは、異教でも哲学でもなく人間だ」ジェームス・ ジョイス)

「悪魔払い」で使用された曲

クリマイ挿入曲 ザ・ノイジズ・10「ザ・フィックス」(The Fix by The Noises 10)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ホッジス「マイ・サイド・オブ・ザ・ストーリー」(My Side of the Story by Hodges)

 

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