恐怖症を克服したい人を狙う、卑劣な犯人!

ワイルドウッド・トレールが事件の舞台に!

 

男女が犠牲になるこの事件、殺人方法もバラバラ。

 

犯人の動機とは?

 

ギデオンのいないBAUメンバーたちが、どうやって犯人を突き止めるかが見どころです♪

 

 

 

クリミナル・マインドシーズン3 第3話「おびえて眠れ(Scared to Death)」のあらすじと感想です。

 

 

 

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「おびえて眠れ」のあらすじ

オレゴン州FBIポートランド支局は、ワイルドウッド・トレールという全長60キロの自然道から4つの遺体を発見する。

 

殺害方法はバラバラで、生きたまま焼き殺されたり、窒息死させられていた。

 

 

発見された遺体は、死後半年ほどたっているものと見られたが、Jenny Wittman(ジェニー・ウィットマン)の遺体は、最近殺害され、遺棄されていた。

 

 

被害者が男女で、しかも殺害方法が別々であることから、犯人は被害者を殺害後、eメールを使って被害者の生存を偽装する計算高さがあるという以外
犯人の動機や特徴を特定することはできなかった。

 

 

 

ジェニーのアパートを訪ねたホッチナー、モーガン、リード。

 

 

アパートのエレベーターに乗り込んだモーガンとリードは、突然エレベーターが止まってしまうという事態に遭遇する。

 

エレベーターがぐらついたりして、一時パニックになる2人だったが、無事に階段を使って上がってきたホッチナーと再会することができた。

 

 

ジェニーがシャワールームを物置代わりに使っていることが気にかかり、大家にジェニーの言動に何か奇妙なものはないかと聞くと、大家は「彼女が2ヶ月前にここに越してきた時、階段を登ったり降りたりを100回は繰り返していた」というエピソードを話す。

 

 

エレベーターがあるのにそれを使わないということは、ジェニーは狭所恐怖症ではないかと推測された。

 

 

独身で、ポートランドに住み始めて間もなく、社会的なつながりが薄い

 

これが被害者に共通するものだった。

 

そして、犯人は性的暴力を被害者に加えていないこと、犯人に残酷な殺され方をしているのに、防御創がどの遺体にも見つからなかったことから、被害者たちは率先して、自らを危険な状況に身を置いているという特徴に、ホッチナーたちは注目する。

 

そして、

  • 犯人は被害者たちを簡単にコントロールできるような権威や地位に就いている者
  • しかし、家に帰ればそういった力はない
  • 虐待されていた過去を持つ
  • インポテツで養子をもらっている可能性がある

 

とプロファイリングする。

 

 

 

JJがこのプロファイルをテレビで公開し、情報提供を求めると、Patrick Walker(パトリック・ウォーカー)という28歳の男性の大家から、彼が今朝から行方不明だという連絡が入った。

 

 

その後パトリックの遺体が川から発見される。

 

他の被害者と違って、川で殺害されたことと、防御創の痕があったことから、パトリックは別件ではないかというCalvert(カルヴァート)捜査官は見解を示す。

 

 

しかし、被害者の特徴が共通していることと、犯人はワイルドウッド・トレールには遺体を遺棄することは危険過ぎることを知っているため、これまでの犯行方法に違いが出たのでは、と、プレンティスは推理する。

 

 

 

エレベーターに閉じ込められた体験から、リードは、被害者は皆何かしら恐怖症を持っていて、その恐怖症を発症する方法で犯人に殺害されたのではないかと考える。

 

 

被害者がその恐怖症を持っていることを知ることができ、被害者に怪しまれることなく犯行を実行できる立場にいる人物が犯人。

 

犯人がどうやって被害者を見つけたのか
被害者はどうやって犯人にコンタクトを取ったのか
その接点を全力で探すホッチナーたち。

 

 

やがて、一人の容疑者が浮上する…

 

 

 

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「おびえて眠れ」の感想

さすがのモーガンもエレベーターに閉じ込められ、どうなるのかがわからないとなるとビビるんですねー。

 

 

パニックになってるモーガンと、あとでリードにそのときのことをバラされた時のモーガンの表情が忘れられないです(笑)

 

 

もう一つ面白かったのが、被害者の特徴をまとめている時に、カルヴァート捜査官が

 

「自分にそれがぴったりあてはまる」といった時。

 

30歳の独身で、ポートランド支局に来て1ヶ月…
と自分自身を言い表している時、JJたちじゃないけどクスっとしてしまいました(笑)

 

 

犯人ははじめから登場しますので、誰だかというのがわかります。

 

こういうふうに話が展開するパターンは、クリマイではよくあり、それでも話は楽しめますが。

 

今回はなんだろ、はじめから分かってしまうつまらなさを感じました。

 

 

犯人の動機がよくわからない事件だっただけに、犯人がわからなければよかったのになってどこかで期待していたのかもしれません。

 

 

恐怖症という弱みに付け込んで、犯罪を犯すこの犯人にはむかついてしょうがなかったです。

 

 

事件が解決して帰りの飛行機の中、疲れてるはずのホッチナーが起きていることに何かあるのかも、と声をかけるモーガン。

 

 

こんなちょっとした「いつもと違うな」という態度も見逃さないモーガンは、やっぱり優しいですね~(*´∀`*)

 

 

初めはギデオンが去ってしまったBAUをなんとか切り盛りしようと気を張っていたせいかと思ってましたが、実はヘイリーがジャックを連れて家を出て行ってしまったんですね。

 

家族のために、そして、事件解決のために頑張っていたホッチですが、やっぱり家庭と仕事の両立というのは難しいですね。

 

ヘイリーも、もう少し我慢すればって思いますが、仕事中毒のホッチに限界が来てたのかも。

 

 

ヘイリー、ホッチ頑張ってるから帰ってきてあげて~~!

 

 

と、呼びかけずにはいられませんでした・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。エーンエーン

 

 

 

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「おびえて眠れ」キャスト

  • ジェイン・アトキンソン(Jayne Atkinson) エリン・ストラウスFBI監督特別捜査官
  • ジョン・バートン(Jon Barton) SWATリーダー
  • ジョン・ボベック(John Bobek) パトリック・ウォーカー
  • マット・ブッシェル(Matt Bushell) ビル・カルヴァート捜査官
  • ランディ・クロウダー(Randy Crowder) アパート管理人
  • メロディー・ホリス(Melody Hollis) ジェシカ・ハワード
  • ジェニファー・キース(Jennifer Keyes) ジェニー・ホイットマン
  • M.J.・カルミ(M.J. Karmi) ハワード夫人
  • ブランドン・キルハム(Brandon Killham) 子供時代のハワード
  • ケイシー・クレイマー(Casey Kramer) 大家
  • マイケル・オーキーフ(Michael O'Keefe) スタンレー・ハワード医師
  • ダニエラ・サピア(Danielle Sapia) ミッシー・キャセール
  • ステファニー・ヴェンディット(Stephanie Venditto) ジェーン・ハワード

「おびえて眠れ」で引用された格言

ホッチナー: The Taoist philosopher Lao Tzu once wrote, "He who controls others may be powerful, but he who has mastered himself is mightier still."
(道教の始祖と言われる哲学者、老子「他人を支配できる者は力が強いかもしれないが、自分に打ち勝つことのできた者の方が、さらに強い」)

 

ホッチナー: Eleanor Roosevelt once said, "You gain strength, courage and confidence by every experience in which you really stop to look fear in the face. You must do the thing which you think you cannot do."
(エレノア・ルーズベルト「目の前の恐怖に真っ向から立ち向かう経験をするたび、あなたは強さと勇気と自信を身につけることができるのです。そして、「この恐ろしいことが切り抜けられたのだから、次にどんなことが来ても大丈夫だ」と言えるようになる。自分にはできないと思うことをやってみなさい」)

「おびえて眠れ」で使用された曲

クリマイ挿入曲 ウェス・ニクソン「ベアリー・ホールディング・オン」(Barely Holding On by Wes Nickson)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ライフハウス「ブロークン」(Broken by Lifehouse)

 

 

 

クリマイ挿入曲 フィル・コリンズ「キャント・ファインド・マイ・ウェイ」(Can't Find My Way" by Phil Collins)

 

 

 

クリマイ挿入曲 モーツァルト・フェスティヴァル・オーケストラ「レクイエムK.626 3.Dies irae」(Requiem, KV 626 In D Minor: IIIa. Dies Irae (Sequentia) by Mozart Festival Orchestra)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ゴードン・グリーン「スコット・ジョップリン・カレッジ」(Scott Joplin Collage by Gordon Green)

 

 

 

クリマイ挿入曲 ステファン・ファンティーニ「タンブリン」(Tambourine by Steffan Fantini)

 

 

クリマイ挿入曲 カリー「リバー・オブ・ダークネス」(River of Darkness by Kalli)

 

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