クリマイ記念すべき200話は、お祝いムード一掃の事態で幕開け!
連れ去られたJJが、クリマイ史上絶体絶命の危機に!!
そして、JJを救出するために立ち上がったメンバーの中にはあのプレンティスの顔が!!
JJの過去、そしてクルズと親密だった秘密が今回明らかに。
クリマイファンは絶対見逃せないぜ、このエピソード!
クリミナル・マインドシーズン9 第14話「200」のあらすじと感想です。
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JJの夫ウィルがヘンリーとともにBAUを訪れ、JJが行方不明になっていることを告げる。
ウィルは、「クルズなら何かしら知っている」と、ホッチナーに言う。
そして、クルズとJJが国務省時代に共に極秘任務についていたことをホッチナーは知る。
しかし、そのクルズとも連絡が取れない。
JJとクルズは、ともに何者かに拉致されたのだった。
2人の拉致の手がかりをつかむため、JJが昔使っていたオフィスを調べるロッシとブレイク。
そこで2人は、セーフティボックスの中から、「INTEGRITY(インテグリティ)」というコードネームのついた秘密書類を見つける。
また、米国家機密区分情報施設(SCIF)に潜入したリードとガルシアは、2010年当時アフガニスタンで任務につくJJが、ストラウスらと映っている写真を発見する。
極秘任務が、今回の拉致事件の原因と考えたホッチナーは、国防省へ赴き、ジャクソン次官と対面、「インテグリティ」の意味を聞き出す。
ジャクソン次官によると、インテグリティは、軍事作戦や、それにかかわるエージェントたちを保護するためのデータベースのこと。
データベースにアクセスするには、コードが必要だが、JJとクルズはそのコードを知っている。
さらに、2人が特殊任務についていた時、通訳として働いていたTivon Askari(デヴォン・アスカリ)が裏切り、今も地下に潜伏しているということだった。
犯人の狙いはデータベースにアクセスすることで、JJとクルズはコードを知っているために拉致された可能性が高くなった。
さらなる捜査を進めようとするホッチナーたちだったが、ジャクソン次官はBAUが捜査に関わることを許さず、ホッチナーたちは捜査に関わる情報のアクセスを一切禁止されてしまう。
八方塞がりになってしまったホッチナーは、ロンドンのインターポールにいるかつてのメンバーエミリー・プレンティスに連絡を取るのだった…
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今回は国家やインターポールのエミリーを巻き込んだ、壮大なシナリオ展開でしたよね!
1時間だとあっという間すぎて、せっかくエミリーが出てるんだからもっとエミリーの活躍見たかった~!なんて欲が出てしまいました^^;
1時間じゃなくて2時間スペシャルでも良かった気がします。
このエピソードでやっと、クルズとJJがコソコソしていた理由がはっきりして、すっきりしましたね。
エピソードでは、2010年当時の回想シーンも出てきましたが、JJとクルズはそこで知り合ったのでした。
過去の回想シーンが出てきましたが、JJがBAUを去っている間に、こんな任務についていて、こんな危険な目にあっていたのかということにびっくりでしたよね。
そして、クルズと共に拉致されてしまうのですが、JJ救出に大きく貢献したのがエミリー。
お~、エミリー。その姿見れただけでもうれしい(感涙)
それにしても黒幕のヘイスティングス、本当にイラッとする犯人でしたね!
回顧シーン時代から、なんかいけ好かないやつと思ってましたが、黒幕だとわかったときは、「やっぱり」と同時に、「おまえ~」という怒りがこみ上げてきましたね~。
JJは、ヘイスティングスが黒幕だと拉致されてるときに気が付きますが、よっぽど怒りがこみ上げていたのでしょう。
あれだけ傷つけられても、最後ヘイスティングスを追っかけてケリを入れまくった時は、JJの火事場のクソ力を感じましたよ。
ヘイスティングスを仕留めたのは、JJだからなおさら、すっきりしましたね♪
そして、最後の最後。
エミリーとBAUメンバーたちが、バーで集まって和やかに会話するシーン。
ここ、最高に好きです。
BAUメンバーの笑顔や、JJとウィルのアツアツぶりとか。
JJが無事に戻ってきてホッとしたのか、なおさらいいな~、と感じたのかもしれません。
あ~、このシーンがあって本当に嬉しい!
こんなふうに、JJとクルズの過去が明らかになったり、懐かしい人が登場したり、犯人の黒幕が誰なのかなかなかわからなかったり、そして、JJやクルズはどうなるのか先が読めずにドキドキしたり、200話を飾るにふさわしいエピソードだったと思いました♪
2010年、JJは女性捕虜の尋問を担当するためアフガニスタンに送られました。
その時、特殊任務についていたクルズとともに活動に当たることになったJJ。
赴任地で妊娠していることを知り、クルズと共に喜びを分かち合いますが(もちろん、お相手はクルズではありません)、基地を抜け出そうとしたときに銃撃戦に巻き込まれ、この時流産してしまいます。
JJが特殊任務に就いていたということだけでもびっくりですが、流産という哀しい経験もしていたのでした。
女性捕虜を死なせてしまったこともあり、JJにとってアフガニスタンでの仕事は、精神的にも肉体的にも過酷だったことが容易に想像できますね。
アクションシーンが多かったJJ、今回は本当にお疲れ様でした。
今回はJJが拉致され、絶体絶命の危機に!
拷問を受けるシーンとかなんか見ていて切なくなりました。
過去にもBAUメンバーの何人かは生死をさまようエピソードがありましたが、毎回気が気じゃなくなりますよね^^;
JJは助かるだろう、という気持ちがある反面、「本当に大丈夫かな」と、JJが救出されるまで落ち着きませんでした。
エミリーが今回のエピソードに登場するのは見る前からわかってたのですが、いつ登場するのか気になって仕方なかったです。
そして登場した時は思わずじ~んと来てしまいました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
あいかわらずかっこいい!
エミリーには、「エミリーだったらなんとかしてくれる」という頼りがいがありますよね。
未だに戻ってきて欲しいと根強いラブコールのあるエミリーですが、わかる気がします。
帰ってきてほしいな、やっぱり。
「200」には、エミリーが登場するということだけは知っていましたが、実際に見ると、懐かしい人はエミリーだけじゃありませんでした!
○ストラウス
2010年、JJがアフガニスタンに送られたとき、ストラウスも同行していました。
ストラウスはシーズン8で命を落としてしまったのでもう観ることはないと思ってただけに、懐かしさを感じました。
○ケビン
ガルシアと別れてからはあまり登場することなかったケビンでしたが、ガルシアとスペンサーが発見した写真から人物を特定したのがケビンでした。
ケビン役のニコラス・ブレンドンが、問題を起こしたり、リハビリ施設に入所したりといったことを聞いていたので、もうクリマイに出演はないのかな、と心配していましたが、再び見ることができて良かったです^^
○アンダーソン
クルズに連絡してもつながらないと、伝えに来たのがアンダーソン捜査官でした♪
アンダーソン捜査官も単発的に登場しますし、ここぞ、というエピソードにも必ずといっていいほど登場しますよね。
でも、登場した時は「おお、アンダーソン捜査官、今回も出たね!」と、とっても嬉しくなりました。
○シャープCSU分析官
ウィルがBAUを訪れた時、ヘンリーも一緒だったのですが、そのヘンリーの子守をするようホッチが指示したのがジーナ・シャープ。
シーズン1「地獄からの挑戦状・前編」に初登場、その後たまにエピソードでちょこちょこっと登場しています。
ケビンのデートの相手というと記憶に残ってるかもしれませんね。
ちなみにジーナは、シーズン5「100」にも登場しています。
個人的な「懐かしい」ことなんですが、今回のエピソードでカギを握る「ブラックバード」。
ビートルズの「ブラックバード」かな、と思っていたのですがエピソードの最後に曲が流れたのでやっぱり!
と、懐かしくなりました。
昔ビートルズ聴いていた時期があったので^^
エンディングではビートルズのオリジナルではなく、サラ・ダーリングのカバーバージョンでしたが、オリジナルのしっとり感が伝わってきて良かったです。
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プレンティス: "Why would we look to the past in order to prepare for the future? Because there is no where else to look." — James Burke
(「未来に備えるため過去を振り返るのは、他に手がかりがないからだ」ジェームズ・バーク)
JJ: Nietzsche said, "When you look long into an abyss, the abyss looks into you."
「おまえが深淵を覗き込むとき、深淵もおまえを覗き返している」フリードリヒ・ニーチェ)
JJが引用したニーチェの格言、今回で3度めの引用です。
一番始めは「シアトルの絞殺魔」で、ギデオンが引用しました。
二番目は、「100」で。
ドラマの一番初めのエピソード、100話目、200話目と、節目のあるところで引用されていますね。
プロファイラーの元祖、ロバート・K・レスラーさんが、シリアルキラーたちに引きずり込まれないように、戒めの言葉としてこの格言を心に常に留めていましたが、プロファイリングとは切っても切れない存在だと思います。
サラ・ダーリン「ブラックバード」(Blackbird by Sarah Darling)
【ポールバージョンのブラックバード】